堤防ヤリイ カ釣りの完全ガイド!釣り方と仕掛け、時期を解説

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こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

冬から春にかけての堤防釣りといえば、ヤリイカを思い浮かべる方も多いんじゃないでしょうか。アオリイカとはまた違った魅力があって、私も大好きなターゲットの一つです。でも、「ヤリイカの釣り方を堤防から狙いたいけど、いまいちコツが掴めない…」と感じているかもしれません。

確かに、ヤリイカ釣りは最適な時期や釣れる場所の選定が重要ですし、時間帯(時合)もかなりシビアな印象がありますよね。それに、エギングと浮き釣り(テーラー仕掛け)のどちらが良いのか、必要な道具や餌は何を揃えればいいのか、タナはどれくらいに設定するのか…と、迷うポイントが多いのも事実です。

この記事では、そんなヤリイカの堤防釣りの疑問をスッキリ解決できるよう、私が意識している基礎知識から具体的な釣り方まで、まとめてご紹介します。特に常夜灯周りの攻め方や、繊細なアタリの取り方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 堤防ヤリイカ釣りのベストシーズンと場所選びのコツ
  • 釣果を伸ばす時合(時間帯)と潮回りの見極め方
  • エギングと浮き釣りのメリット・デメリットと使い分け
  • 各釣法(浮き釣り・エギング)の詳しい仕掛けと釣り方
目次

ヤリイカの釣り方、堤防攻略の基礎

まずは、ヤリイカを堤防から狙う上で「これだけは押さえておきたい!」という基礎知識を見ていきましょう。ヤリイカはアオリイカなどと比べて遊泳力が高く、群れで回遊する性質が強いイカです。彼らの生態や行動パターンを理解することが、釣果への一番の近道かなと思います。

堤防ヤリイカ釣りの最適な時期

ヤリイカが堤防から狙いやすくなるのは、彼らが産卵のために大挙して岸に寄ってくる冬から春にかけてです。この接岸のタイミングを逃さないことが重要ですね。

具体的な時期としては、一般的に12月から3月頃がピークとされています。ただ、これはあくまで目安で、地域によって結構差が出ます。例えば、温暖な九州などでは初冬から釣果が安定し始めたり、逆に東北や北海道のような寒冷地では、晩春にピークを迎えることもあります。

結局のところ、地域の水温情報や過去の釣果データをチェックするのが一番確実かもしれません。

釣果のカギは「水温」!

ヤリイカの活性が最も高くなる水温は、だいたい15℃前後と言われています。快適なレンジとしては13℃~18℃の範囲かなと。

もし水温がこの範囲より低すぎる(例えば13℃に近い)場合、ヤリイカは深場のボトム(底)付近にジッとしていて、あまり活発に餌を追い回しません。こういう低活性が予想される時は、広範囲を動き回るエギングよりも、正確なタナをじっくり攻められる「浮き釣り」が断然有利になりますね。

ヤリイカが釣れる場所の条件

ヤリイカは群れで回遊しているので、「潮通しの良い場所」が絶対条件になってきます。群れが通るルート上で待ち構えるイメージですね。堤防でいえば、先端部分や外海に面した側、あるいは潮が払い出すような場所がメインポイントになります。

外海側(沖側)

堤防の外側、つまり沖に面した場所です。潮がガンガン当たるので、ヤリイカの群れが回遊してくる可能性が一番高いエリアと言えます。水深もあることが多いので、大型の個体が期待できるのも魅力です。

ただし、風や波の影響をダイレクトに受けるため、天候が悪い日は釣りが困難になるのが難点ですね。

内湾側(港内側)

堤防の内側、港内向きの場所です。外海側と比べて波が穏やかで、安定して釣りができるのが最大のメリットです。水深は浅めなことが多いですが、シーズン初期に群れが寄り始めたり、悪天候で海が荒れた後にヤリイカが避難してくる「隠れスポット」になることもあります。

特に、港内に「常夜灯」があれば、内湾側でも十分チャンスはありますよ。

釣果を左右する潮と時合のコツ

ヤリイカは夜行性が強いイカです。そのため、狙う時間帯は「日没後」が絶対的な基本になります。

特に爆釣が期待できる「時合」は、以下のタイミングに集中することが多いですね。

  • 日没直後の夕まずめ(特に暗くなってから30分~1時間)
  • 夜半から明け方にかけて(潮止まり前後)

潮の動きも釣果に直結します。潮が大きく動く大潮や中潮回りは、潮の流れが速くなるため、ヤリイカの回遊も活発になる傾向があります。

狙い目は「潮の変化点」

私が特に意識しているのは、「潮が止まる直前」や「止まっていた潮が動き出す瞬間」、いわゆる転流のタイミングです。潮の流れに変化が出ると、ヤリイカの群れが動き出し、捕食スイッチが入ることが多いんですよ。

また、アジやイワシなどのベイトフィッシュ(小魚)が集まっているかも要チェックです。夜間に常夜灯の下などでベイトがざわついていたら、それを追ってヤリイカが回遊してくる可能性大です。

釣行前には、潮の動きを予測するためにも、潮見表をチェックしておくと、時合を予測しやすくなりますよ。

エギングと浮き釣りの使い分け

堤防からのヤリイカ釣りは、大きく分けて「エギング」と「浮き釣り(エサ巻きスッテ)」の2つの方法があります。どちらか一方が絶対的に優れているというわけではなく、その日の状況によって使い分けるのがベストですね。

それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

項目 エギング (Eging) 浮き釣り (Float Fishing)
基本原理 ルアー(エギ)を使ったリアクションと捕食誘発 生餌を使った捕食誘発と待ちの釣り
メリット ・機動性が高い ・広範囲を素早く探れる ・手返しが良い ・風に比較的強い ・荷物が少ない ・食い渋りに圧倒的に強い ・確実に深いタナを攻められる ・繊細なアタリに対応しやすい ・低活性時に強い
デメリット ・体力消耗がやや大きい ・タナが深いと攻めにくい ・低活性時は見切られやすい ・風の影響を非常に受けやすい ・遠投が難しい ・手返しが遅い ・餌の準備が必要
適した状況 ・回遊中、高活性時 ・広範囲のサーチが必要な時 ・風のある日 ・低活性時、低水温時 ・タナが定まっている時 ・深場狙い

私の感覚だと、まずは手返しが良いエギングで広範囲を探ってみて、群れの有無や大まかなタナを把握します。そこで反応が薄かったり、アタリはあるけど乗らない(食い渋っている)と感じたら、浮き釣りに切り替えて、そのタナをじっくり攻める…という流れが多いかもしれません。

もちろん、最初から低水温で低活性だと分かっていれば、浮き釣り一本でじっくり待つのも有効な戦略です。

常夜灯周りのポイント選定術

夜釣りのヤリイカ狙いでは、常夜灯のある場所は超一級ポイントになります。なぜなら、光にベイトフィッシュ(小魚)が集まり、それを捕食するためにヤリイカも寄ってくるからです。

ただし、ここで一つ重要な注意点があります。ヤリイカは、ベイトフィッシュと違って強い光を避ける傾向があると言われています。

彼らが潜んでいるのは、常夜灯の光が煌々と当たっている明るい場所の真下ではなく、「明るい場所と暗い場所の境目(明暗部)」です。

光に集まってきたベイトフィッシュを、暗闇側から狙っているイメージですね。なので、仕掛けを投入するのは、光が届くギリギリの暗い側、もしくは明暗の境界線を狙うのがセオリーです。

浮き釣りでタナを設定する際も、ただ「底から何メートル」と決めるだけでなく、「光が水中で届かなくなる水深」を意識して、その明暗の境目に餌が漂うように調整すると、釣果が格段に上がることがありますよ。

ヤリイカの釣り方、堤防での釣法別解説

ここからは、いよいよ具体的な釣り方です。「浮き釣り」と「エギング」、それぞれのタックルや仕掛け、誘い方のコツを詳しく解説していきますね。どちらの釣り方も、ヤリイカ特有の繊細なアタリを取るための工夫が詰まっています。

浮き釣り仕掛けと必要な道具

低活性時や深場狙いに強い、伝統的な釣り方です。アオリイカとは違い、生餌を使ってじっくり待つスタイルが特徴ですね。必要な道具はこんな感じです。

浮き釣り(エサ巻きスッテ)のタックル

  • 竿(ロッド): 磯竿の3号~4号クラス。長さは4.5m~5.3mの長めのものが推奨されます。長い竿の方が、深いタナ(ウキ下)を正確に設定しやすいですし、遠投もしやすいメリットがあります。
  • リール: スピニングリールの2500番~3000番。ドラグ性能がしっかりしたものが良いですね。
  • 道糸: ナイロンラインの3号、またはPEラインの2号あたり。ナイロンは扱いやすく、PEは感度と遠投性に優れます。
  • 仕掛け: 電気ウキ、ウキ止め、からまん棒、中オモリ、ハリス(フロロカーボン3号~5号)、エサ巻きスッテ(またはエギ)を使います。

仕掛けは市販のセットを使うのが簡単ですが、自作もできます。ハリスにフロロカーボンを使うのは、ヤリイカの鋭い嘴(くちばし)によるラインブレイクを防ぐためと、根ズレ対策ですね。

重要なのは、ウキ止めで狙うタナ(水深)をしっかり調整することと、中オモリで仕掛けを潮の流れの中で安定させることです。

浮き釣りのタナ設定と餌

浮き釣りで一番悩むのが「タナ(ウキ下)」の設定かもしれません。これを外すと、いくら待ってもアタリは出ません。

ヤリイカは基本的に底層から中層にいることが多いイカです。特にシーズン初期や低水温期は、活性が低く、底から1m~2m上くらいの深場に固まっていることが多いです。そのため、まずは底付近から探り始めるのが基本セオリーとなります。

アタリがなければ、ウキ止めをずらして少しずつウキ下を浅くし、ヤリイカがいる層(回遊層)を探っていきます。

餌の選定とセット方法

餌の鮮度は集魚力に直結するので、非常に重要です。

  • きびなご: 集魚力が非常に高く、ヤリイカ釣りの定番餌です。ただし、身が柔らかく餌持ちが悪いのが難点。
  • 鶏のささみ: 餌持ちが抜群に良いため、長時間の釣行やエサ取りが多い時に活躍します。赤く着色したものなども市販されていますね。
  • 魚の切り身: サバやサンマの切り身なども使えます。

個人的には、まず集魚力の高いきびなごで様子を見て、アタリが続くならそのまま、エサ取りが多いようならささみに変えたりします。

エサ巻きスッテに餌をセットする時は、糸やワイヤー、専用バンドでしっかり固定します。海中で餌がクルクル回転してしまうと、ヤリイカが警戒して抱いてくれないので、まっすぐになるように丁寧につけるのが最大のコツです。

繊細なアタリの取り方

ここがヤリイカ釣りの一番面白いところであり、難しいところでもあります。ヤリイカのアタリは、本当に繊細です。

アオリイカみたいに「ウキがズボッ!」と消し込むことは稀で、以下のような微妙な変化として現れます。

  • 電気ウキがゆっくりと沈んでいく
  • ウキが横にスライドするように動く
  • ウキのトップ(光る部分)が水面ギリギリで漂うようになる(浮力がわずかに減る)

これらの「あれ?なんか変だな?」という違和感を感じたら、アタリの可能性大です。この微妙な変化を見逃さないよう、ウキの光から目を離さない集中力が必要ですね。

合わせ方としては、この違和感があったら、すぐにビシッと合わせる(フッキングする)のではなく、まずは竿をゆっくりと聞き上げて重みを確認します。「グッ」とイカの重みが乗ったと感じたら、そこで竿を立てて合わせを入れます。これが「聞き合わせ」ですね。

「動的誘い」も効果的!

浮き釣りは「待ち」の釣りと思われがちですが、アタリが遠い時は、数分に一度、竿を軽くあおって餌を動かす「誘い」を入れるのが効果的です。餌の匂いを拡散させたり、止まっている餌にヤリイカがスレてきた時に、動きでアピールしたりできますよ。

エギングタックルとアクション

手軽さとゲーム性の高さで人気のエギング。ヤリイカ狙いの場合は、アオリイカ用よりも少し繊細なタックルがおすすめです。なぜなら、ヤリイカのアタリは小さく、使うエギも小さいからです。

ヤリイカエギングのタックル

  • ロッド: エギングロッドのL(ライト)クラスや、穂先が柔らかいソリッドティップのモデル。ヤリイカ特有の「もたれるような」微細なアタリや、フォール中のライン変化を捉えやすいです。
  • リール: 2500番~C3000番のスピニングリール。
  • ライン: PEラインの0.6号~0.8号。感度を最優先します。
  • リーダー: フロロカーボンの2号~3号を1m~1.5mほど。
  • エギ: 2.0号~3.0号がメイン。ヤリイカは胴長が小さい(細い)ので、アオリイカ用の3.5号などでは大きすぎて抱ききれないことがあります。

推奨エギカラー

夜釣りがメインとなるため、カラーはアピール力重視です。

  • グロー(夜光): 暗闇で光る定番カラー。まずはこれでサーチするのが良いかも。
  • ケイムラ(UV発光): 紫外線で発光するカラー。人間の目には見えませんが、水中ではアピールしています。
  • ナチュラル系・クリアボディ: 満月で明るい夜や、常夜灯下でスレている時に効果的なことがあります。

基本アクションと誘い方

ヤリイカは、アオリイカのような激しい左右のダート(動き)よりも、縦方向の「リフト&フォール」に反応しやすい傾向があります。

軽く2回ほど竿をしゃくり上げてエギを跳ねさせたら、ラインテンションを張りながらゆっくり沈める(テンションフォール)…この繰り返しが基本動作です。シャクる強さも、アオリイカの時よりソフトでOKです。

一番集中すべきは、フォール中です。ヤリイカはエギが沈んでいく(フォール中)に抱いてくることが非常に多いです。フォール中はラインの動きに全集中してください。ラインが「フッ」と緩んだり、逆に「スッ」と走ったりしたら、それがアタリです!すかさず合わせを入れましょう。

アタリがなければ、エギが着底するまで待って、底から探る層を徐々に上げていく(中層、表層)という流れで、ヤリイカのいるタナを探します。

夜釣りの安全対策と持ち帰り方

ヤリイカ釣りは夜がメイン。楽しい釣りですが、危険も伴います。安全対策は万全にして臨みましょう。

必須の安全装備

ライフジャケットは必ず着用してください。これはもう絶対ですね。それから、ヘッドライト(予備電池も)、滑りにくいスパイクシューズ、そして万全の防寒対策。これらは必須装備です。

夜の堤防は、日中では考えられない危険が潜んでいます。足元が見えにくく、濡れている場所やテトラは特に滑りやすいです。注意しすぎるくらいが丁度いいと、私は思っています。

できれば単独での釣行は避け、友人や家族と複数人で行くことを強くおすすめします。

安全に関するご注意(ライフジャケットの着用)

夜間の釣りは、日中と比べて危険度が格段に上がります。万が一の落水に備え、ライフジャケットの着用は釣り人の義務だと私は考えています。

法律上も、堤防や磯などから釣りをする場合、国土交通省の安全基準に適合したライフジャケットの着用が推奨されています。(参考:海上保安庁「ライフジャケットの着用義務拡大」

また、釣り場によっては立ち入り禁止区域が設定されている場合があります。現地のルールやマナーを必ず守り、安全第一で釣りを楽しみましょう。

ライフジャケットの種類や選び方については、桜マーク付きライフジャケットの重要性について解説した記事も参考にしてみてください。

ヤリイカの持ち帰り方

ヤリイカは身が薄く柔らかいため、鮮度管理が特に重要です。美味しく食べるためにも、以下の点を守ると良いですよ。

  1. 締める: 釣れた直後に、イカの急所(目と目の間あたり)をピックやナイフで刺して締めます。これで身が硬くなるのを防げます。
  2. 墨袋の除去: 必須ではありませんが、クーラーボックスが汚れるのを防ぐため、現場で墨袋(ワタについています)を除去する人も多いです。
  3. 保存: 氷締めが基本ですが、氷が直接イカに触れると「身焼け」の原因となり、白く硬くなってしまいます。一番良いのは、ジップロックなどの密閉袋にイカを入れ、海水に触れさせない状態で保冷するのがベストです。

ヤリイカの釣り方、堤防攻略まとめ

あらためて、ヤリイカの釣り方を堤防から攻略するポイントをまとめます。

ヤリイカ釣りは、アオリイカとはまた違った繊細さが求められる釣りだなと、いつも感じます。一番のキモは、やはり「その日の状況に合わせた釣法の選択」ですね。

活性が高いか低いか、風は強いか弱いか、水温はどうか…そういった環境を読んで、「今日はエギングで手返し良く探ろう」とか、「今日は低活性だから浮き釣りでじっくりタナを攻めよう」と、柔軟に戦略を変えることが釣果につながるんだと思います。

どちらの釣法を選ぶにしても、ヤリイカ特有の「小さなアタリ」をいかに捉えるかが勝負です。集中力を研ぎ澄ませて、ウキの微妙な変化やラインの動きを見逃さないようにしましょう。

もちろん、安全対策は万全にした上で、ですが。

この記事で紹介した時期や場所、仕掛けの知識が、あなた(読者)のヤリイカ釣りのお役に立てば嬉しいです。ぜひ、美味しいヤリイカをゲットしてくださいね!

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