イカ釣りの時間帯を徹底解説!釣果アップのベストタイムは?

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こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

アオリイカをはじめとするイカ釣りを楽しむ上で、どの時間帯に狙えば釣れるのかという疑問は、多くのアングラーが抱く共通の悩みですよね。せっかくエギングで挑戦してみたのに、昼間は全く反応がなくてガッカリした経験がある方も多いのではないでしょうか。実はイカの釣果は時間帯や潮の動きに大きく左右されるものなのです。

この記事では、春や秋といったシーズンごとの最適なタイミング、堤防など釣れる場所に応じた時期の選び方を詳しく解説します。さらに、エギングで夜が有利とされる理由や、夜釣りに欠かせないライト、集魚灯の効果的な使い方、そしてイカが好きな光の色といった素朴な疑問にもお答えします。九州のような地域ごとの時期の違いにも触れながら、あなたのイカ釣りライフを成功に導くためのヒントをお届けします。

【この記事で分かること】

  • イカが最も釣れやすい具体的な時間帯のタイミング
  • 季節や場所、潮の動きによる釣れる時間の変化
  • 夜釣りを有利にするライトやエギの選び方のコツ
  • 釣果に直結するポイント選びの注意点

目次

イカ釣りの時間帯を知る!釣果を左右する基本

イカ釣りにおいて「時合(じあい)」を知ることは、ボウズを回避するための第一歩です。時間帯ごとのイカの行動パターンを理解することで、効率よくエギをキャストできるようになりますよ。ここではまず、最も基本となるマズメ時や季節による違いを深掘りしていきましょう。

アオリイカが釣れる時間帯の傾向

アオリイカが釣れるゴールデンタイムの解説図

アオリイカを狙う上で、私が最も釣果を期待できると感じているのは、間違いなく朝マズメと夕マズメです。これは1日のうちでイカの捕食活動が最も活発になる、いわば「ゴールデンタイム」と言えますね。釣果を上げている人の多くは、このマズメ時を逃さずに集中して竿を振っています。

その最大の理由は、太陽が昇る直前や沈む直後の光量が変化する時間帯に、イカのエサとなる小魚(ベイト)の活動が爆発的に活発になるためです。暗闇から少しずつ明るくなる、あるいはその逆の変化が起こる際、プランクトンの動きが変わり、それを求めてアジやイワシが集まってきます。ベイトが動けば、当然それを追うアオリイカの捕食スイッチも入り、普段は深場にいる個体もシャロー(浅場)へと移動してきます。この時、イカはかなり強気にエサを追うため、エギに対しても果敢にアタックしてくるようになります。

具体的なタイミングとしては、日の出・日没の前後30分から1時間程度が最も熱いです。空がうっすらと白み始めた瞬間や、夕焼けが消えかかる瞬間にアタリが集中することが多いですね。アオリイカは夜行性のイメージが強いですが、実は完全に真っ暗な深夜よりも、こうした「光のグラデーション」がある時間帯の方が視覚的なスイッチが入りやすいようです。この短いチャンスを最大限に活かすためには、マズメ時が来る前に現場に入り、仕掛けの準備を済ませておくことが鉄則かなと思います。私自身も、この1時間の集中力がその日の釣果の8割を決めると考えています。

また、マズメ時は人間の目には暗く見えても、水中ではイカの優れた視力が存分に発揮されます。イカ側からはエギがはっきりと見えている一方で、ベイトとなる小魚は目が眩んでいる状態に近いと言われており、イカにとっては「狩りがしやすい最高の条件」が整っているのです。このタイミングで、いかに効率よくポイントを回るかが、エギングの腕の見せ所ですね。

マズメ時を狙うメリット

  • イカの警戒心が極端に下がる:捕食に夢中なため、少々派手なアクションでも抱いてきます。
  • 移動が活発になる:深場から岸近くまで回遊してくるため、射程圏内にイカが入る確率が上がります。
  • カラー選択がしやすい:アピール力の高い「金テープ」や「オレンジ・ピンク系」が威力を発揮します。

春と秋で異なる狙い目の時間

エギングのメインシーズンである春と秋では、ターゲットとなるイカのサイズや性格が全く異なります。そのため、狙うべき時間帯の戦略も季節に合わせて調整する必要があります。それぞれの季節の攻略法を詳しく見ていきましょう。

春イカ:マズメ時と夜間がチャンス

春は産卵を控えた大型の「親イカ」がメインターゲットになります。2kgや3kgを超える大物は魅力的ですが、彼らは数えきれないほどの危険を乗り越えて成長してきた「海のベテラン」です。そのため、日中の明るい時間帯は非常に警戒心が強く、人影や不自然なエギの動きを極端に嫌い、深場や大きな岩の影にじっと潜んでいます。

春イカを仕留めるなら、警戒心が薄れる夜間、あるいは朝夕のマズメ時に絞るのが最も効率的です。特に深夜、潮が動いているタイミングで静かにエギを操作していると、突然「ドンッ」と大きな衝撃が走ることがあります。春は数こそ期待できませんが、この一撃を求めて粘る価値が十分にあります。私は春の場合、日中はポイントの下見に徹し、夕暮れからが本番というスタイルで挑むことが多いですね。また、産卵場所となる藻場がどこにあるかを明るいうちに把握しておくことも、夜間の攻略には欠かせません。

秋イカ:日中でも数釣りが期待できる

一方で、秋は春に生まれた「新子」と呼ばれる小型のイカが主役です。彼らはまだ若く、天敵こそ多いものの、とにかく好奇心が旺盛!エギを見たことがない個体も多いため、天候や潮の条件が良ければ、真っ昼間でも積極的にエギを追ってくれます。

秋のエギングは、サイトフィッシング(見えイカを狙う釣り)が楽しめるのも大きな特徴です。日中の明るい時間帯に、エギを追いかけてくる数匹のイカの群れを見ることができるので、初心者の方が「イカがどう反応するのか」を学ぶのにも最適ですね。秋はマズメ時を外してもチャンスが多いため、家族連れでの釣行や、のんびり日中に楽しみたい方には最高のシーズンだと思います。ただ、秋も深まってくるとイカも学習し、日中の難易度が上がっていくので、徐々にマズメや夜にシフトしていくのが賢い戦略です。

【季節別】狙い目時間帯と難易度比較
季節 主なターゲット ベストな時間帯 難易度 特徴
春(3月~6月) 大型親イカ(2kg~) 朝夕マズメ・夜間 高い 警戒心が強いが当たればデカイ。忍耐が必要。
秋(9月~11月) 小型新子(300g~) 日中・朝夕マズメ 低い 好奇心旺盛で日中でも数釣りが可能。練習に最適。

春は「忍耐と一撃のロマン」、秋は「手軽さと数釣りの練習」と、自分のレベルや目的に合わせてシーズンを選んでみてください。私はどちらも大好きですが、やっぱりデカイカの引きを知ってしまうと春の夜釣りがやめられませんね。

エギングで昼間釣れない理由とは?

日中のエギングで苦戦する理由のイメージ

「エギングは昼間だと釣れない」という声をよく聞きますが、これは半分正解で半分間違いです。正確には、「夜やマズメ時に比べて難易度が跳ね上がり、釣り方に工夫が必要になる」ということなんです。なぜ日中は難しいのか、その理由を深く掘り下げてみましょう。

イカは非常に視覚が発達している

アオリイカは「海の賢者」と呼ばれるほど、非常に優れた視力を持っています。彼らの目は単に形を見るだけでなく、偏光を感じ取ったり、わずかなコントラストの違いを認識したりする能力に長けています。日中の明るい水中では、PEラインの存在や、エギの不自然な沈み方、さらにはフックの輝きまでも見えている可能性があります。マズメ時なら勢いで抱いてくるイカも、日中はじっくりとエギを観察し、「これはエサじゃないな」と見切ってしまうことが多いんです。これが「エギを追ってくるけど抱かない」という現象の正体ですね。

外敵から身を守る防衛本能

日中はイカにとって恐ろしい天敵(青物や大型魚)も活発に活動しています。アオリイカは捕食者であると同時に、魚にとっては格好のエサでもあります。そのため、自分の姿がはっきり見える明るい時間帯は、できるだけ海藻のジャングル(藻場)の中や、テトラの奥、水深のあるボトム(底)付近でじっとしています。わざわざ目立つ場所に出てきてエサを追うリスクを避けているわけです。また、日光が直接当たる場所を避け、少しでも暗い「シェード」を好む傾向もあります。

日中を攻略するためのアプローチ

もし日中に釣果を出したいのであれば、人間の側も「隠れているイカにこちらから近づく」必要があります。マズメ時のように回遊してくるのを待つのではなく、地形の複雑な場所をタイトに攻める技術が求められます。ダートアクションでリアクション的にスイッチを入れたり、逆に極限までナチュラルに動かしたりと、夜とは全く異なるゲーム性が日中エギングの面白いところでもあります。

日中攻略の重要ポイント

日中に釣果を出したいなら、「シェード(影)」と「ボトム」を徹底的に攻めることが欠かせません。堤防の影、沈み根の脇、海藻の切れ目など、イカが隠れていそうな場所を正確に狙い撃つ技術が求められます。また、エギのカラーもアピールを抑えた「クリア系」や「ナチュラル系」を選ぶことで、イカの警戒心を和らげることができます。もし日中や雨の日に挑戦するなら、以下の記事で紹介しているような基本的な道具の特性を理解しておくことも大切ですよ。

(参考:雨の日エギングで爆釣は可能!釣果を上げる秘訣とカラー選びを解説

釣れる場所で変わる潮と時間

時間帯と同じくらい、あるいはそれ以上に釣果を左右するのが「潮の動き」です。どれほど良いマズメ時にポイントに入っても、潮がピタッと止まっていては釣果は期待できません。「潮が動く=水が動く」ことで酸素やプランクトンが運ばれ、生態系全体が活性化するからです。潮と時間の関係を制する者は、エギングを制すると言っても過言ではありません。

狙い目は「動き始め」と「潮の効き」

一般的に、満潮や干潮の前後で潮の流れが変わるタイミングが最大のチャンスです。特に「上げ三分(あげさんぶん)」や「下げ七分(さげななぶん)」と呼ばれる、潮がしっかりと動き出す時間帯は、ベイトの回遊も多くなりイカのやる気もMAXになります。このタイミングに、先ほど解説した「マズメ時」が重なる日があれば、それは「爆釣のサイン」です。潮が動くことでエギにも適度な抵抗(潮噛み)が加わり、より生命感のある動きを出しやすくなるというメリットもあります。

ポイントごとに異なる「効く潮」

面白いことに、場所によって「上げ潮が良い場所」と「下げ潮が良い場所」があります。例えば、外洋に面した堤防の先端などは、下げ潮で沖に流れる時に回遊待ちがしやすかったりします。逆に湾内の奥まったポイントは、満潮に向かって新しい海水(とベイト)が差し込んでくるタイミングでイカが入ってきたりします。これを把握するには、何度か同じポイントに通って、「今日はどの潮の時に当たったか」をメモしておくのが一番の近道ですね。潮の速さによってエギの沈下速度も変わるので、状況に合わせた重さの調整も重要です。

潮止まりの過ごし方

潮が止まっている時間は、イカも休止モードに入ることが多いので、この時間は休憩に充てるのも一つの手ですね。無理に投げ続けてプレッシャーを与えるより、次の動き出しに備えてノットを組み直したり、場所移動を検討したりする方が、トータルの釣果は伸びるかなと思います。

釣行前には必ず潮見表を確認しましょう。正確なデータを知るには、公的な情報を活用するのが一番安心です。(出典:気象庁『潮汐表』

九州で狙うべき時期と時間帯

九州エリアのイカ釣りシーズンの特徴

九州地方は対馬海流(黒潮の支流)の恩恵をダイレクトに受けるため、全国的に見てもアオリイカの魚影が非常に濃い、エギングの聖地とも呼べるエリアです。九州で釣るなら、本州とは少し異なる「時間と時期」の捉え方が必要になります。地域独自の特性を活かして、年中イカを追いかけましょう。

レッドモンスターの時期:2月〜5月

九州、特に南九州(鹿児島)や長崎の離島などで有名なのが、3kgや4kg、時には5kgにもなる超大型アオリイカ「レッドモンスター(アカイカ系アオリイカ)」です。これらは早ければ2月下旬頃から産卵のために接岸を開始します。この時期の時間帯選びは、とにかく「潮通しの良い場所でのマズメ狙い」が鉄則。水深のあるポイントを豪快に回遊してくるため、遠投してじっくりとボトムを叩く時間が重要になります。九州の春はとにかく早いので、他県のアングラーが冬眠している間に、すでにピークを迎えていることも珍しくありません。

夏場の夜釣りという選択肢

本州ではオフシーズン気味になる夏場ですが、九州では夏でも良型が釣れます。ただし、日中は水温が30度近くまで上がることもあるため、イカはかなり深い場所へ落ちてしまいます。そのため、夏場は「夜釣り」に分があります。日が沈んで少し水温が落ち着いたタイミングで、夜風に吹かれながら常夜灯周りを攻めるのは、夏の九州ならではの楽しみ方ですね。涼しい時間帯に集中して釣ることで、夏バテすることなくエギングを継続できます。

冬でも終わらないエギングシーズン

多くの地域で冬は完全にオフとなりますが、九州では海水温が15度以下になることが少ない(特に南部や西部の沿岸)ため、冬でも年中アオリイカを狙えます。冬場の狙い目は、数日間暖かい日が続き、冷え込みが緩んだ日の「夕マズメから夜間」です。冬の澄んだ水質ではイカの警戒心も高いですが、回遊してくる個体はどれも身が厚くて最高に美味しいですよ!九州に住んでいる、あるいは遠征に行くなら、この恵まれた環境を活かさない手はありません。


条件別!イカ釣りの時間帯と攻略のコツ

基本を押さえたところで、次はより踏み込んだ「条件別のテクニック」を解説します。堤防という馴染み深いフィールドから、夜の特殊な環境、そしてライトの活用まで、釣果を倍増させる鍵がここにあります。

堤防で釣れる時期と夜の狙い方

夜の堤防エギングのポイント解説

初心者からベテランまで多くのアングラーが集まる堤防は、アオリイカ釣りのもっともポピュラーなフィールドです。堤防で安定して釣るためには、時期選びと夜の「光」の活用法をマスターする必要があります。ライバルに差をつけるポイントを整理しましょう。

堤防のベストシーズンと地形

堤防で最もイカが寄りやすいのは、やはり春(4月~6月頃)と秋(9月~11月頃)です。春は産卵場所となる藻場が近くにある堤防が有利で、秋は港内の穏やかな場所に溜まった新子を狙うのが定番。特に堤防の「曲がり角」や「先端」は潮が複雑に動き、イカがベイトを追い込みやすい絶好のポイントになります。また、忘れがちなのが「堤防の足元」。基礎の石組み(ケーソン)の継ぎ目などにイカが潜んでいることが多いので、足元ギリギリまで丁寧にエギを操作するのが釣果アップの秘訣ですね。

夜の王道:常夜灯の明暗攻略

夜の堤防において、常夜灯はまさに「イカのレストラン」です。光に集まったプランクトンを追ってベイトが群れ、それを狙ってイカが集結します。ここで重要なのは、光が当たっている明るい場所を闇雲に投げるのではなく、光と影の境目である「明暗」をトレースするようにエギを動かすことです。イカは暗い側で獲物を待ち伏せし、明るい側にいるエサに向かって突進してきます。そのため、明るい場所から暗い場所へエギを逃がすようなアクションをすると、反射的に抱いてくる確率が非常に高まります。

スレた堤防での「裏技」

人気の堤防は常夜灯周りに人が集中し、イカもスレてしまいがちです。そんな時は、あえて常夜灯のない「真っ暗な堤防の付け根」などを狙ってみてください。意外と誰も打っていない場所に、警戒心の薄い大物が居着いていることがあります。また、深夜の静かな時間帯に、エギの着水音を極力抑えてアプローチするのも非常に有効なテクニックです。

堤防夜釣りのコツ

  • 人の少ない場所をあえて選ぶ:先行者が叩いた後のポイントは難しいです。自分だけの「隠れ明暗」を探しましょう。
  • 足元の墨跡をチェック:新しくて黒々とした墨跡がある場所は、現在進行形でイカが回っている証拠です。
  • ドラグ調整は慎重に:夜間はイカのサイズが分かりにくいため、ドラグを少し緩めにしておくと、不意の大物による高切れや身切れを防げます。

エギングは夜が有利になる理由

「エギングを本気でやるなら夜」と言われるほど、夜釣りには日中にはない圧倒的なメリットが存在します。私も大きなイカを狙うときは、決まって夜の海へと出かけます。昼間はあんなに渋かったポイントが、夜になると別世界のように釣れ出すことも珍しくありません。その理由は大きく分けて3つあります。

1. イカの警戒心が極限まで下がる

まず、アオリイカ自身の視力が高いゆえに、夜の暗闇は彼らにとっての「保護色」になります。日中なら見切ってしまうエギのカラーや、PEラインの水切り音、さらには釣り人の姿に対しても驚くほど無頓着になります。その結果、エギに対して大胆なアタックが増え、しっかりとした「アタリ」として手元に伝わりやすくなるんです。日中ならエギを触るだけの個体も、夜なら一気にガシッと抱きついてくれます。特に風がある日などは、ラインの動きでアタリを取るのが難しいため、手元にまで伝わる夜の強いアタリは大きな武器になります。

2. 大型が浅場まで差してくる

大きな親イカは非常に臆病。日中は安全な深海にいますが、夜になると「自分の姿が見えない」という安心感から、エサを求めて膝丈ほどのシャロー(浅場)まで入ってきます。岸から数メートルのところでキロオーバーが釣れるのも、夜釣りの醍醐味ですね。このため、遠投しなくても足元付近でヒットするチャンスが格段に増えます。足元の岩場などを丹念に探るだけで、思わぬ大物に出会えるのが夜のエギングの魅力です。

3. 感覚をフル活用した捕食活動

夜間のイカは視覚だけでなく、水流や振動を感知する感覚器官を敏感に使って獲物を探しています。イカには魚のような「側線」はありませんが、皮膚にある感覚受容器や、平衡胞(スタトシスト)によって周囲の水のわずかな変化を感じ取ることができます。そのため、夜は派手なアクションよりも「一定の速度でゆっくり引く」や「長いステイ(止める)」といった、水の動きを意識した誘いが効くようになります。日中の激しいシャクリに疲れたら、夜にじっくり腰を据えて、イカにエギを見つけさせる時間を長めに取るスタイルに切り替えてみるのも良いかもしれませんね。

夜釣りは日中よりも格段に危険が伴います。足場の確認が不十分だと転倒や落水の恐れがあるため、必ずライフジャケットを着用し、無理な体勢でのキャストは控えましょう。また、単独釣行は避け、家族に行き先を伝えておくなど、安全があってこその楽しい釣りであることを忘れないでくださいね。

夜釣りに必須のライトの選び方

夜のエギングを快適、かつ安全に楽しむために、ライト選びは非常に重要なポイントです。単に「明るければ良い」というわけではなく、用途に応じた賢い選び方を知っておきましょう。私が実際に現場で使ってみて感じた、ライト選びの基準は以下の通りです。

ヘッドライトは両手を空けるために必須

まず、手持ちの懐中電灯ではなく、必ず「ヘッドライト」を選んでください。エギングは繊細な糸の操作や、釣れたイカの取り込み、エギの交換など、両手を使う作業が非常に多いからです。光量としては、移動時に足元をしっかり照らせる200ルーメン以上あると安心ですね。最近はUSB充電式のモデルも多いので、予備のバッテリーを持参するか、モバイルバッテリーで充電できるものを選ぶのがコツです。

ここが重要なのですが、ライトには「白色光」と「赤色光」を切り替えられるタイプが理想的です。

  • 白色光:テトラの移動やノットの結び直しなど、安全と視認性が最優先の時に使います。
  • 赤色光赤色は水中への透過率が低く、イカや魚に警戒心を与えにくいとされています。エギの交換時に海面をチラッと照らしてしまっても、イカを散らさずに済むため、私はポイント付近では必ず赤色光を使うようにしています。

サブライトとしてのUVライト(蓄光器)

エギの中には「グロー(夜光)」加工がされているものが多くあります。これを効率よく発光させるには、スマホのライトよりも「UVライト(蓄光器)」があると便利です。数秒当てるだけでエギが強烈に光り、夜の海でのアピール力が倍増します。特に月明かりのない真っ暗な夜には、この蓄光作業が釣果を分けることも多いですよ。

ライトの種類 おすすめの用途 選ぶポイント
ヘッドライト メイン照明・安全確保 明るさ(ルーメン)と防水性、赤色モードの有無。
UV蓄光ライト 夜光エギの発光 コンパクトさ。数秒で光る強力なもの。
ランタン 荷物置き場の照明 安定性。足元をぼんやり照らす程度で十分。

🔦 夜釣りを安全・快適に楽しむための必須装備

夜釣りで一番のストレスは「手元が見えないこと」。細いラインの結束やルアー交換、そして何より足元の安全確保に、信頼できる明るさは欠かせません。僕も現場で愛用している、タフで高輝度なライトがこちら。

集魚灯の効果的な使い方と注意点

集魚灯を使ったイカ釣りのイメージ

集魚灯は、自分の立ち位置の周りに人工的な「時合」を作り出すことができる魔法のような道具です。特にベイトの回遊が少ない日には、集魚灯の有無で釣果に天と地ほどの差が出ることがあります。しかし、その強力さゆえにマナーやルールを守る必要があります。正しく使って、爆釣を体験しましょう。

集魚灯で「食物連鎖」をコントロールする

集魚灯を海に入れる(または海面を照らす)と、まずはプランクトンが光に集まってきます。次にそのプランクトンを食べに小魚(アジ、メバル、イワシなど)が集まり、最終的にそれらを狙ってアオリイカがやってくる、という仕組みです。コツは、「光の中心」を釣るのではなく、「光の端」を釣ること。イカは光の中心にいることは少なく、その外側の薄暗い場所に潜んでチャンスを伺っています。そこにエギを通すと、驚くほど簡単に抱いてくることがありますよ。また、一度集魚灯を点けたら、なるべく消さずに継続して照らし続けることも大切です。光が消えると、集まったベイトが散ってしまうからです。

周囲への配慮は絶対に忘れずに!

  • 使用前に一声かける:周りに人がいる場合は「集魚灯を使ってもいいですか?」と確認するのが大人のマナーです。
  • 漁業者の邪魔をしない:漁船が通る場所や、漁師さんの作業エリアでは絶対に使わないようにしましょう。
  • 禁止区域の確認:港によっては集魚灯の使用自体が禁止されている場所もあります。現地の看板などを必ず確認してくださいね。

ルール遵守のお願い

集魚灯の使用に関しては、各都道府県の漁業調整規則や港湾のルールで厳しく制限されている場合があります。例えば「光度の制限」や「水中使用の可否」などです。トラブルを避けるためにも、事前に各自治体の公式サイトや釣具店などでルールを確認し、正しく安全に使用しましょう。無許可の強力な投光器は、他の釣り人とトラブルになるだけでなく、法的な罰則の対象になることもあります。

イカが好きな光は何色ですか?

イカと光の色の関係についての解説

夜のエギングや集魚灯選びで一番気になるのが、「結局、イカは何色が好きなの?」という点ですよね。この疑問には、科学的なデータと現場の経験の両面からお答えします。色選びに根拠が持てると、釣果への自信も変わってきますよ。

イカは「色」ではなく「コントラスト」を見ている

最新の研究によれば、アオリイカは人間のように「赤」「青」といった色彩を識別する視細胞(錐体)を持っておらず、実は色盲であるという説が非常に有力です。つまり、彼らにとっての世界は「モノクロ」に近いんです。では、なぜカラー選びが重要なのか?それは、背景との「明暗の差(コントラスト)」や、光の「波長」によって水中での見え方が変わるからです。彼らにとって重要なのは、エサが「どれだけはっきりと浮き上がって見えるか」ということなのです。

最も反応が良いのは「青緑色」の光

イカが最も明るく感じ、高い感度で反応を示しやすいのは480〜490nm(ナノメートル)付近の波長と言われています。これは人間で言うところの「青色」から「青緑色」にあたります。海水中で最も減衰しにくく遠くまで届く光の波長がこれにあたるため、深場にいるイカにも届きやすいというわけですね。最近の集魚灯や「490グロー」といったエギのカラーに青緑系が多いのは、この科学的根拠に基づいています。効率よくイカを寄せたいなら、このカラーを基準にするのが間違いないでしょう。

光の色と波長による特徴
光の色 波長 イカからの見え方・特徴
青色・緑色 約480-500nm イカが最も感度高く捉える波長。水中を通りやすく、集魚効果が最も高いとされる。
白色 混合波長 非常に明るく、ベイトフィッシュを集める力が強い。初心者にも使いやすい万能色。
赤色 約650nm〜 水中ではすぐに消えてしまう波長。イカには暗く見え、警戒されにくいとされる。

(出典:国立研究開発法人 水産研究・教育機構『イカ釣りLED漁灯活用ガイド』

「色が見えないなら何でもいいの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。海の濁り具合や月明かりによって、その時々で「最もシルエットがはっきり見える色」が変わります。私は、迷ったらまずは青緑系、それでダメならシルエットが際立つ紫や黒系のエギを試すようにしています。最終的には「自分が信じて投げ続けられる色」が一番かもしれませんね。

最適なイカ釣りの時間帯を見つけよう

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!イカ釣りは、「時間」「潮」「光」の3つがパズルのように組み合わさった時に、最高の釣果をもたらしてくれます。最初は難しく感じるかもしれませんが、この記事の内容を意識してフィールドに通えば、きっと自分なりの「釣れるパターン」が見えてくるはずです。最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしましょう。

  • 朝夕のマズメ時は絶対正義! この1時間前後は何があっても集中して竿を振ってください。
  • 春は夜、秋は昼。 季節に応じたイカの性格(警戒心)を逆手に取ることが大切です。
  • 潮の動きに連動させる。 満潮・干潮の動き出しとマズメが重なる日は、仕事を休んででも行く価値があります。
  • 夜は「明暗」を釣る。 常夜灯の影の境目にこそ、大物が潜んでいることを忘れないでください。
  • 安全とマナーが第一。 ライトの使い分けや集魚灯の使用ルールを守って、気持ちよく釣りをしましょう。

イカ釣りは、釣る楽しさはもちろん、食べて美味しいという最高のご褒美が待っています。自分で釣り上げたイカの刺身は格別ですよ。皆さんがこの記事を参考に、立派なアオリイカをゲットできることを心から願っています!もし分からないことがあれば、またいつでも「釣りスタイル」に遊びに来てくださいね。あなたのイカ釣りライフが素晴らしいものになりますように!

それでは、安全に気をつけて、最高のエギングライフを楽しんでください!

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