本栖湖の釣りルールを徹底解説!料金や禁止エリア、遊漁券情報も

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富士五湖のひとつで、千円札の裏面に描かれるほどの絶景を誇る本栖湖。その最大水深121.6mという日本有数の深さと、抜群の透明度が織りなす神秘的な湖水は多くのアングラーを魅了し続けています。しかし、この美しいフィールドで最高の釣り体験をするためには、本栖湖漁業協同組合が定める独自の釣りルールを正しく理解し、遵守することが不可欠です。この記事では、「夜釣りはできる?」といった基本的な疑問から、ニジマスなどをルアーで狙う際の具体的なポイント、気になる遊漁券や釣り券の料金、さらにはコンビニでの購入可否まで、あらゆる情報を徹底的に深掘りして解説します。また、本栖湖ならではの禁止エリアに関する注意点や、多くの釣り人が直面する「釣れない」という悩みを解決するための具体的なヒントもご紹介しますので、釣行前の万全な準備にぜひお役立てください。

この記事で分かること

  • 本栖湖の釣りで守るべき公式ルール
  • 遊漁券の料金と購入できる場所
  • ニジマスなどが狙えるおすすめのポイント
  • レイクトラウトに関する特別な規則

目次

押さえておきたい本栖湖の釣りルール

  • 本栖湖漁業協同組合が定める規則
  • 遊漁券の購入は必須
  • ヒメマスとその他で異なる料金体系
  • 釣り券はコンビニでも買える?
  • 夜釣りはできる?禁止事項を確認

本栖湖漁業協同組合が定める規則

本栖湖で釣りを楽しむすべての人が、まず最初に理解しなくてはならないのが、本栖湖漁業協同組合によって定められた「遊漁規則」です。この規則は、漁業法や山梨県の漁業調整規則といった法律に基づいており、本栖湖の豊かな自然環境と、そこに息づくヒメマスやニジマスなどの水産資源を未来永劫にわたって維持するために設けられています。漁協は、釣り人から納められた遊漁料を元に、定期的な稚魚の放流、魚たちが安心して産卵できる環境の整備、湖畔の清掃活動といった、資源保護と環境保全のための重要な活動を行っています。これらの背景を理解せず、単なる制約としてルールを軽視してしまうと、知らず知らずのうちに貴重な生態系へ悪影響を与えかねません。そのため、釣行前には必ず山梨県の公式サイトなどで最新の遊漁規則を確認し、ルールとマナーを守ることが、釣り人としての責任と言えるでしょう。

規則遵守は未来への投資

本栖湖の遊漁規則は、釣り場を制限するためのものではなく、むしろ逆です。これは、私たちがこれからもずっとこの素晴らしい場所で釣りというレクリエーションを楽しみ続けるための、未来への投資にほかなりません。漁協の地道な活動に感謝の気持ちを持ち、ルールを遵守することが大切です。

遊漁券の購入は必須

本栖湖のように漁業権が設定されている水域(漁業権漁場)で釣りをする場合、たとえ一匹も魚が釣れなかったとしても、遊漁券(通称:釣り券)を購入することが法律で厳格に義務付けられています。これは、漁業法第195条に基づくもので、無許可で漁業権の対象となっている水産動植物を採捕した場合、罰則(100万円以下の罰金)の対象となる可能性があります。遊漁券は、釣りを開始する前に販売所で購入する「前売り券」と、釣り場で漁協から委託された漁場監視員から直接購入する「現場売り」の2種類が存在します。現場売りは、監視員の人件費などが加算されるため前売りよりも料金が割高です。無用な出費を避けるためにも、必ず釣りを始める前に購入しておきましょう。

購入した遊漁券は、漁場監視員が巡回してきた際に速やかに提示できるよう、帽子やフィッシングベストのポケットなど、外から見て分かりやすい場所に必ず装着しておいてください。ちなみに、小学生以下の子どもは遊漁料が免除されますが、大人と同様にルールを守る義務があることは言うまでもありません。

漁場監視員は、ルールの案内や釣り場の指導、そして密漁の監視など、釣り場全体の秩序を守るために活動しています。遊漁券の提示を求められた際は、気持ちよく協力しましょう。事前の準備が、心置きなく釣りを楽しむための第一歩です。

ヒメマスとその他で異なる料金体系

本栖湖の遊漁料は、メインターゲットとする魚種によって料金体系が明確に分かれています。特に、本栖湖の看板魚ともいえる人気の高い「ヒメマス」を専門に狙う場合は、特別な遊漁券が必要となり、料金もニジマスなどを狙う一般の遊漁券とは大きく異なるため、十分な注意が必要です。なぜなら、ヒメマスは特に資源管理が重要視されており、放流量や管理コストが他の魚種とは異なるためです。ワカサギ、ニジマス、ブラックバス、ブラウントラウトなどを狙う場合は、共通の「全魚種」遊漁券となります。ご自身のその日の釣りのスタイルや目的に合わせて、適切な遊漁券を選んでください。

以下に、2025年時点での主な遊漁料金を分かりやすく表にまとめました。ただし、料金は社会情勢などにより改定されることがありますので、釣行計画を立てる際には、必ず本栖湖漁業協同組合や各販売所で最新の情報をご確認いただくようお願いします。

対象魚種 券種 前売り料金(税込) 現場売り料金(税込) 備考
ヒメマス 一日券 3,150円 3,150円 春・秋の解禁期間のみ販売
その他全魚種
(ニジマス、ワカサギ、ブラックバス等)
一日券 800円 1,000円 現場売りは割高になる
年間券 8,400円 シーズン通して釣行する方におすすめ

割引制度について

本栖湖では、未来の釣り人を育むため、そして誰もが楽しめるように、割引制度が設けられています。前述の通り、小学生以下は無料です。さらに、中学生および肢体に不自由のある方(身体障害者手帳をお持ちの方など)は、遊漁料が半額になります。詳細は遊漁券の購入時に各販売所にてご確認ください。

釣り券はコンビニでも買える?

「手軽に遊漁券を買いたいけど、コンビニでは売っていないの?」という疑問を持つ方は少なくありません。しかし、残念ながら2025年10月現在、本栖湖周辺のセブン-イレブンやファミリーマートといった大手コンビニエンスストアでの遊漁券の取り扱いは確認されていません。

遊漁券は、湖畔に点在する以下の正規販売所で購入することができます。事前に場所を地図アプリなどで確認しておくとスムーズです。

  • 本栖湖観光案内所: 湖の情報収集もできる拠点ですが、11月~3月頃は冬季休業となるためご注意ください。
  • 浩庵キャンプ場: アニメ『ゆるキャン△』の舞台としても知られ、売店で遊漁券を販売しています。ただし、連休や夏休み期間は大変混雑します。
  • 湖畔の売店やレンタルボート店: 営業している店舗であれば、取り扱っている場合が多いです。
  • 「本栖湖魚漁協同組合遊漁承認証販売所」の黄色いのぼりがある場所: こののぼりが正規販売店の目印です。個人宅の場合もあるため、早朝や夜間の訪問は避けましょう。

一部の漁協ではオンライン販売(フィッシュパスなど)を導入していますが、本栖湖漁協ではまだ対応していないようです。そのため、釣りを開始する前に、必ず上記のいずれかの販売所に立ち寄って購入する必要があります。

夜釣りはできる?禁止事項を確認

本栖湖の静寂な夜の雰囲気の中で竿を出したい、と考える方もいるかもしれませんが、結論から申し上げますと、本栖湖では夜釣り(日没後から日の出前までの夜間遊漁)は全面的に禁止されています。これは、夜間の安全確保(足場の悪い場所での転倒リスク、野生動物との遭遇など)と、夜間に休息・産卵する魚類への影響を考慮した水産資源保護の観点から定められた重要なルールです。必ず「日の出から日没まで」という時間を守り、安全に釣りを楽しみましょう。

夜釣り以外にも、本栖湖には釣り人が必ず知っておくべき重要な禁止・注意事項がいくつか存在します。これらは本栖湖の生態系を守り、全ての利用者が快適に過ごすために不可欠なルールです。

【最重要】本栖湖の主な禁止・注意事項

  • レイクトラウトの再放流(リリース)および持ち出しの禁止
  • 撒き餌(コマセ)を用いたカゴ釣りなどの自粛のお願い(水質汚染防止)
  • 1人あたり竿は2本以内(ルアーロッドと置き竿など)
  • ヒメマスは1日30匹まで、ニジマスは1日15匹までの尾数制限
  • ヒメマスの禁漁期間の遵守(解禁は春と秋の年2回のみ)

中でも現在最も重要視されているのが「レイクトラウト」の扱いです。2022年に初めて生息が確認されたレイクトラウトは、北米原産の大型肉食魚で、ヒメマスやニジマスを捕食してしまうことから、本栖湖の固有生態系への甚大な影響が懸念されています。この事態を受け、山梨県内水面漁場管理委員会は委員会指示を発出し、レイクトラウトを釣った場合に生きたまま再放流すること(リリース)、および生きたまま持ち出すことを固く禁止しました。万が一釣れてしまった場合は、その場で速やかに締めて持ち帰る必要があります。なお、本栖湖漁協では駆除推進のため、釣れたレイクトラウトの買い上げ(1尾1,000円)を行っています。このルールは本栖湖の未来を守るための非常に重要な措置ですので、絶対に遵守してください。


本栖湖の釣りルールと実践ポイント

  • ニジマスなど釣れる魚の種類
  • ルアーフィッシングの基本
  • 初心者におすすめの釣りポイント
  • 釣れない時に見直したいこと
  • 釣り禁止エリアはある?
  • 本栖湖の釣りルールを守って楽しもう

ニジマスなど釣れる魚の種類

最大水深が120mを超える本栖湖は、冷たく澄んだ水を好むトラウト類をはじめ、多種多様な魚たちにとって絶好の住処となっています。それぞれの魚には独自の生態と魅力があり、ターゲットによって狙うべき時期や釣り方が大きく異なります。ここでは、本栖湖で出会える代表的な魚たちを詳しく紹介します。

ニジマス

本栖湖におけるルアー・フライフィッシングのメインターゲットで、年間を通して狙うことが可能です。特に評価が高いのは、降海型のスチールヘッドのように体高があり、ヒレが傷一つなくピンと張った、銀色の美しい魚体を持つ個体で、アングラーからは敬意を込めて「黒銀」や「ブルーバック」と呼ばれています。その引きは非常に強烈で、一度味わうと病みつきになるほどのパワフルなファイトを楽しませてくれます。大型の個体は60cmを超えることもあり、夢を追い求められるターゲットです。

ヒメマス

本栖湖のシンボルともいえる魚ですが、前述の通り、資源保護のために釣りができる期間が厳しく制限されています。解禁期間は水温が安定する春(3月25日~4月25日頃)と、産卵を意識して接岸する秋(10月25日~11月25日頃)の年2回だけです。その身は上品な脂がのったサーモンピンク色で、塩焼きや刺身で食すと絶品であることから、食用の魚としても絶大な人気を誇ります。

ワカサギ

冬のドーム船での釣りが有名なワカサギですが、本栖湖では年間を通じて釣ることが許可されています。しかし、日本屈指の深度を持つ本栖湖で、水深50m以上の湖底付近にいるワカサギの群れを見つけ、正確に仕掛けを届けるのは至難の業です。魚群探知機を駆使する必要があり、タックルも深場対応のものが求められるため、どちらかといえば中級者から上級者向けの挑戦的な釣りといえるでしょう。

その他の魚種

上記以外にも、ゲームフィッシュとして人気のブラックバスや、ヨーロッパ原産の鱒であるブラウントラウト、そして古くから生息するコイウナギなどもターゲットとなります。ブラックバスは、環境省により特定外来生物に指定されており、生きたままの持ち出しが禁止されています(本栖湖では再放流は許可されていません)。このように多種多様な魚種が狙えるため、一日中飽きることなく釣りを楽しめるのが本栖湖の大きな魅力です。

ルアーフィッシングの基本

切り立った溶岩帯の地形とクリアな水質が特徴の本栖湖は、ルアーフィッシングの戦略が試される絶好のフィールドです。特にニジマスやブラウントラウトといった大型トラウトを狙うアングラーから絶大な支持を得ています。ただし、水が非常に澄んでいるため魚の警戒心も極めて高く、タックルバランスやルアーの選択、アプローチの方法など、細やかな工夫が釣果を大きく左右します。

基本となるタックルは、遠投性能を重視したセッティングです。岸から数メートルで急深になる「カケアガリ」や、その先の深場に魚が潜んでいることが多いため、7~9フィートクラスのトラウトロッドや、ライトなシーバスロッドが適しています。リールは2500番~3000番クラスのスピニングリールに、PEラインの0.6号~1.0号を巻き、先端にフロロカーボン製のリーダー(6lb~12lb)を1メートルほど結束するのが標準的なシステムです。

本栖湖で実績の高いルアーとその使い方

  • スプーン(10g~20g): 最も基本的かつ万能なルアー。まずは着水後、任意の秒数沈めて(カウントダウン)、一定速度で巻く「ただ巻き」で各層を探ります。カラーは晴天時にはシルバー系、曇天や朝マズメにはゴールドや赤金系が有効とされています。
  • ミノー(7cm~9cm シンキング): 弱った小魚を模したルアーで、特に魚の活性が高い時に効果を発揮します。ただ巻きの中に、竿先を軽くあおる「トゥイッチ」を織り交ぜることで、不規則な動きを演出し、魚の捕食スイッチを入れます。
  • メタルジグ(15g~30g): 深場を効率的に、そして縦方向に探るための切り札です。底まで沈めた後、竿を大きくしゃくり上げてから糸を張ったまま沈める「リフト&フォール」という動作で、底付近にいる低活性の魚にアピールします。
  • ジグミノー: スプーンのような飛距離とミノーのような泳ぎを両立したルアー。特に広範囲を素早く探りたい時や、表層を意識しているトラウトに効果的です。

魚の活性が高まる朝マズメ(夜明け前後)や夕マズメ(日没前後)が最大のチャンスタイムであることは言うまでもありません。透明度が高い本栖湖では、不用意に水際に立つと魚に姿を見られてしまいます。キャストする際は少し後ろから、そして自分の影が水面に落ちないように太陽の位置を意識するなど、最大限の注意を払ってアプローチしましょう。

初心者におすすめの釣りポイント

周囲約12kmと広大な本栖湖では、初めて訪れる人にとってどこで竿を出せば良いか迷ってしまうものです。ここでは、国道からのアクセスが良く、比較的足場も安定しており、釣果実績も高い人気の釣りポイントを3箇所厳選してご紹介します。

大久保ワンド

本栖レークサイドキャンプ場の近くに位置する、湖の西側にある湾(ワンド)状の地形です。国道沿いに駐車スペースがあり、そこから湖畔まですぐに降りられる手軽さが魅力です。遠浅のエリアと急深になるブレイクラインが絡み、回遊してくるニジマスを狙うのに最適なポイントとして知られています。特に朝夕の時間帯に釣果が集中する傾向が強いため、朝一番にエントリーするのが釣果への近道です。

給水塔ワンド

浩庵キャンプ場から国道を少し南下した場所にある、その名の通り給水塔が目印のポイントです。駐車スペースから湖畔まで少し歩きますが、その分釣り人が少なく、静かに自分の釣りに集中したい方には最高のロケーションと言えます。ブラックバスとトラウト類の両方が狙える実績があり、魚種にこだわらずに楽しみたい方におすすめの穴場です。

長崎

湖の北岸から突き出た大きな岬状の地形で、ブラックバス釣りの一級ポイントとして全国的に非常に有名です。おかっぱり(岸釣り)はもちろん、レンタルボートからのアプローチも盛んで、週末には常に多くのアングラーで賑わいを見せています。岬の先端や付け根は地形変化が非常に複雑で、岩や倒木などが沈んでおり、魚が身を寄せる絶好の隠れ家となっています。

これらの有名ポイント以外にも、本栖湖には「川尻」や「桜井の鼻」といった無数のポイントが点在します。何度も通ううちに、自分のスタイルや季節に合ったお気に入りの場所がきっと見つかるはずです。それもまた、本栖湖釣りの大きな醍醐味の一つですね。

釣れない時に見直したいこと

「本栖湖は攻略が難しく、なかなか釣れない」という声は、ベテランアングラーからも聞かれるほどです。その抜群の透明度と広大なフィールドは、魚にとっても釣り人を見つけやすい環境であり、少しのプレッシャーで口を使わなくなります。もしアタリが全くなく苦戦している場合は、闇雲に投げ続けるのではなく、一度立ち止まっていくつか基本的な要素を見直してみましょう。

まず最も重要なのが「タナ(魚が泳いでいる水深)」の意識です。本栖湖の魚たちは、季節、天候、そして一日の時間帯によって、驚くほど回遊する水深を変えます。例えば、朝方は表層の小魚を追っていても、日が高くなると水温の安定する深場へ移動します。表層で反応がなければ、ルアーを重いものに変えて底付近を探る、逆に水面で魚の気配(ライズ)が見られる場合は、迷わずトップウォータープラグや軽量スプーンで表層を狙うなど、固定観念を捨てて積極的にタナを刻んで探ることが突破口になります。

次に見直したいのが「時間帯」の戦略です。言うまでもなく、魚の捕食活動が最も活発になるのは、太陽が昇る直前の薄暗い「朝マズメ」と、太陽が沈み始める「夕マズメ」です。多くの釣り人はこのゴールデンタイムに集中しますが、日中の厳しい時間帯に反応がなくても、諦めずに夕マズメまで粘ることで、ドラマチックな一匹に出会える可能性が格段に高まります。

上級者が実践するその他のチェックポイント

  • ルアーのカラーやサイズ: クリアウォーターの基本は、小魚に近いナチュラル系のカラーですが、魚の活性や光量によっては、ピンクやオレンジといった派手なカラーにしか反応しないことがあります。ルアーボックスには対極的なカラーを揃えておき、こまめにローテーションしてその日の当たりカラーを見つけ出しましょう。
  • アプローチの丁寧さ: 魚にプレッシャーを与えないよう、できるだけ物音を立てずにポイントに近づき、水際から一歩下がった位置からキャストするだけでも釣果は大きく変わります。
  • リーダーの太さと長さ: 水が澄んでいるため、魚はラインの存在を非常によく見ています。アタリがない時は、リーダーを一段階細くしたり、長くしたりするだけで、見切られにくくなることがあります。
  • 情報収集: 釣行前には、SNSや釣具店のウェブサイトで、最近のヒットルアーや釣れているポイント、水温などの情報を仕入れておくことも、釣果への大きなアドバンテージとなります。

本栖湖は決して簡単な相手ではありません。しかし、だからこそ試行錯誤の末に戦略がハマり、手にした一匹の感動は計り知れないものがあります。諦めずに挑戦を続けることが、最大の攻略法です。

釣り禁止エリアはある?

結論から言うと、現在の本栖湖漁業協同組合の遊漁規則において、年間を通じて釣りが全面的に禁止されている特定のエリア(常設の禁漁区)は設けられていません。そのため、原則としては湖のほぼ全周で釣りを楽しむことが可能です。

しかし、「どこで釣っても良い」というわけではない点に、十分な注意が必要です。

まず、ヒメマスの産卵期(主に秋)など、水産資源の保護を目的として、一時的に釣りが制限される保護区域が設けられる場合があります。これらの情報は漁協の公示や現地の看板などで告知されるため、必ず確認するようにしてください。

そして、それ以上に重要なのが、ルール上の禁止エリアがなくとも、釣り人としてのマナーとして釣りを自粛すべき場所があるという点です。例えば、家族連れで賑わうキャンプ客のテントのすぐ前でルアーを投げる、遊覧船乗り場やボートの航路に向かってキャストするといった行為は、他の利用者の迷惑になるだけでなく、重大な事故につながる危険性があります。特に夏場の観光シーズンは、SUPやカヌー、水遊びを楽しむ人々で湖畔が大変混雑します。常に周囲の安全を確認し、お互いに気持ちよく過ごせるよう、譲り合いの精神を持つことが大切です。

釣り人としての暗黙のルールを守ろう

規則で明文化されていなくても、守るべきマナーはたくさんあります。先行者がいるポイントには割り込まない、ゴミ(特に釣り糸やルアーのパッケージ)は絶対に持ち帰る、国道の路肩への迷惑駐車はしないといった、釣り人としての基本的なモラルを守ることが、この素晴らしい釣り場を未来に残していくために最も重要です。本栖湖が富士箱根伊豆国立公園内の貴重な自然の一部であることを忘れずに、環境への配慮を心がけましょう。

本栖湖の釣りルールを守って楽しもう

この記事では、絶景のフィールド本栖湖で釣りを楽しむために、すべての釣り人が知っておくべきルール、料金体系、そして実践的なポイントについて、詳細にわたって解説しました。最後に、本栖湖釣行で絶対に忘れてはならない重要な点をリスト形式で総まとめします。

  • 本栖湖での釣りには本栖湖漁業協同組合が発行する遊漁券が法的に必須
  • 遊漁券は湖畔の観光案内所や浩庵キャンプ場などで事前に購入する
  • コンビニでの遊漁券販売は現在行われていない
  • 料金体系は「ヒメマス」と「その他全魚種」で明確に分かれている
  • 安全確保と資源保護のため夜釣りは全面的に禁止
  • 釣りが許可されているのは日の出から日没までの時間帯のみ
  • 特定外来生物のブラックバスは生きたまま持ち出せない
  • 近年確認されたレイクトラウトは再放流(リリース)が固く禁止されている
  • 釣れたレイクトラウトは生きたまま持ち出すこともできない
  • 使用できる竿は1人あたり2本までと定められている
  • ヒメマスは春と秋の年2回、定められた解禁期間のみ釣りが可能
  • ニジマスは1日15匹、ヒメマスは1日30匹という釣獲尾数制限がある
  • 撒き餌は水質汚染につながるため使用を自粛する
  • ニジマス、ブラックバス、ワカサギなど多様な魚種がターゲットとなる
  • 年間を通しての常設禁漁区はないが一時的な保護区設定に注意
  • キャンプ場周辺などでは他の利用者への最大限の配慮が不可欠
  • 「釣れない」時はタナ、時間帯、ルアーのローテーションを見直すことが重要
  • ゴミのポイ捨てや迷惑駐車は厳禁、釣り人としてのマナーを必ず守る

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