こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。
北九州エリアでも屈指の魚影を誇る響灘埋立地エリアですが、いざ釣行計画を立てようとすると「若松の沖波止では今、本当に魚が釣果として上がっているのか」「軍艦波止や運河の最新の状況はどうなっているのか」といった疑問や不安が尽きないのではないでしょうか。
特に12月のような季節の変わり目は、日によって釣れる魚やパターンが大きく変わるため、昨日の情報が今日通用しないことも珍しくありません。水温が下がり始めると魚の活性も微妙に変化しますし、北風が強くなることで釣り場の状況も一変します。せっかくの休日、寒い中で竿を出してボウズで終わるのは避けたいですよね。私自身も、現地のリアルな情報を必死に探して釣り場に向かう一人として、その気持ちは痛いほどよく分かります。
この記事では、2025年12月時点での若松運河および沖波止エリアにおける最新の釣果データを徹底的に分析し、今まさに釣れている魚種や具体的な攻略ポイントを余すことなくシェアします。
【この記事で分かること】
- 2025年12月の軍艦波止と若松運河における最新の釣果傾向
- チヌやヒラメなどターゲット別の具体的な攻略パターン
- ファミリーでも安心して楽しめるトイレや駐車場のインフラ情報
- 釣り場を守るために必ず知っておきたい立ち入り禁止エリアとマナー
12月の若松沖波止の最新釣果データ
まずは、皆さんが最も気になっているであろう「今、何が釣れているのか」という直近のデータから見ていきましょう。響灘埋立地エリアは潮通しが良く、冬場でも多彩な魚種が狙えるのが魅力です。特に12月は「落ち」のシーズンとも重なり、越冬前に荒食いをする大型魚と出会える最後のチャンスでもあります。
軍艦波止で狙う青物とヒラメの傾向

通称「軍艦波止」と呼ばれる沖波止エリアでは、12月に入ってもフィッシュイーター(魚食魚)たちの活性が高い状態が続いています。特に注目したいのがヒラメと青物(サワラ・サゴシ)です。軍艦波止は外海に面しており、潮通しが抜群に良いため、ベイトフィッシュとなるイワシやアジの群れが頻繁に入ってきます。
データによると、12月9日の夕マズメには45cmクラスの良型ヒラメが確認されています。これは、餌となるアジやイワシなどのベイトフィッシュが岸近くまで接岸している証拠と言えるでしょう。ヒラメは一度居着くとその場に留まる習性があるため、誰かが釣った場所の近くには、まだ別の個体が潜んでいる可能性が高いです。
攻略の鍵となるのは「底(ボトム)」の意識です。特に冬場のヒラメは、水温が安定している海底付近に張り付いています。メタルジグを使う場合でも、着底を確認してから3~5回しゃくってフォール、という動作を繰り返し、ボトムから1メートル以内のレンジを丁寧に探ることが重要です。
また、サワラに関しても50cm前後のサゴシサイズがコンスタントに上がっており、メタルジグやミノーを使ったルアーゲームが熱いです。サワラは神出鬼没ですが、朝マズメだけでなく、潮が動き出すタイミングで回遊してくることが多いですね。表層でナブラ(小魚が追われて逃げ惑う様子)が出ていなくても、中層を回遊していることがあるので、諦めずに投げ続けることが釣果への近道です。
ルアーのカラーに関しては、基本の「ブルピン(ブルーピンク)」や「アカキン(赤金)」に加え、曇りの日や濁りがある時は「グロー(夜光)系」や「ゼブラ柄」が強い反応を示すことがあります。いくつかバリエーションを持っておくと、状況の変化に対応できるでしょう。
アツシのワンポイント
ヒラメを狙うなら、ベイトが接岸する「夕マズメ」が激熱です。ルアーで底付近を丁寧に探るか、現地で釣れたアジを餌にした泳がせ釣りが高確率でヒットに繋がります。泳がせ釣りの場合、アジが暴れ出したら近くにフィッシュイーターが迫っているサイン。早合わせは禁物で、しっかりと竿先が入るまで待ってから合わせましょう。
若松運河で釣れるチヌとアジの状況

若松運河(響灘運河)では、フカセ釣りでのチヌ(クロダイ)と、サビキやアジングでのアジが好調です。チヌはいわゆる「落ちチヌ」シーズンに入り、越冬前の荒食いで45cm~48cmクラスの大型が連発しています。
この時期の運河のチヌは、潮流の中に身を潜め、流れてくるエサを待ち構えています。そのため、仕掛けを潮流に乗せて流す「ドリフト釣法」が効果的です。特に、運河特有の速い流れが緩む「潮止まりの前後」や、流れが反転する「引かれ潮」のポイントに良型が溜まる傾向があります。マキエサは比重のあるものを使い、底付近にポイントを作るイメージで撒くと良いでしょう。
アジに関しては、日中よりも夜釣りや朝マズメに分があります。サイズは15cm~25cmと幅がありますが、南蛮漬けやアジフライには最適なサイズ感ですね。特に夜間は、常夜灯周りや集魚灯を使った釣りが効果的であるとの情報が多く寄せられています。冬場のアジは、夏場のように表層でパチャパチャすることは少なく、ボトム付近でじっとしていることが多いです。
アジングで狙う場合、1g前後のジグヘッドを使い、ボトムまで沈めてからゆっくりとリフト&フォールさせると「コンッ」という明確なアタリが出ます。ワームのカラーは、アミ類を捕食している場合は「クリア系」や「点発光(ラメ入り)」が強く、魚を捕食している場合は「グロー系」や「シルエットのハッキリした色」が良いでしょう。
サビキ釣りの場合は、カゴを底まで落として、アミエビの煙幕の中に仕掛けを同調させることが数を伸ばすコツです。日中は少し沖の深場にいることも多いので、投げサビキの準備もしておくと安心です。

アラカブなど根魚の釣果も見逃せない

冬の癒やしターゲットである根魚(ロックフィッシュ)も忘れてはいけません。若松運河や沖波止のテトラ帯では、20cm~27cmという、岸から釣れるサイズとしてはかなり立派なアラカブ(カサゴ)が釣れています。
アラカブは「穴釣り」の代名詞的存在ですが、単に穴に落とせば釣れるというわけではありません。特に冬場の良型は、人が探り尽くした手前の穴ではなく、少し奥まった複雑な穴や、竿が届きにくいテトラの隙間に潜んでいることが多いです。ブラクリ仕掛け(3号~4号程度)を使い、穴の底まで確実に落とし込むことが重要です。着底したら少し待ってみて、反応がなければ数センチ持ち上げてまた落とす、という誘いを繰り返します。
日中はテトラポッドの隙間を狙う「穴釣り」で手堅く数を稼ぎ、夜になると警戒心が薄れてテトラから出てきた大型を狙う「探り釣り」が有効です。夜のアラカブは意外と大胆で、テトラ際まで浮いてきてエサを探しています。ジグヘッドにワームをつけてテトラ沿いをスイミングさせたり、軽めの電気ウキ仕掛けで際を流したりすると、思わぬ大型が飛び出してくることがあります。
また、この時期はムラソイやタケノコメバルといった他の根魚も混じります。彼らは非常に成長が遅い魚なので、食べる分だけキープして、小さな個体や抱卵している個体は優しくリリースしてあげてください。ボウズ逃れとしても非常に優秀なターゲットなので、専門のタックルがなくても、ブラクリ仕掛けを一つ忍ばせておくと良いお土産が確保できるかもしれません。
エサの選び方
穴釣り最強のエサは「サバの切り身」や「サンマの切り身」です。匂いで強烈に寄せることができ、エサ持ちも良いので、エサ取りが多い時でもしっかりと本命にアピールできます。もちろん、万能なオキアミや青イソメでも釣れますが、大物狙いなら切り身系がおすすめです。

今日の釣果に繋がる時間帯の狙い目
データを分析すると、魚種によって「釣れる時間帯」が明確に分かれていることが分かります。効率よく釣果を伸ばすためには、このタイムスケジュールを意識することが重要です。漫然と一日中糸を垂らすよりも、集中すべき時間を知っているだけで釣果は劇的に変わります。
まず、釣りのゴールデンタイムである「マズメ時」は絶対に外せません。薄暗い時間帯はプランクトンが動き出し、それを追って小魚が、さらにそれを追って大型魚が動き出すという食物連鎖が最も活発になるからです。
時間帯別の狙い目
- 朝マズメ (日の出前後): チヌ、青物(サワラ)、良型のアジ。特に青物は朝一番の回遊が多いです。
- 日中: アラカブ(穴釣り)、チヌ(潮の動き出し)。日が高くなると魚は深場やシェード(影)に移動します。
- 夕マズメ (日没前後): ヒラメ、アジの回遊。ヒラメは薄暗くなってから接岸することが多いです。
- 夜釣り: アジ(集魚灯有効)、大型アラカブ、メバル。常夜灯周りが一級ポイントになります。
特にチヌに関しては、寒さで活性が下がりそうな早朝の時間帯に良型が出ているのが特徴的です。これは深場に溜まった個体が、朝のタイミングで餌を求めて動いているサインかもしれません。また、若松運河のような水道エリアでは「潮止まりからの動き出し」が最大のチャンスタイムになります。潮が止まっている間は食いが渋りますが、再び流れ始めた瞬間にバタバタと釣れ出すことがよくあります。
最新の釣果情報から見る魚種の変化
ここで、直近のリサーチデータを表にまとめてみました。釣行計画の参考にしてください。日付や時間帯を見ることで、「どのタイミングで何を狙えばいいか」の具体的なイメージが湧くはずです。
| 日付 | ポイント | 魚種 | サイズ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 12/09 | 軍艦波止 | ヒラメ | ~45cm | 夕マズメにヒット。泳がせ釣りでの実績あり。 |
| 12/08 | 若松運河 | アラカブ | 20-27cm | 日中の穴釣り。テトラの奥でヒット。 |
| 12/07 | 若松運河 | アジ | 15-25cm | 夜釣り・集魚灯◎。ボトム付近で回遊。 |
| 12/07 | 若松運河 | チヌ | ~45cm | フカセ釣りで良型。餌はオキアミ。 |
| 12/06 | 白島フェリー | サワラ | 40-50cm | サゴシサイズ好調。メタルジグにて。 |
この表からも分かるように、特定の日付だけでなく連日コンスタントに釣果が出ています。特にヒラメやサワラといった回遊性の高い魚が釣れ続いているのは、ベイトフィッシュが豊富に居着いている良い状況であることを示しています。
若松の沖波止で釣果を伸ばすコツ
データを知っただけでは釣れません。ここでは、私が実際にフィールドに通って感じた、若松エリア特有の攻略法や、快適に釣りをするためのインフラ情報をお伝えします。現場のリアルな事情を知っておくことで、トラブルを避け、釣りに集中できる環境を整えましょう。
駐車場とトイレがある安心の釣り場
若松運河が多くの釣り人に愛される最大の理由は、そのインフラの充実度にあります。特にファミリーフィッシングや女性アングラーにとって、トイレ問題は死活問題ですよね。
運河沿い(特に「青い橋」の下付近から遊歩道にかけて)には、整備された駐車場(約20台収容可能)があります。さらに嬉しいことに、水洗トイレと手洗い場が完備されている点は、このエリアの大きなアドバンテージです。釣り場で手を洗える場所があるというのは、エサや魚を触った後には本当に助かります。
一方で軍艦波止エリアにもトイレはありますが、ポイントによっては徒歩でかなり距離があることを覚悟しておかなければなりません。例えば、波止の先端部(赤灯台付近など)まで行ってしまうと、トイレまで往復で1時間近くかかることもあります。「行きたくなったら戻る」では時合いを逃してしまいますので、トイレは釣り場に入る前に済ませておくのが鉄則です。
また、若松の埋立地エリアは広大ですが、近くにコンビニエンスストアが少ないエリアもあります。食料や飲み物、冬場であれば温かい飲み物は、現地に入る前の市街地で確実に購入しておくことを強くおすすめします。
立ち入り禁止エリアとマナーの確認
近年、残念ながらマナー悪化による釣り場の閉鎖や立ち入り禁止エリアの拡大が問題になっています。若松エリアも例外ではありません。楽しく釣りをするためにも、ルールを正しく理解しておく必要があります。
立ち入り禁止・注意エリア
- 響灘大橋(青い橋)周辺: 橋から左側の一帯など、フェンスで仕切られた明確な立ち入り禁止区域があります。
- フェリー乗り場・大型船岸壁: 国際航海に従事する船舶が着岸するエリアは、SOLAS条約(海上人命安全条約)により立ち入りが厳しく制限されています。
- 路上駐車: 近隣住民や港湾関係者の大型トラックの通行の妨げとなります。必ず指定の駐車場を利用してください。
特に「SOLAS条約」に関連するエリアは、テロ対策の一環として法律で厳格に管理されており、フェンスを乗り越えて侵入すると法的に罰せられる可能性があります。釣り場を守るためだけでなく、自分自身の身を守るためにも、制限区域には絶対に立ち入らないでください。
(出典:国土交通省『国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律とは?』)
また、ゴミの放置も深刻な問題です。釣り糸や仕掛けのパッケージはもちろん、食べたお弁当のゴミなどは必ず持ち帰りましょう。「来た時よりも美しく」を心がけることが、私たちが愛する釣り場を未来に残す唯一の方法です。
釣果アップに効くポイントと仕掛け
若松運河で釣果を伸ばすためのキモは「地形変化(カケアガリ)」の攻略です。運河は一見するとただの水路に見えますが、実は手前が浅く、岸から約15m付近で急激に深くなる独特の地形をしています。
この「落ち込み(ブレイク)」は、魚にとって最高の隠れ家であり、エサ場でもあります。チヌを狙うフカセ釣りであれば、この落ち込みの少し先に仕掛けを投入し、マキエを効かせて魚を浮かせたり、ダイレクトに深場を狙うアプローチが有効です。
運河特有の「速い流れ」への対策も必須です。仕掛けが軽すぎるとあっという間に流されてしまい、魚がいる層(タナ)にエサが届きません。少し重めのウキ(3B~5B、時には1号)を使用し、ハリスにもガン玉を打って、仕掛けを強制的に沈めて馴染ませる技術が求められます。水中ウキを使って、仕掛け全体が潮を受ける面積を増やし、安定させるのも一つの手です。
配合エサについては、潮流に負けずに底まで届く比重の高いタイプと、広範囲に散って魚を寄せる拡散性の高いタイプをブレンドするのがおすすめです。例えば、マルキューの「グレパワーV9」のような横方向への拡散性が強いエサは、流れの中で帯状に広がり、遠くの魚を寄せるのに適しています。
ファミリーに最適な若松運河の魅力

もし、初心者の方や小さなお子様と一緒に釣りに行くなら、迷わず「若松運河の遊歩道側」をおすすめします。ここは北九州エリアでもトップクラスにファミリー向けの釣り場として整備されています。
最大の魅力はやはり「足場の良さ」です。手すりこそありませんが、平坦で幅の広いコンクリート護岸が続いているため、磯場のような危険がなく、スニーカーで気軽に楽しめます。ベンチも等間隔に設置されているので、お父さんが釣りの準備をしている間、お子さんやお母さんはベンチで休憩、なんてことも可能です。
ファミリーフィッシングの定番であるサビキ釣りをするなら、足元から水深があるため、短い竿でも十分にアジやイワシが狙えます。また、足元の石積みの隙間にブラクリを落とせば、かわいいアラカブが顔を見せてくれることもあり、子供たちが退屈せずに楽しめる要素がたくさんあります。
ただし、運河は潮の流れが速い時間帯があります。お子様が万が一落水すると大変危険ですので、必ずライフジャケットを着用させてください。大人も同様です。安全対策をしっかりとした上で、楽しい休日の思い出を作ってください。

若松の沖波止で釣果を得るまとめ

今回は、2025年12月時点での「若松 沖波 止 釣果」に関する最新情報と攻略法をお伝えしました。
寒さが厳しくなる季節ですが、若松エリアでは良型のチヌやヒラメ、そして美味しいアジやアラカブが私たちを待っています。軍艦波止で冷たい風に吹かれながら一発大物を狙うストイックな釣りも、運河でのんびりと糸を垂らす癒やしの釣りも、どちらもこのエリアならではの楽しみ方です。
重要なのは、その日の潮や天候に合わせて、最適なポイントとターゲットを選ぶことです。そして何より、安全とマナーを守ること。ライフジャケットを着用し、ゴミを持ち帰り、立ち入り禁止エリアには入らない。当たり前のことを守るかっこいい釣り人として、この素晴らしいフィールドを楽しんでください。
この記事の情報が、皆さんの次の釣行での「価値ある一匹」に繋がることを願っています。もし現場で見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね!

