相模湖ワカサギ釣れない時の攻略法!時期やエサと仕掛けの極意

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こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

相模湖でのワカサギ釣り、楽しみにしていたのに全然釣れないと本当に落ち込みますよね。「魚探には真っ赤な反応があるのに、なぜか食わない」「周りのベテランは釣れているのに、自分だけアタリすらない」といった経験、私にも痛いほどよくわかります。私も初心者の頃は、相模湖の洗礼を受けて何度もボウズ(釣果ゼロ)で帰った苦い記憶があります。

実は、相模湖は都心から近くてアクセスが良い反面、関東のメジャーフィールドの中でも少し癖のある「テクニカルな湖」なんです。単に糸を垂らせば釣れるというわけではなく、その日の環境や時期、そして時間帯に合わせた適切な対策をしないと、厳しい結果になることが多いのが現実です。特に、秋から冬にかけて発生する「ターンオーバー」や、雨後の「濁り」が入った時の攻略法を知っているかどうかで、釣果には天と地ほどの差が出ます。

【この記事で分かること】

  • 相模湖特有の釣れない原因であるターンオーバーや環境変化について深く理解できる
  • 時期やエリアごとの特徴を知り、無駄なボウズを回避する賢い場所選びがわかる
  • 渋い状況を打破するための特効エサ「赤虫」の使い方や、仕掛けの微調整法を学べる
  • 具体的な誘いのリズムや精密なタナ合わせのコツをつかみ、貴重な1匹を確実に釣る技術が身につく
目次

相模湖でワカサギが釣れない原因を解明

相模湖はブラックバスの聖地としても有名ですが、ワカサギ釣りにおいては「一筋縄ではいかない湖」と言われることもあります。「なぜ魚がいるはずなのに口を使わないのか?」その疑問を解消するために、まずは根本的な原因を環境変化、季節進行、そして地理的な特性の面から徹底的に掘り下げてみましょう。敵を知らなければ、攻略の糸口は見えてきません。

ターンオーバーで釣れない時の特徴

秋(10月頃)から初冬にかけて、多くの釣り人が頭を抱え、「相模湖 ワカサギ 釣れない」と検索する最大の要因が「ターンオーバー(全循環)」という現象です。これは、ワカサギ釣りにおいて最も厄介な自然現象の一つと言っても過言ではありません。

ターンオーバーのメカニズムと影響

通常、夏の湖は、太陽に温められた軽い水が表層に、冷たく重い水が深層にある状態で安定しています(成層)。しかし、秋になり気温が下がると、表層の水が冷却されて重くなり、湖底へと沈んでいきます。これによって、湖底に溜まっていた酸素の少ない水や、泥、腐敗した有機物などが巻き上げられ、湖全体の水がかき混ぜられてしまうのです。

こうなると、水中の酸素濃度が一気に低下し、硫化水素などの悪い物質が蔓延します。人間で言えば、急に空気が薄く、埃っぽい部屋に閉じ込められたようなものです。当然、酸素を多く必要とするワカサギは食欲を完全に失い、活動を停止してしまいます。これが「魚探に反応があるのに全く口を使わない」現象の正体です。

現場で見極める!ターンオーバーのサイン

釣り場で以下のサインが見られたら、ターンオーバーが発生している可能性が高いです。

  • ボートのオールで水を漕いだ時に、泡がなかなか消えずに残る。
  • 水の色がドス黒い、または赤茶色っぽく濁っている。
  • 水面からドブのような、あるいは生臭い異臭が漂ってくる。
  • 魚探の映像が全体的にノイズっぽく、魚の反応が中層にぼんやりと浮いている。

この時期は、魚も苦しくてエサを追う体力がないため、派手な誘いや大きなエサは逆効果になります。「今は我慢の時」と割り切り、酸素濃度が比較的安定している浅場へ移動するか、リアクション(反射)狙いの釣りに切り替える判断が必要です。

釣果ゼロを避ける時期ごとの傾向

相模湖で「全く釣れない」という最悪の状況に陥りやすいのは、実は「時期選び」の時点で既に勝負がついているケースが多いかもしれません。私の長年の経験や、各ボート屋さんの過去データを分析すると、特に注意が必要な「魔の期間」が存在します。

9月〜10月初期:高水温と台風の試練

シーズン開幕直後の9月や10月は、まだ水温が高く、ワカサギが深場に落ちきっていません。表層から中層(5m〜10mライン)を広く泳ぎ回っているため、群れがまとまらず、タナ(魚のいる層)が絞りきれない「タナボケ」の状態になりやすいのです。

さらに、台風シーズンと重なるため、増水や激しい濁りが入ることが多く、コンディションが安定しません。初心者がこの時期に行くと、群れを見つけることさえできずに終わるリスクがあります。

3月後半〜4月:産卵期の沈黙

ここが最大の落とし穴です。「春だし暖かくなってきたから釣れるだろう」と思うのは大間違いです。3月後半から4月にかけて、ワカサギは産卵のために浅瀬の砂礫底や、流入河川(秋山川など)へ遡上します。

つまり、普段ボートで狙っている深場のポイントから、ワカサギがごっそりといなくなってしまうのです。この時期に水深15m以上の場所で粘っていても、そもそも魚がいないので釣れるわけがありません。産卵モードに入った個体はエサをほとんど食べなくなるため、この時期の釣りは極めて難易度が高く、ボウズ覚悟の釣行となります。

狙い目のベストシーズンは?
安定して数釣りを狙うなら、水温が下がりきって群れが深場で固まる11月下旬から2月いっぱいがベストシーズンです。この時期なら、群れさえ見つければ3桁釣果も夢ではありません。

柴田ボートで数が伸びない理由

相模湖の本湖エリアに位置する「柴田ボート」周辺は、水深が深く(20m以上)、12cm〜15cmクラスの大型「メガサギ(デカサギ)」が狙えることで非常に人気があります。しかし、数釣りの観点から見ると、初心者が苦戦しやすい要素が詰まっているエリアでもあります。

深場特有の「手返しの悪さ」

水深20mから仕掛けを巻き上げ、エサを付け替え、再び落とす。この一連の動作にはかなりの時間がかかります。浅場(5m〜8m)なら1分で終わるサイクルが、深場では倍以上の時間がかかるため、どうしても物理的に釣れる総数が伸びにくくなります。電動リールが必須レベルであり、手巻きリールで挑むと疲労困憊して集中力が切れてしまいます。

風と波の影響をモロに受ける

本湖は湖面が広く、風を遮る地形が少ないため、少し風が吹くだけでボートが大きく揺れます。ワカサギの繊細なアタリ(穂先が数ミリ動く程度)は、ボートの揺れにかき消されてしまい、目視確認が非常に困難になります。「アタリが分からないままエサだけ取られている」という状況が頻発し、結果として釣れないまま時間が過ぎていくのです。

ブラックバスの「横取り」に注意!

柴田ボート周辺の深場では、釣れたワカサギを巻き上げている最中に、大型のブラックバスが食いついてくることが多発します。「ガツン!」という衝撃とともに、仕掛けごと持っていかれるのは日常茶飯事です。
これを恐れて巻き上げ速度を緩めたり、やり取りが雑になったりすると、今度はワカサギの口が切れてバレてしまいます。「バスに取られるか、口切れするか」のジレンマの中で、冷静に一定速度で巻き上げる技術が求められます。

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天狗岩のポイント選びと外道対策

上流エリアにある「天狗岩ボート」周辺は、比較的浅く(5m〜12m)、ドーム船などの設備も整っているため、ファミリーや初心者にも人気です。しかし、ここには本湖とは全く異なる「釣れない理由」が存在します。

外道地獄を回避せよ

上流部の浅場や流れ込み周辺は、魚の活性が高い反面、ワカサギ以外の魚(外道)も非常に元気です。特にニゴイ、ウグイ(ハヤ)、モロコ、オイカワなどが群れをなしており、これらがワカサギよりも先にエサに食いついてしまいます。

外道が掛かると、仕掛けをぐちゃぐちゃに絡まされたり、暴れて場のワカサギを散らしてしまったりと、散々な目に遭います。「仕掛けを落とせばすぐに何かが掛かるが、本命のワカサギが全く釣れない」という、いわゆる「外道地獄」に陥ると、精神的にも削られてしまいます。

ポイント選びの難しさ

天狗岩エリアは、相模川(桂川)からの流入水の影響を強く受けます。そのため、日によって「水が良い場所」と「水が悪い場所」がコロコロ変わります。昨日釣れていたポイントが、今日は冷たい雪解け水が入って沈黙している、なんてこともザラです。ボート屋さんの直近情報をしっかりと聞き、その日の当たりポイントへ的確に入ることが重要です。

雨による濁りが活性に与える影響

釣り一般の常識として「雨の後は濁りが入って警戒心が薄れ、よく釣れる」と言われることがあります。しかし、相模湖のワカサギ釣りにおいて、この常識は必ずしも当てはまりません。

「良い濁り」と「悪い濁り」

薄い「ササ濁り」程度であれば、確かにワカサギの警戒心を解き、プラスに働くことがあります。しかし、台風や大雨の後の「カフェオレ色」のような激しい泥濁りは、完全にマイナス要因です。

ワカサギはエラで呼吸をしていますが、細かい泥の粒子が水中に充満すると、エラに泥が付着して呼吸が困難になります。また、視界が遮られることでエサを見つけられなくなり、摂餌行動を完全に停止します。

さらに、上流部では増水によって強い流れ(カレント)が発生します。こうなると、軽いオモリ(1g〜3g)では底が取れなくなり、仕掛けが斜めに流されてしまいます。自分では底を釣っているつもりでも、実際には仕掛けが浮き上がってしまい、魚のいない層を釣っているという「タナボケ」状態を引き起こします。雨後の増水時は、普段よりも重いオモリを用意しておくことが必須です。

相模湖のワカサギが釣れない時の対策

原因が詳細にわかったところで、ここからは具体的な「対策編」に入ります。「今日は魚探の反応も薄いし、食いも渋いな…」と感じた時に、私が現場で実践している奥の手や調整方法を紹介します。これを知っているだけで、ボウズ(0匹)を回避し、何とかお土産を確保できる可能性がグッと高まります。

赤虫エサへの変更で釣果を変える

もしあなたが「白サシ」や「紅サシ」しか持っていっていないのなら、相模湖で釣れない時に打つ手は限られてしまいます。私が相模湖に行く際、絶対に忘れてはならないと肝に銘じているのが「赤虫(アカムシ)」の持参です。

なぜ相模湖では赤虫が最強なのか?

相模湖の湖底は泥質が多く、そこには「ユスリカの幼虫」が大量に生息しています。これこそが、相模湖のワカサギにとっての主食(メインベイト)なのです。赤虫はこのユスリカの幼虫そのものであり、魚にとっては普段食べているご飯そのものです。

サシは肉厚でボリュームがあり、高活性時にはアピール力抜群ですが、食い渋っている時の神経質なワカサギは、その大きさを嫌がって吐き出してしまいます。一方、赤虫はシルエットが極めて細く小さいため、警戒心の強い魚も違和感なく吸い込むことができるのです。

赤虫の効果的な使い方

赤虫は小さくてヌルヌルしており、針に付けるのが非常に面倒ですが、その手間をかける価値は十分にあります。

  • 大根切り(カット): 1匹をそのまま付けるのではなく、ハサミで半分にカットして体液を出します。この匂いが強烈な集魚効果を生みます。
  • こまめな交換: 赤虫は皮が薄く、すぐに体液が抜けて白っぽくなります。白くなったら味も匂いもしないので、面倒でもすぐに新しいエサに交換してください。

「周りは釣れていないのに、赤虫を使っている自分だけ入れ食いになった」という経験は一度や二度ではありません。釣れない時こその切り札として、必ず用意してください。

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仕掛けのハリスを長くする効果

市販のワカサギ仕掛けの多くは、ハリス(針がついている糸)の長さが2cm〜2.5cm程度で作られています。これはアタリが出やすく、手返しが良い標準的な長さですが、食い渋りの相模湖ではこれがアダになることがあります。

「ロングハリス」が効く理由

活性が低いワカサギは、エサが不自然に動くことを極端に嫌います。ハリスが短いと、幹糸の動きがダイレクトにエサに伝わってしまい、動きが硬くなってしまいます。

そこで有効なのが、ハリスを3.5cm〜5cm、時には7cm程度まで長くすることです。ハリスが長いと、水流を受けてエサがフワフワと自然に漂うようになります(ナチュラルドリフト)。まるで水中を漂うプランクトンのような動きを演出できるため、スレた魚も思わず口を使ってしまうのです。

状況・活性 推奨ハリス長 狙い・メリット
高活性(入れ食い) 1.5cm〜2.0cm 手返し重視。アタリが手元に明確に出る。
通常時 2.5cm〜3.0cm バランス型。市販仕掛けはこの長さが多い。
低活性(釣れない時) 3.5cm〜5.0cm 自然な漂い重視。違和感を与えず吸い込ませる。

市販品でも「ロングハリス」「フカセ」と銘打たれた商品が売られていますが、種類は少ないです。私は自作することが多いですが、もし見つからない場合は、ナイロン0.2号程度の糸を使って自分で針を結び、長めのハリスを作ることに挑戦してみてください。それだけで釣果が変わります。

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針のサイズとオモリ選定の重要性

「アタリはあるのに、合わせても乗らない(針掛かりしない)」という現象に悩まされたら、それは針とオモリのバランスが合っていない証拠です。

針のサイズを極限まで下げる

標準的な針のサイズは1.5号〜2号ですが、今の相模湖のワカサギ、特にプレッシャーのかかった魚には大きすぎることがあります。私は食い渋り対策として、1号、あるいは0.5号という極小針を愛用しています。

また、針の形状も重要です。袖(そで)型は掛かりが良いですが、吸い込みやすさを優先するなら懐の狭い「狐(きつね)型」が有利です。小さな口でもスポッと入りやすい形状を選ぶことが、フッキング率向上の鍵です。

オモリの重さで「違和感」を消す

オモリは「底が取れる範囲で一番軽いもの」を使うのが基本です。重すぎるオモリは、魚がエサを吸い込んだ瞬間に強い抵抗感を与え、すぐに吐き出させてしまいます。
例えば、水深10mなら3g〜4g、20mなら5g〜6gを目安にしつつ、風や流れがなければさらに軽くすることを検討します。タングステン素材のオモリなら、体積が小さく水切れが良いので、感度を落とさずに軽くできるためおすすめです。

ドーム船での誘いとタナ合わせ

ドーム船や桟橋で釣る場合、快適な環境に甘えて漫然と釣ってしまいがちですが、ここでもテクニックの差は如実に出ます。特に重要なのが「タナ(泳層)の精密な調整」と「誘いのリズム」です。

魚探を信じて「10cm単位」で合わせる

相模湖のワカサギは、底ベッタリに張り付いていることもあれば、底から20cm〜50cm浮いていることもあります。魚探を見て、群れがどの層にいるかを正確に把握してください。

もし底から少し浮いているなら、オモリを底につけたままにするのではなく、リールを少し巻いて、エサの位置を魚の目の前に持っていきます。「底から15cm切る」といった微調整が、釣果を分けます。

「動かす」ことより「止める」こと

誘い方の基本は、オモリで湖底をトントンと叩いて泥煙を上げ、魚の注意を引く「底叩き」です。しかし、もっと重要なのはその後の動作です。

初心者の多くは、絶えず竿を動かし続けてしまいますが、それでは魚がエサを食うタイミングがありません。誘った後は、必ず3秒〜5秒、時には10秒ほどピタッと静止(ポーズ)させてください。ワカサギがエサに食いつくのは、ほとんどがこの「止まっている瞬間」です。 「見せて、寄せて、止めて、食わせる」。このイメージを持って釣りを組み立てましょう。

リアクションでスイッチを入れる

どうしても食わない時は、竿を頭上まで大きく跳ね上げ、ゆっくりとフォールさせる(落とす)「リアクション釣法」を試してください。上から落ちてくるエサに対して、反射的に口を使ってしまう本能を利用するのです。静と動のメリハリをつけることが、渋い相模湖攻略のコツです。

相模湖でワカサギが釣れない悩み解消

相模湖は決して簡単なフィールドではありません。水深、地形、流れ、そして人的プレッシャーなど、様々な要因が絡み合って「釣れない」状況を作り出しています。しかし、逆に言えば、それらの要因を一つひとつ紐解き、適切な対策を打てば、必ず答えは返ってきます。

「今日は釣れない日だ」と諦める前に、以下のチェックリストを確認してみてください。

  • エサは赤虫に変えましたか?新鮮なものにこまめに交換していますか?
  • ハリスの長さは十分ですか?食い渋り用のロングハリスを試しましたか?
  • 針のサイズは大きすぎませんか?0.5号〜1号に落としてみましたか?
  • 誘った後、しっかりと「止める」時間を作っていますか?
  • タナは合っていますか?底から少し浮いている魚を見逃していませんか?

これらの小さな工夫の積み重ねが、周りが沈黙する中であなただけにアタリをもたらす鍵となります。相模湖という奥深いフィールドで、ぜひ自分なりの攻略法を見つけ出し、価値ある1匹を手にしてください。次回の釣行が最高の結果になることを願っています!

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