平磯海づり公園の釣れる時間を徹底分析!潮汐とまずめを解説

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こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

「平磯海づり公園で釣れる時間って、結局いつなんだろう?」と検索しているあなたは、きっと釣行計画を立てている最中かなと思います。平磯は明石海峡のすぐ近くで、潮の流れが速いのが特徴ですよね。だからこそ、潮止まりが良いのか、それとも動いている時間が良いのか、本当に悩みどころです。

私も初めての頃は、単純に朝イチ(朝まずめ)や夕暮れ時(夕まずめ)を狙えばいいのか、それとも潮見表を最優先すべきか、かなり迷いました。釣りたい魚によっても違いますし、ナイター営業や夜釣りのタイミングもどう活用すればいいのか、わからないことだらけでした。

この記事では、平磯海づり公園の「釣れる時間」という疑問に対して、釣果を左右する4つの重要な変数(潮汐、まずめ、季節、営業時間)を軸に、魚種別の最適なタイミングまで、私が調べた情報と実際の釣果傾向から分かりやすく整理し直してみました。あなたの次の釣行計画の参考になれば嬉しいです。

  • 平磯の釣果を左右する4つの「時間」の変数とその理由
  • 平磯特有の潮見表(潮汐)の「逆説」と本当の狙い目
  • 青物やマダイなど人気魚種別のベストタイムと戦略
  • ナイター営業や季節ごとの具体的な攻め方まとめ
目次

平磯海づり公園で釣れる時間を支配する4変数

平磯海づり公園の「釣れる時間」は、他の釣り場と比べて少し特殊かもしれません。単純に「朝だから」とか「夕方だから」だけでは決まらないのが、ここの面白さであり、難しさでもあります。

ここの釣りは、主に以下の4つの変数が複雑に絡み合って「釣れる時間=最適解」が決まる、と私は考えています。どれか一つだけを見てもダメで、これらを総合的に考える必要があるんです。

  1. 潮汐(Tide):明石海峡の激流。これが全ての基本です。
  2. まずめ(Twilight):魚の捕食スイッチが入る太陽の角度。
  3. 季節(Season):釣りたい魚がそもそも回遊しているか。
  4. 営業時間(Operational):物理的に釣りが許されているか。

特に重要なのが、日本有数の速い潮流に晒されている、という平磯の立地。この「速すぎる潮流」という試練をどう管理し、明石海峡の「恩恵」をどう引き出すかが、そのまま「釣れる時間」の答えに繋がってきます。

最重要の潮見表と潮汐の「逆説」

平磯の釣りを定義する最大の要素は、間違いなく「潮汐(ちょうせき)」、つまり潮の動きです。なんといっても、あの明石海峡の速い潮流の影響を真正面から受けますからね。

一般的な釣りのセオリーでは、「潮が動く時間」(上げ始めや下げ始め)は魚の活性が上がると言われています。潮がプランクトンや小魚(ベイト)を運んできて、それを捕食するために魚たちが動き出す、というイメージですね。(出典:気象庁「潮汐の仕組み」

逆に「潮止まり」(満潮や干潮の頂点で潮の動きが止まる時間)は、潮が動かないためエサが流れず、魚の活性も下がる「釣れない時間」というのが常識です。

ですが、平磯には、このセオリーに対する大きな「逆説」があると私は思っています。この逆説を知らないと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

逆説1:大潮より中潮・小潮が狙い目?

まず一つ目の逆説は「潮回り」です。潮の干満差が一番大きい「大潮」は、潮が一番大きく動くので、最も釣れそうですよね。私も最初はそう思っていました。

しかし、平磯では元々の潮流が速すぎるため、大潮の日、特に流れが最速になる時間帯は、流れが「手に負えなくなる」ことが多いんです。重いオモリを使っても仕掛けが底に着かなかったり、着底してもあっという間に流されて釣りにならなかったり…。「釣りやすさ」という点で、大潮はむしろデメリットになる瞬間があるんです。

実際の釣果情報を見ていると、タコ狙いでは潮が速すぎると釣りが困難になるため、あえて潮が緩やかな「小潮」が良いとされています。また、マダイや青物といった大物も、意外と「中潮」での釣果報告が目立ちます。

これは、「魚の活性(適度な潮の動き)」と「釣りのしやすさ(仕掛けの操作性)」が最もバランス良く両立するのが、平磯では中潮や小潮周りである可能性を示していると思います。

逆説2:「潮止まり」はボーナスタイム

もう一つの、さらに重要な逆説が「潮止まり」です。一般的には「釣れない時間」の代名詞ですよね。

ところが、平磯の釣果報告(2025年11月1日情報に基づく分析)を詳しく見ていると、マダイ(32cm)やチヌ(42.5cm)が釣れた際の「潮の流れ」が「止」と記録されているケースが実際にあるんです。

これは一体なぜでしょうか?

平磯の「潮止まり」=激流が収まるチャンスタイム

この現象は、平磯特有の「速すぎる潮流」を前提に考えると説明がつきます。

  1. 激流の時間帯: 釣り人の仕掛けは瞬時に流されます。魚も岩陰などに隠れて、流れをやり過ごしている可能性が高いです。
  2. 潮止まり・潮が緩む時間帯: あの激流が一時的に「止」または「緩」になります。この瞬間、釣り人は初めて、仕掛けを狙った棚(タナ)に正確に沈めることができます。同時に、魚も岩陰から出て、捕食活動を再開しやすくなります。

つまり、平磯において「潮止まり」や「潮が緩む」時間とは、「釣れない時間」ではなく、「速すぎる潮流が一時的に収まり、釣りが可能になるボーナスタイム」として再定義されるべきなんです。

ゴールデンタイム「まずめ」の重要性

潮汐と並んで重要なのが、「まずめ」です。これは釣り人なら誰もがワクワクするゴールデンタイムですよね。太陽が昇る直前の「朝まずめ」と、沈む直前の「夕まずめ」を指す、薄明りの時間帯です。

この時間帯は、光の量が急激に変化します。この変化が魚たちの警戒心を薄れさせ、捕食活動のスイッチを一気に入れると考えられています。日中は沖の深場や物陰に隠れていた大型魚も、このタイミングでベイト(小魚)を追って岸近くまで寄ってくる可能性が高まります。

海の中では、プランクトンが光量の変化で浮上し、それを小魚が食べ、さらにその小魚を大きな魚が追う…という「食物連鎖」が、岸のすぐ近くで発生するのが「まずめ」なんです。

「まずめ」と「潮汐」の掛け算

平磯攻略で最強なのは、この「まずめ」と、先ほどの「潮汐」の良いタイミングが重なる瞬間です。

例えば、「朝まずめ」の時間帯(例:午前6時)が、潮見表上の「中潮の下げ始め」(例:午前5時半~7時半)と重なる日。これは、魚の捕食スイッチが「まずめ(光)」と「潮汐(流れ)」の両方から入るため、釣果への期待値が「足し算」ではなく「掛け算」で最大になります。

逆に、どれだけ良さそうな「夕まずめ」でも、それが運悪く「潮止まり」と完全に重なってしまうと、潮が動かないことで魚の活性が上がりきらず、期待したほどの釣果が出ない…なんてこともあり得ます(ただし、平磯の「潮止まり=チャンス」という逆説もあるので複雑ですが!)。

基本は、この「まずめ」と「動く潮」が重なるタイミングを狙うのが王道と言えそうです。

営業時間とナイター営業の活用法

どれだけ素晴らしい「まずめ」や「潮」が夜中の3時に来ても、公園が開いていなければ釣りはできません。この「営業時間」という物理的な制約も、平磯の「釣れる時間」を考える上で非常に重要です。

平磯海づり公園の営業時間は、季節や曜日によって細かく変動するので、釣行前に必ず公式サイトで確認するクセをつけましょう。

平磯海づり公園 基準開園時間(抜粋・参考)

開園時間は月や曜日によって変動します。以下はあくまで一例です。

月 (Month) 開園時間 (Opening Hours) ポイント
3月 7:00 – 18:00 朝まずめを狙うには開園が遅め
4月, 5月 [平日] 6:00–18:00, [土日祝] 6:00–19:00 6時開園。朝まずめが狙いやすい
6月 [平日] 6:00–18:00, [土日祝] 6:00–20:00 土日祝は20時まで。夕まずめを長く狙える

※上記は過去の情報や抜粋であり、最新ではありません。必ず釣行前に公式サイトで最新の開園・閉園時間を確認してください。

この表からわかるように、例えば3月は7時開園なので、日の出が早い時期だと本格的な「朝まずめ」のピークを逃してしまう可能性があります。逆に4月以降は6時開園となるため、朝まずめを直撃しやすくなりますね。

また、6月の土日祝が20時まで開いているのは大きなポイントです。日が長い時期の「夕まずめ」をじっくりと攻めきることが可能になります。

最大のチャンス「ナイター営業」

そして、平磯で最も戦略的価値が高いのが「ナイター営業」の存在です。

これは常時開催ではなく、例年だと秋シーズン(9月~11月頃)に、月に1回だけ(特定の土曜日)、営業時間が21時まで延長されるという、非常に希少なチャンスです。

なぜこれが最強かというと、タチウオ、メバル、ガシラ、アコウといった、夜行性が強く、暗くなってからが本番!という魚たちの、本当のゴールデンタイムに釣りができる、平磯では唯一の機会だからです。

関係者の話によれば、「昼間とは違い嘘のように釣れることがある」とも言われるほど。タチウオや夜行性の根魚を本気で狙う場合、「釣れる時間」は「ナイター営業日」にあると言っても過言ではありません。

営業時間の注意と確認

開園時間やナイター営業のスケジュールは、天候や社会情勢、その他の理由で予告なく変更される可能性があります。特にナイターは実施されない年もあるかもしれません。

釣行前には、必ず神戸市立平磯海づり公園の公式サイトで最新の情報を確認してください。

季節ごとの釣れる魚と戦略

「いつ(時間)」釣れるかは、「なに(魚種)」を狙うかによって当然変わります。そして、その魚が回遊してくる「季節」も重要な変数です。ここでは4つの変数を組み合わせて、季節ごとの戦略を考えてみます。

春(3月~5月)の戦略

春は水温が上がり始め、魚の活性も徐々に上がってくる季節です。

  • ターゲット: マダイ(乗っ込み)、メバル・ガシラ(シーズン終盤)、アコウ。
  • 時間戦略: 4月からは開園が6時になる(要確認)ため、「朝まずめ」が狙いやすくなります。メバルやガシラといった根魚は、朝まずめに実績が集中する傾向があります。マダイ狙いなら、セオリー通り「潮が緩むタイミング」や「潮止まり」を、まずめと組み合わせて狙いたいところです。

夏(6月~8月)の戦略

夏は多彩な魚種が狙える楽しい季節。特にタコが最盛期を迎えます。

  • ターゲット: タコ(最盛期)、アコウ、青物(ツバス・ハマチ)。
  • 時間戦略: タコ狙いなら、セクション5.3で詳しく解説しますが、激流を避けるため「小潮」の日を選び、「満潮前後」の潮位が高い時間を狙うのが鉄板です。青物狙いなら変わらず「朝まずめ」の動く潮。また、6月は土日祝の営業が20時までと長い(要確認)ため、「夕まずめ」を長く攻められるのも大きなメリットです。

秋(9月~11月)の戦略

釣りモノが最も豊富になり、大物も期待できる、個人的に「ゴールデンシーズン」だと思います。

  • ターゲット: 青物(ハマチ、サワラ)マダイタチウオ
  • 時間戦略: 戦略的価値が最も高いのは、やはり「ナイター営業日」(月1回)です。
  • 戦略1(ナイター日): 夕まずめから入園し、明るいうちは青物・マダイを狙い、日が完全に沈んだらタチウオ釣りに切り替える…という、夢のようなリレー戦略が可能です。
  • 戦略2(通常日): 「朝まずめ」(6:00-10:00頃)の、潮がしっかり動く「中潮」などを選び、青物・マダイに集中するのが効率的です。

冬(12月~2月)の戦略

水温が下がり、魚種は限られてきますが、ターゲットを絞ればまだまだ楽しめます。

  • ターゲット: タチウオ(シーズン序盤~中盤)、メバル・ガシラ(ハイシーズン)、マダイ(越冬前)。
  • 時間戦略: 開園時間が短くなる(例:3月は7時~)傾向があり、朝まずめを狙いにくくなるのが難点です。そのため、「日中」の釣りがメインになります。狙うは、日中であっても潮が動くタイミング(根魚)や、逆に潮が緩むタイミング(マダイ)。水温が低い分、魚の活性も低いので、貴重な時合を逃さない集中力が試されます。

最新の釣果情報から傾向を読む

ここまで色々な理論や戦略を話してきましたが、釣りは「生き物」相手。昨日までのセオリーが今日通用しないことも多々あります。

そこで一番確実なのが、「今、何が釣れているか」という生の情報です。平磯海づり公園の公式サイトには、ほぼ毎日、非常に詳細な釣果情報がアップされています。

これが本当に優秀で、私が見た限り(2025年11月時点の情報に基づく分析)、「魚種」「釣れた時間帯」「潮回り」「潮の流れ(東西または止)」「場所(テント番号)」「エサ」まで記録されています。

この情報をただ「釣れてるな」と見るだけでなく、「なぜ釣れたか」を分析することが釣果への一番の近道です。

【実録】平磯の釣果パターンと分析(抜粋)

釣果情報から「勝ちパターン」を読み解いてみましょう。

魚種 時間 潮回り 潮の流れ 分析・インサイト
マダイ 16:00~ (夕まずめ) 中潮 潮が緩んだ 「夕まずめ」+「潮が緩む」という、まずめと平磯の逆説が重なる王道パターン。
マダイ 6:00~10:00 (朝) 若潮 止 (Stop) 「朝まずめ」+「潮止まり」。まさに平磯特有のボーナスタイムパターン。
サワラ 6:00~10:00 (朝) 中潮 西 (下げ潮) 「朝まずめ」+「中潮の動く潮」。青物狙いの鉄板パターン。
ハマチ 6:00~12:00 (朝~日中) 中潮 西 (下げ潮) サワラとほぼ同じ条件。この日の朝は青物の回遊があったことが分かる。
チヌ 16:00~20:00 (夕~夜) 中潮 止 (Stop) マダイと同じく「夕まずめ」+「潮止まり」。潮が緩むとチヌも口を使う。
根魚 6:00~10:00 (朝) 中潮 西 (下げ潮) 根魚も「朝まずめ」+「動く潮」で活性が上がっている。

この分析で面白いのは、例えばハマチがシラサエビで釣れていたりすることです。平磯ではシラサエビが万能エサと言えるかもしれませんね。

このように、釣行前には必ず最新の釣果情報をチェックし、「今日は潮止まりにマダイが釣れているな」とか「今週は中潮の下げで青物が回ってるな」といった、その日の生の傾向を掴むことが、何よりも重要です。

平磯海づり公園の魚種別・釣れる時間と攻略法

ここからは、さらに具体的に、「この魚を釣りたい!」という目的別の「釣れる時間」と攻略法をまとめてみます。平磯海づり公園は魚種が豊富なので、狙いを定めることで4つの変数をどう組み合わせるか、戦略がより明確になりますよ。

青物(ブリ・サワラ)の回遊時間

平磯のスターといえば、やはりブリやサワラといった青物ですね。彼らは常にベイト(小魚)を追って広範囲を回遊しているため、「ベイトが集まる場所」=「潮が動いている」時間が絶対条件になります。

  • 季節: 秋(9月~11月)がハイシーズン。回遊次第ですが、早いと5月頃から、遅いと1月頃まで長く狙えるようです。
  • 時間帯: 釣果情報は明確です。「6:00~10:00」や「6:00~12:00」など、「朝まずめ」を含む午前中に釣果が集中しています。朝まずめの光量の変化と、潮が動き出すタイミングが重なるときが最大のチャンスです。
  • 潮汐: 釣果記録では「中潮」の「西(下げ潮)」で釣れているケースが目立ちます。潮止まりはベイトの動きが止まるため不利になる可能性が高いです。潮が速すぎない「中潮」あたりで、しっかり流れが出ている時間帯を狙いましょう。

仕掛けはルアー(メタルジグ)を使ったショアジギングが定番ですが、平磯の釣果情報ではシラサエビを使ったカゴ釣りやウキ釣り(飲ませ釣り)でも釣れています。これは、シラサエビを撒き餌(マキエ)にすることで、小魚が集まり、それを目当てに青物が寄ってくる…という平磯独自のパターンかもしれません。

マダイが釣れる潮が緩むタイミング

美しい魚体のマダイも平磯の人気ターゲット。ですが、このマダイこそが平磯の「逆説」を最もよく体現している魚だと私は思います。

釣果データを見ると、時間帯は「朝まずめ」「日中」「夕まずめ」と全方位。潮回りも「中潮」「若潮」「長潮」とバラバラで、一見すると「いつ釣れるかわからない」ように見えます。

しかし、釣れている状況には、非常に興味深い共通点があります。

マダイ攻略の3つの共通点

  1. エサが「シラサエビ」であること。(釣果記録のほとんどがシラサエビ)
  2. 仕掛けがウキ釣り(カゴ釣り)であること。
  3. 潮流が「緩んだ」または「止」のタイミングであること。

この3つから導き出される結論は一つです。

マダイの「釣れる時間」とは、「シラサエビを使ったカゴ釣りの仕掛けを、あの激流に流されず、狙ったタナ(釣果記録では3.0~6.0ヒロ=約4.5m~9mが多い)に正確に届けられる時間」と言い換えられます。

激流の時間帯は、仕掛けがタナに届く前に流されてしまいます。しかし、潮が「緩む」か「止まる」ボーナスタイムが訪れると、初めて仕掛けがマダイのいる層に届き、マキエのシラサエビも効果的に漂い、マダイが口を使う…というわけです。

セオリーとは真逆の「潮止まり」や「潮が緩む」瞬間こそ、平磯でマダイを狙う最大のチャンスタイムですね。

タコ狙いは小潮の満潮前後

明石ダコで有名なエリアだけあって、平磯で釣れるタコ(マダコ)はブランドもの。夏(5月~8月)の最盛期には、これを専門に狙う釣り人で賑わいます。

タコ釣りは、他の魚とは狙うべき「潮」が全く違うので注意が必要です。

  • 季節: 5月~8月が最盛期です。
  • 時間帯: 基本的に夜行性ですが、日中も十分釣れます。日中は岩の隙間や堤防のスリット(継ぎ目)といった物陰に潜んでいるため、タコエギやタコジグで壁際や足元を丁寧に探るのがコツです。
  • 潮汐(最重要): タコ狙いの最大のセオリーは「小潮周り」を選ぶことです。なぜなら、大潮だと潮が速すぎて、タコエギやタコジグが底に着かず、釣りにならないから。「底取り」が命のタコ釣りにおいて、激流は天敵なんです。
  • 潮の動きと潮位: 完全に潮が止まると活性が下がる傾向があるため、「干潮・満潮前後の潮が動き始め、または緩み始め」がベストとされます。また、平磯のような垂直な壁際を狙う場合、潮位が低い(干潮)とタコが沖に出てしまうため、「潮位の高い満潮付近」が有利とされています。タコが壁際まで上がってきやすいんですね。

タコ戦略まとめ

平磯でタコを本気で狙うなら、夏(5月~8月)の「小潮」の日を選び、「満潮」に近い時間帯で、潮が動き始めるか緩み始めるタイミングを狙う。

これがタコ攻略の王道パターンです。

タチウオはナイター営業が本番

銀色に輝くタチウオは、その生態から「釣れる時間」が最もハッキリしている魚の一つです。

まず、タチウオは「夕方から朝方にかけて」の暗い時間帯にしか、ほぼ釣れません。特に「夕まずめ」、太陽が沈んで空が暗くなりきるまでの時間帯に、エサを追って岸際まで回遊してくることが多く、活性が急激に上がります。

ですが、ここに平磯の「営業時間」という壁が立ちはだかります。

平磯の通常営業は、時期にもよりますが18時や19時(6月の土日祝は20時)に閉まってしまいます。つまり、タチウオの本当のゴールデンタイム(日没後)が始まる頃には、釣りができなくなってしまうんです。

ここでもう一度思い出したいのが、あの「ナイター営業」の存在です。

平磯タチウオの唯一解

平磯でタチウオを釣るための「釣れる時間」とは、「秋(9月~11月)のナイター営業日(月1回)の、夕まずめから夜(~21時)」です。

これ以外の日に平磯でタチウオを釣るのは、不可能とは言いませんが、非常に難しいと言っていいかなと思います。本気で狙うなら、この月1回の貴重なチャンスに賭けるしかありません。夜間に潮が動き出すタイミングが重なれば、爆釣も夢じゃないかもしれませんね。

根魚(メバル・ガシラ)の時間帯

メバル、ガシラ(カサゴ)、そして高級魚のアコウ(キジハタ)といった根魚(ロックフィッシュ)も、平磯の足元やスリット(基礎の空洞)に豊富に潜んでいます。

彼らは一般的に「夜行性」とされますが、平磯の釣果情報(2025年11月情報分析)を見ると、非常に面白い傾向が出ています。それは、意外にも「6:00~10:00」の「朝」の時間帯に釣果が集中していることです。

潮汐を見ても、「中潮」の「西(下げ潮)」や「東(上げ潮)」など、潮がしっかり動いている時間帯に釣れています。

これは、根魚たちが隠れ家(ストラクチャー)に潜み、潮が運んでくるベイト(シラサエビなど)を待ち構えているためだと考えられます。潮が止まるとベイトが流れてこないため、活性が下がるのでしょう。

ですから、平磯での根魚狙いは、「夜釣り」ができない代わりに、「朝まずめ」と「潮が動く」タイミングが重なる時間がゴールデンタイムとなります。潮止まりを避け、エサ(釣果情報ではシラサエビが鉄板のようです)を足元のスリットや基礎の際(きわ)にしっかり落とし込むのが釣果への近道ですね。

平磯海づり公園の釣れる時間、最強戦略

最後に、これまで分析した「4つの変数」と「魚種別の特徴」を基に、平磯海づり公園の「釣れる時間」を最大限に活かすための、目的別「最強戦略」を私なりに3つ提案します。

戦略A:【万能・大物型】(青物・マダイ狙い)

  • 季節: 秋(9月~11月)
  • 潮回り: 「中潮」(激流すぎず、適度に動くため)
  • 時間帯: 「朝まずめ」(開園~午前10:00)
  • 狙い方: この時間帯は、「潮が動いている」時間(青物に強い)と、「潮が緩む」または「止まる」時間(マダイに強い)の両方のタイミングが含まれる可能性が高いです。両方を天秤にかけながら狙える、最も合理的で期待値の高い戦略だと思います。

戦略B:【特化型】(タチウオ狙い)

  • 季節: 秋(9月~11月)
  • 潮回り: 潮が動けば問わない(中潮、大潮など)
  • 時間帯: 「ナイター営業日」の「18時~21時」
  • 狙い方: これが唯一解です。夕まずめの明るいうちから入園し、日が沈んだ瞬間のゴールデンタイムに全てを集中させましょう。夜間に「潮が動き出す」タイミングと重なれば最高です。

戦略C:【技巧型】(タコ狙い)

  • 季節: 夏(5月~8月)
  • 潮回り: 「小潮」(激流を避けるため必須)
  • 時間帯: 日中・朝夕問わず
  • 狙い方: 「満潮」に近い潮位で、潮が「動き始め」または「緩み始め」るタイミングを狙います。大潮の日を避け、小潮の日を選ぶという「日程選び」が最も重要な戦略です。

釣行前の最終確認を忘れずに

この記事で紹介した戦略やデータは、あくまで過去の傾向や一般的なセオリーを基に、私なりに分析したものです。自然相手の釣りでは、状況が刻一刻と変わりますし、その日の天候や水温、ベイトの状況によってセオリー通りにならないことの方が多いくらいです。

平磯は、明石海峡の恩恵(豊かな魚)と試練(速い潮流)が同居する、日本でも有数の高度に戦略的な釣り場です。だからこそ面白いんだと思います。

あなたの釣行前には、必ず公式サイトの最新釣果情報と、公式の潮見表(または信頼できる潮見サイト)を照らし合わせ、「今、何が、どの時間で釣れているか」をご自身の目で確認することを、強く、強く推奨します。

あなたの釣行が、素晴らしい時間になることを願っています!

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