こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。
黒井堤防で釣りがしたいと考えていても、禁止エリアの正確な範囲や理由、そしていつから開放されるのかといった情報が錯綜していて困っていませんか。かつての名釣り場だけに、第一突堤なら入れるのではないか、あるいはこっそり入ってもバレないのではないかと考える気持ちも分かります。しかし、現地の規制は皆さんが想像している以上に厳格であり、決して甘いものではありません。この記事では、現在の正確な状況とリスク、そしてリスクを冒さずとも釣果を楽しめる最高の釣り場について詳しくお話しします。
【この記事で分かること】
- 黒井突堤および周辺エリアが完全立入禁止である理由
- 侵入した場合の法的リスクと警察介入の可能性
- 冬の日本海特有の一発大波と水難事故の危険性
- 合法的に青物やマダイが狙える直江津港第3東防波堤の魅力
黒井堤防の釣り禁止理由と立入規制の現状

かつては「聖地」と呼ばれ、県内外から多くのアングラーが押し寄せた黒井ですが、現在は非常に厳しい管理下に置かれています。「昔は入れたから大丈夫だろう」「みんなが入っていた頃が懐かしい」という感覚で現地を訪れると、取り返しのつかないトラブルに巻き込まれる可能性があります。ここでは、なぜ黒井 堤防 釣り 禁止という措置が取られているのか、その背景にある行政の判断と、私たちが直面している現実について、私自身の見解も交えながら包み隠さず解説します。
黒井突堤はいつから開放されるのか
多くの釣り人が抱く「いつになったら黒井突堤で釣りができるのか?」という疑問に対し、結論から申し上げますと、黒井突堤が一般の釣り人に開放される予定は、現時点では一切ありません。また、将来的に開放される見込みも限りなくゼロに近いというのが、悲しいですが偽らざる現実です。
インターネット上の掲示板やSNSを見ていると、時折「今年は開放されるらしい」「時期が来れば入れる」といった噂を見かけることがあります。私自身も釣り人の一人として、そうした情報に一縷の望みを抱きたくなる気持ちは痛いほど分かります。かつてあそこで味わった青物の強烈な引きや、黒鯛の重厚な手応えは忘れられないものですからね。
しかし、こうした噂の多くは、近隣の「直江津港第3東防波堤」や新潟市の「西海岸突堤」といった、期間を決めて管理開放されている他の釣り場情報と混同されている可能性が極めて高いです。特に「新潟の突堤が開放された」というニュースの見出しだけを見て、「黒井も入れるんだ!」と早合点してしまうケースが後を絶ちません。
黒井新堤における立入禁止措置は、冬季の荒天による一時的な閉鎖や、工事に伴う期間的な規制ではありません。これは、港湾法および管理者である新潟県の判断に基づく、恒久的な行政処分としての「立入禁止」なのです。その背景には、国際的なテロ対策として強化されたSOLAS条約(海上人命安全条約)の影響や、港湾機能の保全という大きな目的があります。釣り人のマナー問題云々以前に、ここは国の物流を支える重要港湾の一部であり、不特定多数の人間がレジャー目的で立ち入ることを想定した設計にはなっていないのです。
したがって、「いつから」という問いへの答えは、「今後もずっと開放されない」というのが正解になります。「いつか入れるかも」という淡い期待を持って現地に向かっても、頑丈なフェンスと警告看板に直面し、時間を無駄にするだけになってしまいます。私たちはこの現実を直視し、次のステップへ進む必要があります。
注意:情報の混同に気を付けよう
Web検索で「新潟 突堤 開放」と調べると、新潟西海岸の記事がヒットすることがありますが、これは上越の黒井とは全く別の場所です。「春から秋まで開放」されているのは、近くにある有料の「直江津港第3東防波堤」や新潟市の「西海岸突堤」のことです。黒井突堤自体が開放されることは絶対にありませんので、間違って向かわないようにしましょう。
第一突堤や周辺エリアも完全立入禁止
「沖に突き出た長い黒井新堤がダメなのは分かった。でも、手前にある第一突堤や、その周辺に広がるテトラポッド帯なら、少しくらい竿を出しても大丈夫だろう」と考える方もいるかもしれません。実際、地図アプリで見ると足場が良さそうに見えますし、新堤ほど目立たない場所なら監視の目も届きにくいのではないか、と誘惑に駆られる気持ちも分かります。
しかし、これも大きな間違いであり、非常に危険な認識です。管理を行っている新潟県や上越地域振興局の指定により、黒井新堤(南埠頭)だけでなく、第一突堤から第四突堤に至る広範なエリアが全面的に立入禁止となっています。
具体的に言うと、釣り人が「第一突堤」と呼んでいる場所も、行政上の区分では明確に「港湾施設」であり、一般市民の立ち入りが制限されている区域に含まれます。これらの突堤は、あくまで港内の静穏度を保つため、つまり波を防いで船の荷役作業を安全に行うための土木構造物として建設されました。公園の護岸のように、人が散策したり釣りをしたりするための安全対策(転落防止柵の設置や、足元の平坦化など)は一切施されていません。
現地に行ってみれば分かりますが、各突堤の入り口には「関係者以外立入禁止」と書かれた看板が設置されており、物理的なバリケードやフェンスで封鎖されている箇所も多々あります。「ちょっとくらいなら」という軽い気持ちで近づくと、これらの警告を無視することになりますし、柵を乗り越えたり、隙間から侵入したりすれば、それは明確な不法侵入となります。
また、突堤の付け根にあるテトラポッド帯についても同様です。テトラポッドは消波ブロックであり、本来人が乗るためのものではありません。足場が不安定で滑りやすく、万が一転落しても自力で這い上がることは困難です。行政側も「突堤はダメだがテトラはOK」などという曖昧な線引きはしておらず、エリア全体を危険箇所として管理しています。「第一突堤なら…」という甘い期待は捨て、このエリア一帯が釣り禁止であると認識してください。
バレないという誤解と警察介入のリスク
検索キーワードやSNSのコメントを見ていると、「黒井 釣り バレない」「夜なら大丈夫」といった言葉が散見されます。もしかしたら、過去にこっそり入って釣りをしていた人の武勇伝を聞いたことがあるかもしれません。しかし、これは現代においては通用しない、非常に危険な思考です。
かつては「黙認」に近いグレーゾーンがあった時代も否定はしません。しかし、現在は状況が劇的に変化しています。その最大の要因は「監視の目」の多さです。今は誰もがスマートフォンを持ち、写真を撮ってすぐにSNSで拡散できる時代です。禁止エリアで釣りをしている姿を撮影され、「黒井でルール違反をしている釣り人がいる」と投稿されれば、それは瞬く間に広がり、警察や港湾管理者への通報に繋がります。
また、正規のルールを守って有料の管理釣り場を利用している善良な釣り人から見れば、禁止エリアに侵入して釣りをする行為は、釣り場全体のイメージを悪化させ、さらなる規制強化を招く「迷惑行為」でしかありません。そのため、釣り人同士による相互監視の目も厳しくなっており、侵入者を見つけ次第、即座に通報するというケースも増えています。
実際に、新潟県内の他の港湾施設(柏崎港など)では、悪質な侵入者が相次いだことを受け、警察によるパトロールが頻繁に行われるようになりました。黒井突堤においても、パトカーによる巡回や、海上保安庁の巡視船による海側からの監視が行われています。
「誰も見ていないから大丈夫」と思って柵を越えたとしても、実際には多くの目に見られています。もし警察官に現認されれば、厳重注意で済む保証はなく、検挙されるリスクが常に付きまといます。せっかくの休日、大好きな釣りを楽しみに来たはずなのに、パトカーのサイレンに怯えたり、周囲の視線を気にしながらコソコソと竿を出したりするのは、精神的にも全く楽しくないですよね。「バレなければいい」という発想は、今の釣り場環境ではあまりにもリスクが高すぎるのです。
侵入に対する罰則や社会的制裁の現実
「罰則がないなら、見つかっても怒られるだけで済むから入ってもいいのでは?」と考えるのは、あまりにもリスク管理ができていないと言わざるを得ません。確かに、現地の看板に「黒井突堤への侵入=罰金〇〇万円」と具体的な金額が明記されているわけではないかもしれません。しかし、だからといって法的な問題が存在しないわけではないのです。
まず、立入禁止の場所へ正当な理由なく侵入する行為は、法律に抵触する可能性が極めて高いです。
問われる可能性のある罪とその根拠
- 軽犯罪法違反:第一条三十二号には、「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入つた者」は、拘留又は科料に処すると定められています。立入禁止の看板や柵がある場所に侵入することは、これに該当する典型的な行為です。
「たかが軽犯罪法」と侮ってはいけません。警察に検挙されれば、取り調べを受け、調書を取られることになります。場合によっては身柄を拘束されることもあり得ますし、前科がつく可能性だってゼロではありません。
さらに怖いのは、法的な罰則以上に重い「社会的制裁」です。万が一、禁止区域内で釣りをしている最中に転落事故や水難事故を起こしてしまったらどうなるでしょうか。消防や海上保安庁に救助要請をすることになれば、その騒ぎは大きくなります。港湾業務を一時的にストップさせてしまった場合、船の運航遅延に対する多額の損害賠償を請求されるリスクもあります。
また、柏崎港での痛ましい事故(釣り人と救助に向かった消防隊員が波にさらわれた事例)以降、新潟県内では立入禁止区域への侵入に対する世間の風当たりが非常に強くなっています。事故がニュースになれば、「ルールを守らない釣り人が迷惑をかけた」として激しいバッシングを受けることになります。もしあなたが会社員であれば、勤務先にその事実が知れ渡り、懲戒処分や社会的信用の失墜に繋がるかもしれません。
「怒られるだけで済む」という甘い考えは捨ててください。その一歩の侵入が、あなたの人生を大きく狂わせる可能性があるのです。
転落事故や一発大波の危険性を知る

行政がここまで厳しく禁止する最大の理由、そして私が絶対に立ち入るべきではないと主張する最大の理由は、やはり「命の危険」があるからです。「自分は泳げるから大丈夫」「ライフジャケットを着ているから平気」と思っているなら、それは自然の脅威を甘く見すぎています。
特に冬の日本海は、私たちが想像する以上の牙を剥きます。新潟の海岸線は、大陸からの強い季節風をまともに受ける地形になっており、発生する波はエネルギーの塊です。ここで最も注意しなければならないのが、「一発大波(フリークウェーブ)」と呼ばれる現象です。
海面が一見穏やかに見えても、油断はできません。数百回、数千回に一度、周期の異なる複数の波が重なり合い、防波堤の高さを軽々と超える巨大な波が突然襲ってくることがあります。これが一発大波です。予兆なく突然現れるため、逃げる間もありません。
黒井突堤のような外洋に面した長い突堤は、この一発大波の直撃を受けるリスクが極めて高い場所です。もし真冬の冷たい海に引きずり込まれれば、低体温症であっという間に体の自由が利かなくなります。ライフジャケットを着ていても、複雑に組まれたテトラポッドの隙間に叩きつけられれば、骨折や意識喪失は免れませんし、最悪の場合、テトラの中に吸い込まれて二度と上がってこられなくなります。
海上保安庁の統計によれば、釣り中の事故の多くが海中転落によるものであり、その生存率は決して高くありません。特に立入禁止区域のような救助の手が届きにくい場所での事故は、致命的な結果を招きやすいのです。
データで見る事故の現実
海上保安庁の資料によると、マリンレジャーに伴う事故の中でも釣り中の事故は高い割合を占めており、海中転落時のライフジャケット非着用者の死亡率は、着用者に比べて格段に高くなっています。しかし、立入禁止区域のような危険な場所では、装備の有無にかかわらずリスクが跳ね上がります。
(出典:海上保安庁『令和5年 海難の現況と対策』)
「自分は大丈夫」という根拠のない過信が、最悪の結果を招く場所だということを、強く認識しておく必要があります。魚を釣ることは楽しいですが、命を賭けてまでやることではありません。
黒井堤防が釣り禁止でも楽しめる代替案
ここまで、黒井突堤の厳しい現実とリスクについてお話ししてきました。「じゃあ、もう上越でいい釣りはできないのか」とがっかりされた方もいるかもしれません。しかし、安心してください。黒井 堤防 釣り 禁止という状況下でも、上越エリアには安全に、しかも黒井以上に釣れる可能性がある素晴らしいフィールドが用意されています。
ここからは、リスクを冒して禁止区域に入るのではなく、私たちが堂々と胸を張って釣果を楽しめる「正解」の場所を紹介します。
直江津港第3東防波堤の圧倒的な釣果

黒井突堤の代わりとして、いや、設備や釣果の安定性を考えればそれ以上のポテンシャルを秘めているのが「直江津港第3東防波堤管理釣り場」です。地元のNPO法人ハッピーフィッシングが管理運営しているこの場所は、本来は立入禁止である外洋に面した防波堤を、厳格な安全管理の下で一般の釣り人に開放してくれている、全国的にも珍しい貴重な施設です。
ここの最大の魅力は、なんといっても沖堤防ならではの「水深」と「潮通しの良さ」にあります。全長数百メートルに及ぶ防波堤は、足元から水深が約15m前後もあり、通常のオカッパリ(岸釣り)では到底届かないような深場を攻めることができます。この深さと潮通しのおかげで、沿岸部には近づかない大型の回遊魚や、深場を好む良型の底物が射程圏内に入るのです。
実際にどのような魚が釣れているのか、具体的な実績を見てみましょう。
| ターゲット | サイズ・実績 | 魅力と攻略法 |
|---|---|---|
| アジ | 35cm~39cm | 尺アジ(30cm超)がコンスタントに釣れる数釣りパラダイスです。遠投カゴ釣りやサビキ釣りで狙いますが、回遊に当たればクーラーボックスが満タンになることも珍しくありません。 |
| マダイ | 30cm前後~大型 | カゴ釣りの人気ターゲット。30cm前後の美しい「桜鯛」サイズから、時には60cmを超える大物も飛び出します。外海側の深いタナを攻めるのがコツです。 |
| 青物 | 75cmクラスも | イナダ、ワラサ、ブリクラスに加え、サゴシやサワラも回遊します。メタルジグや泳がせ釣りで狙うアングラーが多く、その強烈な引きは病みつきになります。 |
| キジハタ | 45cm超 | 海底環境が豊かで、ランカークラスの根魚も潜んでいます。ワームや泳がせ釣りで、足元のスリットや沖の根周りを攻めると答えが返ってきます。 |
2025年10月の直近データを見ても、黒井突堤の全盛期を彷彿とさせる、あるいはそれ以上の釣果が連日記録されています。また、多くの釣り人が毎日コマセ(撒き餌)を撒いているため、魚が防波堤周辺に居着きやすく、回遊魚の足止め効果も高くなっています。初心者からベテランまで、誰でも大物を狙えるチャンスがある環境がここには整っています。
大潟港などの周辺無料釣り場の実態
「管理釣り場が良いのは分かったけど、できればお金のかからない無料の場所がいいな」と思って、黒井突堤のすぐ東隣にある大潟港を検討する方もいるかもしれません。しかし、大潟港についても現在は利用をおすすめできる状況ではありません。
大潟港は漁業基地としての性格が強く、漁師さんたちが作業を行うための場所です。近年、釣り人の増加に伴い、漁網を干している場所への無断駐車や、ゴミの放置、作業の妨害といったトラブルが深刻化しています。その結果、一般の釣り目的での立ち入りや車両の乗り入れを控えるよう、上越市や漁協から強くアナウンスされています。
現地に行くと、多くの場所に「関係者以外立入禁止」の看板やロープが張られており、気持ちよく釣りができる雰囲気ではありません。無理に入れば、地元の方とトラブルになる可能性も高いでしょう。
また、直江津周辺にはサーフ(砂浜)や一部の護岸など、無料で釣りができるエリアも存在します。しかし、やはり水深の浅さや潮通しの面では、沖に突き出た防波堤には敵いません。特に青物やマダイといった回遊魚を狙う場合、陸からの距離と水深は釣果に直結する重要なファクターです。
管理釣り場の利用料(大人1,500円)を一見高いと感じるかもしれませんが、トイレや自販機が完備され、監視員がいて安全が確保され、何より圧倒的に魚が釣れる環境が手に入ると考えれば、「釣果」と「安全」をお金で買う投資としては決して高くはないと私は思います。
冬季閉鎖期間と2025年の営業予定
直江津港第3東防波堤を利用する上で、絶対に押さえておかなければならないのが「営業期間」です。黒井突堤が危険であるのと同じ理由で、ここも冬の間は完全に閉鎖されます。「年中無休の釣り堀」とは違うという点を理解しておく必要があります。
2025年の営業スケジュール(予定)
- 開放期間:3月1日頃 ~ 10月31日(金)
- 冬季閉鎖:11月1日(土) ~ 翌年2月末
具体的には、例年10月31日をもってその年の営業を終了し、翌年の3月まで長い冬休みに入ります。つまり、11月から3月までの期間は、上越エリアにおいて沖堤防での釣りは物理的にも法的にも不可能になるということです。
多くの釣り人が「冬こそ脂の乗った寒ブリを釣りたい」「カレイを狙いたい」と考えますが、冬の日本海の防波堤は、波が洗う極寒の危険地帯へと変貌します。管理運営しているハッピーフィッシングも、利用者の安全を第一に考えてこの期間を設定しています。
この期間に釣りをしたい場合は、陸からのアプローチは諦めて船釣り(遊漁船)を利用するか、あるいは温排水の影響で水温が安定している他の地域の釣り場へ遠征するなど、別の手段を検討する必要があります。自然のサイクルには勝てませんので、この「冬季閉鎖ルール」はしっかり頭に入れて、釣行計画を立てましょう。
新設されたアンダーキャストエリアとは

ここで一つ、2025年の明るいニュースをお伝えします。直江津港第3東防波堤では、年々高まる人気による混雑を緩和するため、新たに「アンダーキャストエリア」という区域が試験的に開放されました。
これは、従来は開放エリアに含まれていなかった、防波堤の内海側手前100mほどのスペースです。これまで「定員オーバーで入れなかった」という釣り人が続出したことを受け、少しでも多くの人を受け入れられるようにと施設側が用意してくれたものです。
「アンダーキャスト」という名前の通り、頭上や後方に障害物(橋脚など)があるため、オーバーヘッドキャスト(振りかぶって投げること)が禁止されているなど、独自のルールが設けられています。しかし、足元でのサビキ釣りや、アンダースローでのチョイ投げなら十分に楽しめますし、内海側でもアジやクロダイの魚影は濃いため、ファミリーや初心者の方にとってはむしろ快適に釣りができる穴場スポットになるかもしれません。
黒井突堤難民の受け皿として、施設側も色々な工夫をしてくれています。ちなみに、入場システムも以前のWEB予約制から「当日の並び順」へと変更されています(2025年現在)。ハイシーズンの週末や連休には、深夜や早朝からゲート前に長い車列ができることも珍しくありません。確実に釣り座を確保したい場合は、前夜からの待機も含めた計画的な釣行をおすすめします。
黒井堤防の釣り禁止を守り安全な釣行を
長くなりましたが、最後に改めてお伝えしたいのは、黒井堤防の釣り禁止というルールは、決して釣り人をいじめるためのものではなく、私たちの命を守るためのものだということです。
かつてのような自由な釣りができないのは、私としても本当に寂しいですし、残念でなりません。しかし、だからといって無理をして禁止エリアに侵入し、事故に遭ったり、法的なリスクを負ったりしては元も子もありません。私たち一人ひとりの釣り人がルールを守る姿勢を見せることが、地域社会との信頼関係を築き、将来的な釣り場の存続にも繋がります。
幸いなことに、上越には「直江津港第3東防波堤」という、黒井のポテンシャルを受け継ぐ素晴らしい管理釣り場があります。ここでは、ライフジャケットを着用し、ルールを守る仲間たちと共に、堂々と竿を出すことができます。尺アジの小気味よい引きや、大型青物の暴力的な突っ込みを、心からの安心感の中で楽しむことこそが、賢い釣り人のスタイルだと私は思います。
ぜひ、次の休日はハッピーフィッシングで、安全かつエキサイティングな釣りを体験してみてください。きっと「来てよかった」と思える釣果と感動が待っているはずです。

