こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。
最近、SNSや釣果投稿サイトで「国府津海岸 釣果」と検索しては、画面をスクロールする手が止まらなくなっていませんか?「昨日はイナダが爆釣だったらしい」「いや、今日はボウズだった」なんて情報が錯綜していて、結局のところ今週末に行くべきなのか、行ったら釣れるのか、どんなルアーを持っていけばいいのか、迷ってしまうことは釣り人なら誰しもあることです。
私自身もサラリーマンアングラーとして、貴重な週末の釣行計画を立てるたびに、現地のリアルな状況や混雑具合が気になって仕方ありません。特に国府津のような超人気フィールドは、場所取りのプレッシャーも含めて事前の情報収集が釣果の8割を握っていると言っても過言ではないからです。
そこで今回は、西湘サーフの中核であり、関東屈指の回遊魚パラダイスである国府津海岸の最新状況を徹底的にリサーチしました。単なる釣果の羅列ではなく、実際に私たちがフィールドに立った時に役立つ「立ち回り」や「具体的な戦略」について、私なりの視点と経験を交えて詳しくまとめてみました。これを読めば、週末の釣行プランが明確になり、自信を持ってキャストできるようになるはずです。
【この記事で分かること】
- 2025年11月現在のイナダやショゴのリアルな回遊状況とサイズ感
- 激戦区・国府津で勝ち抜くための駐車場事情と電車アクセスの優位性
- 独特の「ドン深」地形を攻略するためのメタルジグ選定基準とアクション
- 釣果を分ける朝マズメの「一瞬の時合い」を逃さないための準備
2025年最新の国府津海岸の釣果情報
まずは、皆さんが一番気になっているであろう「今、国府津で何が釣れているのか」という点について、直近の2025年11月のデータを基に整理していきましょう。西湘エリアは相模湾の奥に位置しながらも黒潮の影響を受けやすく、日によって、あるいは時間帯によって状況がガラリと変わることも珍しくありません。最新のトレンドを掴むことが、釣果への最短ルートです。
最新の青物やイナダの回遊状況

11月に入り、暦の上では晩秋、あるいは初冬と言える時期に差し掛かっていますが、今年の国府津海岸では依然として青物の回遊が熱い状況が続いています。特にアングラーを熱狂させているのが、40cm前後の「イナダ(ブリの若魚)」です。
例年のパターンであれば、水温の低下とともにベイトが深場へ落ち、それに伴って青物もショア(岸)からの射程圏外へと去っていく時期です。しかし、今年は海水温が平年よりも高めに推移している影響か、ベイトフィッシュが沿岸部に留まっており、それを追うフィッシュイーターたちも接岸を続けています。
なぜ今、イナダなのか?
夏場に「ワカシ」サイズだった個体が、相模湾内の豊富なベイトを食べて成長し、引きの強い40cmクラスのイナダとなって回遊しています。このサイズのイナダは遊泳力が高く、群れで行動するため、群れに当たれば連続ヒット(爆釣)も夢ではありません。実際に11月中旬のデータを見ても、複数のアングラーによって立派なイナダの捕獲が報告されています。
ショゴやシイラの混在が意味すること
また、カンパチの若魚である「ショゴ」も混じっています。イナダが表層を走り回るのに対し、ショゴは海底(ボトム)付近の地形変化につく傾向があり、強烈な突っ込みを見せます。さらに驚くべきは、本来夏を代表する魚である「シイラ」や「ソウダカツオ」もポツポツと上がっていることです。
これは海の中がまだ「夏と秋が混在している」状態であることを示唆しています。つまり、私たちは「冬の防寒対策」をしつつも、タックルボックスの中身は「夏の高活性な魚にも対応できる準備」をしておく必要があるというわけです。
海水温のトレンドに注目 気象庁が発表している海面水温の実況図を見ても、相模湾周辺は平年に比べて水温が高いエリアが広がっています。これが青物の好調を支えている大きな要因の一つと言えるでしょう。 (出典:気象庁『日別海面水温』)

朝マズメの時間帯が勝負の鍵

「結局、何時に釣りに行けばいいの?」という質問への答えは、シンプルかつ絶対的です。それは「日の出前後の朝マズメ」です。特に国府津海岸での勝負は、ダラダラと続くものではなく、本当に一瞬で決まることが多いのが特徴です。
具体的なデータとして、11月14日のイナダ捕獲時刻の記録を見ると「05:41」となっています。この時期の日の出時刻はおおよそ6時過ぎですから、空が白み始め、薄明るくなってくるタイミング(薄明)と完全に合致します。
なぜ国府津の朝は強いのか
国府津海岸は地理的に東〜南東を向いているサーフです。これはつまり、太陽が昇る方向からダイレクトに光が差し込む地形であることを意味します。太陽光が海中に差し込むと、夜間は分散していた植物プランクトンが光合成のために浮上し、それを食べる動物プランクトンが動き出し、さらにそれを追う小魚(ベイト)が活性化し、最後にそれらを狙う大型の青物の捕食スイッチが入ります。
この食物連鎖のスイッチが、日の出とともに一気に入るのが国府津の特徴です。逆に言えば、太陽が完全に昇りきってからの日中(デイゲーム)は、魚が深場へ戻ってしまうため、ショアからの攻略は格段に難しくなります。
アツシのワンポイントアドバイス
長時間粘る体力勝負よりも、日の出前後の1〜2時間(例えば朝4:30〜6:30)に全精力を集中させる「短時間決戦スタイル」が最も合理的です。眠い目をこすってでも、このゴールデンタイムだけは逃さないようにしましょう。
イワシなどベイトの接岸パターン

ショアジギングにおいて「釣れるか釣れないか」を決定づける最大の要因、それはルアーの色でもロッドの値段でもなく、「ベイトフィッシュ(餌となる小魚)がいるかどうか」です。青物は餌を求めて泳ぎ回っているため、餌がいない場所に留まる理由がないからです。
現在の国府津海岸におけるメインベイトは、主に「カタクチイワシ」や「シラス」などの小型回遊魚です。これらが大きな群れとなって岸近くを回遊している時こそが、最大のチャンスとなります。
ナブラとボイルを見逃すな
SNSの釣果報告などで「波打ち際でボイルが出た!」や「ナブラが湧いた!」という興奮気味のコメントを見かけることがありますが、これはまさにフィッシュイーターがベイトを水面まで追い詰めて捕食しているシーンです。
特に国府津は急深な地形(ドン深)であるため、大型魚がベイトを追い込んで、波打ち際からわずか数メートルの距離まで侵入してくることが多々あります。「まさかこんな足元にはいないだろう」と思って沖ばかり投げていると、実は目の前を魚が通り過ぎていた、なんてことも珍しくありません。
鳥の動きは天然のレーダー
また、海面だけでなく空にも注目してください。カモメやアジサシなどの海鳥が旋回していたり、海面に突っ込んだりしている場所は、ベイトが浮いている証拠です。国府津のような広大なサーフでは、鳥山(とりやま)は魚の居場所を教えてくれる最高のナビゲーションシステムとなります。
ドン深地形とポイントの選び方
国府津海岸を語る上で避けて通れないキーワード、それが「ドン深(どんぶか)」です。遠浅のサーフが多い千葉や茨城とは異なり、国府津は波打ち際から数歩進むだけで、ガクンと水深が落ち込みます。場所によっては、岸から10mも投げれば水深5m〜10mに達することもあります。
この特殊な地形が、ショアからブリやカツオなどの大型魚が狙える理由なのですが、同時に攻略を難しくしている要素でもあります。のっぺりとした広い海岸線の中で、どこに投げればいいのか迷ってしまいますよね。
地形変化(ブレイク)をどう探すか
ポイント選びの基本は「変化」を探すことです。一見何もないように見える海でも、よく観察すると違いがあります。
- 波の崩れ方: 周囲より波が立ち上がらない場所や、逆に崩れやすい場所は、海底の地形が変化している証拠です。
- 潮目: 海面に泡が帯状に浮いていたり、海の色が違って見えたりするライン(潮目)は、異なる潮流がぶつかる場所であり、プランクトンやベイトが溜まりやすい一級ポイントです。
- 岸の形状: 砂浜のラインが海側に少し出っ張っている場所(岬状になっている部分)は、潮の流れが当たりやすく、魚の回遊ルートになりやすい場所です。
特に朝マズメなどの薄暗い時間帯は目視での確認が難しいですが、明るくなってからは偏光グラス越しに海を観察し、少しでも「何か違う」と感じる場所にルアーを通してみることが釣果への第一歩です。
ライブカメラ代わりの波情報活用
釣り人にとって最大の敵、それは「風」と「波」です。せっかく早起きして現地に着いたのに、海が大荒れで釣りどころではなかった…という絶望感は味わいたくありません。しかし残念ながら、国府津海岸そのものをバッチリ映してくれる高画質な常設ライブカメラは存在しません。
そのため、遠方からアクセスする私たちは、近隣の情報を組み合わせて現地の状況を「プロファイリング(推測)」する必要があります。
大磯海岸ライブカメラの活用
私が最も信頼している情報源の一つが、国府津の東側に位置する「大磯海岸」のライブカメラです。大磯と国府津は同じ相模湾に面しており、距離も近いため、海況がリンクしやすい特徴があります。もし大磯のカメラで白波がガンガン立っているようなら、国府津も同様に荒れている可能性が高いと判断できます。
サーファー向け波情報の応用
また、釣り専用ではありませんが、「BCM」や「波伝説」といったサーファー向けの波情報サイトも非常に有用です。これらのサイトでは、波の高さ(うねり)や風向きが詳細にレポートされています。
| チェック項目 | 釣りへの影響と判断基準 |
|---|---|
| 風向き | 北風(◎): 追い風となりルアーが飛ぶ。海面も穏やか。 南風(×): 向かい風で波が高くなる。釣りづらく危険。 |
| 波高(うねり) | 1.5m以下(◯): 釣りやすい。 2.0m以上(△〜×): ドン深のため波打ち際の威力が凄まじく危険。 |
特に国府津は南風に弱く、南からの風が吹くと波が一気に高くなり、足元を洗われて非常に危険な状態になります。ライブカメラがないからこそ、天気予報図や周辺データを読み解く力が、安全で快適な釣行を約束してくれます。
国府津海岸で釣果を伸ばす攻略法
現地の状況やタイミングがわかったところで、次は「具体的にどうやって釣るか」という戦術論に入りましょう。何百人もの釣り人が一列に並ぶ激戦区・国府津において、隣の人ではなく自分に魚を食わせるためには、漫然と投げるだけではない工夫が必要です。
おすすめメタルジグの重さと色

国府津のサーフショアジギングにおいて、ルアー(メタルジグ)のセレクトは生命線です。まず重さ(ウェイト)についてですが、基本は30g〜40gを基準(ベース)に考えてください。
「もっと軽い方が食わせやすいのでは?」と思うかもしれませんが、水深がある国府津では、20g以下の軽いジグだと海底(ボトム)に着くまでに時間がかかりすぎます。さらに、潮の流れが速い場合、軽いジグはどんどん横に流されてしまい、隣の釣り人のラインと絡まる「オマツリ」の原因になります。まずは40gをしっかり投げ切り、確実に底を取る感覚を掴むことが大切です。
荒天・激流対策のヘビーウェイト
また、風が強い日や潮が激流のように速い日に備えて、50g〜60gのジグもタックルボックスに2〜3個忍ばせておくことを強くおすすめします。周りが「底が取れない」「流される」と苦戦している時に、重いジグでズドンと底を取り、独り勝ちできるシチュエーションが意外と多いのです。
実績カラー:ピンクUVゼブラの魔力
そして、カラー選びです。私が2025年の国府津で特におすすめしたいのが、「ピンクUVゼブラ」や「ブルピン(ブルーピンク)」系のカラーです。
なぜピンクUVゼブラなのか? 朝マズメの薄暗い海中において、ピンク色はシルエットが膨張して魚から見つけやすい色とされています。さらに「UV(ケイムラ)」加工は、可視光線が届きにくい深場でも紫外線を反射して発光するため、深場を回遊する魚へのアピール力が絶大です。ゼブラ柄(縞模様)はルアーが動くたびに明滅効果(フラッシング)を生み、リアクションバイトを誘発します。
実際に11月の釣果情報でも、このカラーパターンを持つ「Z-sardine(ゼットサーディン)」などのジグでのヒットが多く報告されています。
ヒットルアーの具体的アクション

良いルアーを選んでも、動かし方が合っていなければ魚は口を使ってくれません。ターゲット別に有効なアクション(誘い方)を使い分けることが、釣果を伸ばすコツです。
対イナダ・青物:ワンピッチジャーク
イナダなどの回遊魚を狙うなら、基本は「ワンピッチジャーク」です。ロッドを1回しゃくると同時にリールのハンドルを1回転させる、最もベーシックなアクションです。
ポイントは「止めないこと」。青物は動いているものを追う習性が強いため、見切らせないように少し早めのテンポで、リズミカルにジャークし続けるのが効果的です。表層から中層(カウント5〜10秒程度)を意識して、キビキビと動かしてみてください。
対ショゴ(カンパチ):ボトムからの早巻き&フォール
一方で、ショゴ(カンパチ)を狙う場合はアプローチが変わります。彼らは海底の地形変化に執着するため、必ず一度底まで沈める(ボトムを取る)ことが必須です。
着底したら、すぐにロッドを立てて「ジャカジャカ巻き(高速巻き)」で5〜10回ほど巻き上げ、そこで一瞬止めて「フォール(沈下)」させます。この「食わせの間(フォール)」を入れた瞬間にガツン!と食ってくることが多いのがショゴの特徴です。ボトム周辺をネチネチと攻めるイメージを持ちましょう。
駐車場の混雑と電車釣行の利点

ここで、釣りの技術以上に重要かもしれない、非常に現実的な問題について触れなければなりません。それは「国府津の駐車場戦争」です。正直に申し上げますが、ハイシーズンの国府津周辺の駐車場事情は「極めて厳しい」と言わざるを得ません。
海岸近くにはコインパーキングがいくつか点在していますが、収容台数が「4台」や「17台」といった小規模な場所がほとんどです。何百人もが集まる人気釣り場に対して、このキャパシティは圧倒的に不足しています。
車で行くなら「深夜到着」が絶対条件
週末や連休ともなれば、午前0時〜2時の段階で満車になることが常態化しています。「朝4時頃に着いて、少し仮眠してから…」という甘い計画は、現地に着いた瞬間に「満車」の赤い文字を見て絶望することになります。車で行くなら、前日の夜に入る覚悟が必要です。
最強のソリューション:電車釣行
そこで私が強く推奨したいのが、電車(JR東海道本線)を利用した釣行です。国府津海岸の素晴らしい点は、なんといっても国府津駅から徒歩5分ほどでサーフに出られるという、関東でも稀有なアクセスの良さにあります。
電車釣行のメリット 始発電車(東京方面からなら5時台着など)を利用すれば、朝マズメのプライムタイムには十分間に合います。駐車場を探して彷徨うストレスもありませんし、帰りに渋滞に巻き込まれることもなく、ビールを飲んで寝て帰ることもできます。体力温存と確実性を考えるなら、電車釣行こそが最も賢い選択肢かもしれません。
周辺のトイレやコンビニ事情
長時間サーフに立つ上で、生理現象と空腹への対策は欠かせません。国府津周辺のインフラ事情を把握しておきましょう。
まずコンビニですが、国府津駅の近くや国道1号線沿いに「セブンイレブン」などがあります。食料や飲み物はここで調達できますが、一度サーフに入って場所を確保してから買いに行くのは、場所を取られるリスクがあり時間のロスも大きいです。駅からの道中で必ず購入しておきましょう。
釣具店の活用法
海岸への動線上には、老舗の「内田釣具店」さんがあります。通常、朝6時頃から営業されていることが多いです。これはつまり、朝一番の暗い時間帯(4時〜5時)には開いていないということです。
したがって、ルアー、リーダー、スナップなどの消耗品は、必ず前日までに地元の釣具店で揃えておく必要があります。「現地で買えばいいや」は通用しません。内田釣具店さんは、マズメが終わった後に生き餌(ジャリメなど)を買い足してキス釣りに切り替える時や、店主さんから最新の釣果情報を聞くための「情報ステーション」として活用するのがスマートです。
トイレ問題
トイレに関しては、国府津駅のトイレを利用するのが最も確実です。海岸付近には公衆トイレが少ないため、駅で済ませてからサーフへ向かうルーティンを強くおすすめします。
場所取りやオマツリ回避のマナー
最後に、激戦区ゆえの人間関係のトラブル回避についてです。国府津海岸は人気がありすぎて、ハイシーズンには等間隔に釣り人が並び、さながら「管理釣り場」のような状態になります。
隣の人との距離が数メートルしかない状況で、100m近く遠投するわけですから、トラブルが起きないわけがありません。特に多いのが、ライン同士が絡まる「オマツリ」です。
クロスキャストは厳禁
自分の正面ではなく、斜め方向に投げる「クロスキャスト」は絶対にNGです。潮が速い時は、自分のルアーがどれくらい流されているかを常に意識する必要があります。
トラブルを未然に防ぐために
- 挨拶をする: 釣り座に入る時は、両隣の人に「隣入りますね」「おはようございます」と声をかけるだけで、その後の空気が全く違います。
- 重めのジグを使う: 混雑時に軽いジグを使うと、横に流されて迷惑をかけます。40g以上のジグで、ラインをできるだけ直線にするよう心がけましょう。
- オマツリしたら謝る: もし絡まってしまったら、相手のせいにせず、まずは「すみません」と声をかけ、協力して解くのが大人のマナーです。
また、釣り場にゴミを捨てないことは言うまでもありません。近年、ゴミ問題で立ち入り禁止になる釣り場が増えています。この素晴らしい国府津のサーフを未来に残すためにも、出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
今週末の国府津海岸の釣果予想
長くなりましたが、最後に今週末の展望です。海水温の安定感から見ても、まだまだイナダや青物のチャンスは続くと予想しています。特に天気予報で「北寄りの風(出し風)」が吹く予報であれば、海面が穏やかになり、ルアーも驚くほど飛ぶので、最高の釣り日和になるはずです。
「国府津 海岸 釣果」と検索して情報を探している皆さん、画面を見ているだけでは魚は釣れません。厳しい駐車場事情や混雑などハードルはありますが、それを乗り越えて手にする一本の青物の価値は格別です。しっかり準備をして、ぜひあの「ドン深」サーフでの強烈な引きを体感してきてください!皆さんのロッドが大きく曲がることを願っています。

