エギング3.5号の重さは?釣果を変える重量選びの極意

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

エギングを始めたばかりの頃、釣具屋に行くと3.5号のエギがずらりと並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまった経験はありませんか。パッケージに書かれた重さや沈下速度を見ても、自分の行く釣り場や持っているロッドに合っているのか判断するのは難しいものです。実はエギングにおいて3.5号というサイズは世界標準と言われていますが、その重さはメーカーやモデルによって大きく異なり、風の強さや水深に合わせて使い分けることが釣果を伸ばす近道になります。今回はそんなエギングの3.5号の重さに焦点を当てて、沈下速度との関係や状況別の選び方について、私なりの視点で詳しく解説していきたいと思います。

この記事で分かること】

  • メーカーごとの3.5号エギの正確な重量と沈下速度の違い
  • 風が強い日や深場など状況に合わせた重さの選び方
  • 話題のエメラルダスステイなど重量級エギのメリットと注意点
  • 季節ごとに最適なエギの重さを使い分ける戦略的思考
目次

エギング3.5号の重さを徹底比較

まずは、私たちが普段何気なく使っている「3.5号」というサイズのエギについて、その重さの実態を掘り下げてみましょう。「3.5号ならどれも同じ重さだろう」と思っていると、意外な落とし穴にはまるかもしれません。ここでは主要メーカーのデータを比較しながら、その違いを見ていきます。

メーカー別3.5号の重さ一覧

私がよく使うメーカーを中心に、3.5号エギのスペックを調べてみました。同じ「3.5号」という表記でも、製品によって重さが全く違うことに驚かされます。特にこれから本格的にエギを揃えようとしている方は、この違いを知っておくだけで買い物の失敗が減るはずです。

一般的に、3.5号エギの「標準」とされる重量は20g前後と言われてきました。しかし、近年のエギングシーンの進化に伴い、メーカー各社は独自の理論に基づいた重量設定を行っています。例えば、素材の進化や重心移動システムの搭載、さらには空気抵抗を計算し尽くしたボディ形状など、単なる「重り」の調整ではない、高度な設計思想がそこにはあります。

以下の表は、私が実際にフィールドで使用している主要なエギのスペックをまとめたものです。購入時の参考にしてください。

メーカー・商品名 タイプ 重量 (g) 沈下速度
YAMASHITA エギ王 LIVE ノーマル 21g 約3.0秒/m
YAMASHITA エギ王 K ノーマル 22g 約3.0秒/m
DAIWA エメラルダス ステイ ノーマル 25g 3.75秒/m
DAIWA エメラルダス ピーク ノーマル 19.5g 3.75秒/m
SHIMANO クリンチ FB ディープ 23g 約1.9秒/m
DUEL EZ-Q キャスト ノーマル 17g 約3.2秒/m
¥1,058 (2025/12/21 00:10時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
¥1,100 (2025/12/23 00:17時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

数値から読み解く各社の設計思想

表を見ると、最も軽いDUELのパタパタ(17g)と、最も重いDAIWAのエメラルダスステイ(25g)では、同じ3.5号でも8gもの差があります。これだけ違うと、キャストした時の感覚や操作感は全く別物になりますね。

YAMASHITAの「エギ王 LIVE」が21gであるのに対し、「エギ王 K」は22gと、わずか1g重く設定されています。この「1g」には、風のある状況や波っ気のある状況でも、エギの挙動を安定させたいという明確な意図が込められています。たかが1gですが、強風時のキャストフィールや、着底感度には確実な差として現れます。

一方で、DUELの「EZ-Q キャスト」の17gという軽さは驚異的です。通常、この軽さでは飛距離が出にくいのですが、足(パタパタフット)の抵抗やボディバランスでそれを補っています。この軽さは、水中でふわふわと漂うようなナチュラルな動きを演出するために不可欠な要素なのです。

初心者が最初に選ぶべき基準
もし最初の一本で迷ったら、市場のベンチマークである20g〜21g前後(YAMASHITAのエギ王LIVEなど)を選ぶのが無難です。これを基準にして、「もう少し飛びが欲しいから重くしよう」とか「ゆっくり見せたいから軽くしよう」といった調整をしていくのが、道具選びの王道ですよ。

沈下速度の比較とフォール調整

エギングで釣果を分ける一番の要素は、やはり「フォール(沈下)」だと私は感じています。イカがエギを抱くのは、アクション中ではなく、その後のフォール中が9割以上だからです。ここで重要なのが、「重い=沈むのが速い」という単純な図式が必ずしも成り立たないことです。

重さと浮力の物理学

例えば、先ほどの表にあったDAIWAの「エメラルダス ステイ」を見てください。25gと非常に重いのですが、沈下速度は3.75秒/mと、意外にもゆっくり沈みます。これはボディ自体に大きな体積を持たせ、浮力を確保しているためです。「重いのにゆっくり沈む」という特性は、強風下でも飛距離を稼ぎつつ、水中ではじっくりとイカにアピールできるという、相反する要素を両立させた画期的な設計と言えます。

逆にSHIMANOの「クリンチ ディープ」は23gですが、1.9秒/mという猛スピードで沈んでいきます。これは、ボディの浮力を抑えつつ、ウェイトを重くすることで、強制的に沈下速度を速めているからです。激流エリアや水深15m以上のディープエリアでは、このスピードがないと釣りになりません。

1秒の違いがもたらす釣果の差

「沈下速度3.0秒/m」と「3.5秒/m」の違い、皆さんは意識していますか?水深10mのポイントを攻める場合、この0.5秒の差が大きな意味を持ちます。
3.0秒/mのエギなら30秒で着底しますが、3.5秒/mのエギなら35秒かかります。この5秒間の差が、イカに対して「食わせの間」を長く与えることになり、結果としてバイト数が増えることがあります。逆に、活性が高い時は手返しが悪くなる原因にもなります。

フォール調整の極意
基本:3.0秒〜3.5秒/m(オールラウンダー)
高活性・深場・急流:2.0秒〜2.5秒/m(手返し重視・強制着底)
低活性・藻場・浅場:4.0秒〜6.0秒/m(じっくり見せる)
自分の持っているエギがどのタイプに属するのかを把握し、状況に合わせて使い分けることが、脱初心者への第一歩かなと思います。

エメラルダスステイは重すぎる?

「3.5号で25gなんて重すぎて投げられないのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。実際、一般的なエギングロッド(MLクラスなど)だと、ティップ(竿先)にずっしりとした重みを感じ、フルキャストするのが怖いと感じることもあるでしょう。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

規格外の25gが生まれた理由

しかし、この重さには明確な意図があります。それは「圧倒的な飛距離」と「安定感」です。私自身、風速5mを超えるような風が強い日にこのエギを使うことが多いのですが、他のエギが風で押し戻されるような状況でも、ステイなら弾丸のように風を切り裂いて飛んでいきます。飛距離が出るということは、それだけ誰も探っていないフレッシュなポイントにエギを届けられるということです。

また、この25gという重量は、水中での安定感にも寄与します。荒れた海況では、波やうねりでラインが引っ張られ、軽いエギだと水中姿勢が崩れてしまいがちです。しかし、高重量のエギは慣性モーメントが大きく、多少のラインテンションの変化では動じず、どっしりと構えた安定したフォールを維持してくれます。これが、タフコンディションでも釣れる秘密なんですね。

タックルバランスへの配慮

ただし、使用するタックルには注意が必要です。L(ライト)クラスや柔らかめのMLクラスのロッドで、ペンデュラムキャスト(垂らしを長く取って投げる方法)をせずにビシッと投げると、最悪の場合ロッドが破損するリスクがあります。

ロッドの適合ウェイトを確認しましょう
購入前に、お使いのロッドのスペック表記(Max Egi SizeやMax Lure Weight)を必ず確認してください。「Egi: 2.5-4.0」や「Wait: Max 25g」といった表記があるM(ミディアム)クラス以上のロッドであれば、安心してその性能を引き出すことができます。

仮面シンカーの重さと活用法

釣り場で「もう少し早く沈めたいな」「潮が速すぎて底が取れない」と思った時に便利なのが、エギの頭に後付けできる「仮面シンカー(プラスシンカー)」です。私もタックルボックスには必ず、1gから10gまでの各サイズを忍ばせています。

わずか数グラムで激変する操作感

これを装着することで、ノーマルタイプのエギを簡単にディープタイプに変身させることができます。例えば、水深15mのエリアで潮が速い場合、ノーマルの20gではいつまで経っても底に着きません。そこで3gのシンカーを追加するだけで、スルスルとラインが入っていき、明確な着底感を得られるようになります。

また、シンカーを追加することで重心が前方に移動し、フォール姿勢がより「頭下がり」になります。これにより、水流抵抗を受け流しやすくなり、さらに沈下速度が加速します。「重さを足す」という行為は、単に重量を増やすだけでなく、エギの姿勢制御にも関わってくるのです。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

ショアティップランという選択肢

さらに重い7g〜10g程度のシンカーを装着すれば、陸っぱりからでも「ティップランエギング」のような釣りが可能になります。キャストして底を取り、数回巻いてピタッと止める。この時、重量級のヘッドがエギを安定させ、竿先(ティップ)に出る微細なアタリを捉えることができます。激流エリアや強風時には最強のメソッドの一つです。

私の使い分けルール
・水深が少し深い、風が少しある:1.5g〜2gを追加
・潮が速い、底取りが怪しい:3g〜5gを追加
・激流、爆風、ボートエギング流用:7g〜10gを追加
・微調整:糸オモリをシャンク(フックの軸)やアイに巻いて0.5g単位で調整することも有効です。

3.0号と3.5号の使い分け基準

今回は3.5号の話をメインにしていますが、現場では3.0号との使い分けも悩みどころですよね。一般的に、3.5号の重さは20g前後、3.0号は15g〜16g程度が多いです。この4g〜5gの差をどう戦略に組み込むかが重要です。

まずは3.5号から入る理由

私は基本的に、秋のシーズン初期を除いては「まずは3.5号から入る」ようにしています。最大の理由は「サーチ能力」の高さです。重さがある分、3.0号よりも遠くまで飛び、広範囲を探ることができます。また、エギ自体の体積が大きいため、水中での波動や視覚的なアピール力が強く、遠くにいるイカにも気づかせやすいのです。

さらに、3.5号の重量は手元に伝わる情報量(感度)を増幅させます。潮の重み、流れの変化、底質の硬さなど、軽い3.0号では感じ取りにくい微細な変化も、3.5号なら明確に伝わってくることが多いのです。

サイズダウンのタイミング

では、いつ3.0号に替えるのか。それは「イカがいるのに抱かない時」や「ベイトサイズが極端に小さい時」です。3.5号で寄せてきたけれど、イカパンチだけで乗らない、あるいは後ろをついてくるだけ…といった状況で、3.0号にサイズダウン(=ウェイトダウン)すると、フォールスピードが変化し、シルエットが小さくなることで、一撃で抱いてくることがあります。この「アピールの3.5号、食わせの3.0号」というローテーションこそが、数を伸ばす秘訣です。

エギング3.5号の重さで変わる戦略

ここからは、より実践的なシーンに合わせて、どのようにエギの重さを選んでいけば良いのか、私の経験を交えてお話しします。エギの重さは、単なるスペックではなく、自然環境と戦うための「戦略」そのものなんです。

強風時のエギの選び方と対策

エギングの大敵といえば「風」です。特に横風が吹くと、PEラインが凧のように風を孕んでしまい、エギが勝手に浮き上がったり、手前に滑ってきたりして、何をしているのか全く分からなくなります。そんな時こそ、重いエギの出番です。

慣性とラインテンションの確保

風が強い日は、迷わず22g以上のエギや、先ほど紹介した25gのエメラルダスステイなどをチョイスします。質量(重さ)があるエギは、慣性の法則で空中でも飛行姿勢が安定しやすく、着水後も自重でラインを引っ張ってくれるため、糸フケが出にくくなります。

例えば、風速5m以上の横風がある堤防で、19gのエギを使っていると、フォール中にラインが風に流され、エギが水中で水平移動してしまいます。これではイカは抱きません。しかし、25gのエギに変えると、その重みでラインを海中に留めようとする力が働き、比較的垂直に近いフォールを維持できるのです。

「軽くて操作しやすいエギ」を使いたい気持ちも分かりますが、風の日は「重くて存在感のあるエギ」を使う方が、結果としてライントラブルも減り、ボトム感知能力も維持できるため、釣果に繋がることが多いと私は確信しています。

深場攻略に必要なグラム数

水深が10mを超えるような深場や、潮の流れが速いポイントでは、標準的な20g前後のエギだとなかなか底に着きません。アングラーはずっとフォールさせているつもりでも、実は潮に流されているだけで、エギは中層を漂っている…なんてこともよくあります。

ディープタイプが必須な理由

こういった場所では、沈下速度が速い「ディープタイプ(22g〜25g前後)」が必須です。YAMASHITAのエギ王LIVEディープや、SHIMANOのクリンチフラッシュブーストのディープモデルなどが活躍しますね。これらはヘッド部分のウェイトが増強されており、潮流を切り裂いてボトムまで一直線に届けてくれます。

深場でのエギングは、まず「底を取ること」ができなければスタートラインに立てません。ボトムに着いた感覚(着底)が分からなければ、根掛かりのリスクも増えますし、イカがいる層(レンジ)を把握することもできません。水圧のかかる深場でも、23g以上の重量があれば、ロッドティップに「トンッ」という着底の合図や、潮流の重みが明確に伝わってきます。

カウントダウンの重要性
ディープタイプを使う際は、必ず着底までの秒数をカウントしましょう。「ここはカウント40で底だ」と分かれば、次は35カウントでシャクリ始めることで、根掛かりを回避しつつ、ボトム付近のおいしいレンジを効率よく攻めることができます。

春イカ攻略に最適なエギの重さ

春の大型アオリイカ(親イカ)を狙う場合、重さの選び方は少しシビアになります。春イカは産卵のために浅場(藻場)に入ってくることが多いのですが、ここで重たいエギを使うとすぐに藻に突っ込んでしまい、釣りになりません。

藻場攻略のカギは「シャロータイプ」

春の藻場(ウィードエリア)攻略には、「軽めの3.5号」や「シャロータイプ」が絶対的な威力を発揮します。重さで言うと18g〜19.5gくらいでしょうか。これらは沈下速度がゆっくり(約4秒〜6秒/m)なので、背の高い海藻の上をなめるように引いてきたり、藻のポケット(切れ目)にふわっと落とし込んだりすることが可能です。

また、春の親イカは非常に警戒心が強く、動きの速いエギには反応しないことが多々あります。軽いエギが生み出すスローなフォールは、神経質なデカイカに対してじっくりとエギを見せ、焦らせて口を使わせるための最強の武器になります。

回遊待ちはヘビーウェイトで
ただし、同じ春イカでも、産卵場所へ向かう途中のイカを深場のブレイク(かけ上がり)やミオ筋(船の通り道)で待ち伏せする場合は話が別です。この場合は、通常通り20g以上、あるいはディープタイプのエギを使って、ボトムに張り付くように誘う戦略が有効です。場所と狙い方によって、18gと23gを使い分けるのが春のセオリーですね。

秋イカの3.5号はいつから?

秋は新子の数釣りシーズンですが、シーズン開幕の8月下旬や9月初旬は、2.5号や3.0号を使うのが一般的です。イカのサイズ自体がまだ小さいため、3.5号のエギは抱ききれないことが多いからです。では、いつから3.5号をメインに据えれば良いのでしょうか。

サイズアップと遠投の9月下旬

私は、「9月下旬〜10月頃」から徐々に3.5号を混ぜていくようにしています。この時期になると、成長の早い個体は胴長15cm〜20cmを超え、3.5号のエギを果敢に襲ってくるようになります。

また、秋は釣り場が混雑し、手前のイカは叩かれ尽くしている(スレている)ことが多いです。そこで3.5号の重さを活かして沖の潮目まで大遠投することで、誰も探っていないフレッシュなイカに出会える確率がグンと上がります。最初は「秋に3.5号は大きいかな?」と思うかもしれませんが、活性の高い秋イカは、自分と同じくらいのサイズのエギにも平気でアタックしてきます。

特に朝マズメや夕マズメといった高活性な時間帯は、手っ取り早くアピールできる3.5号の独壇場になることも珍しくありません。ノーマルタイプの標準的な重さ(20g〜21g)なら、秋のエギングロッドでも十分に扱えますので、ぜひボックスに忍ばせておいてください。

エギング3.5号の重さ総まとめ

今回はエギングの3.5号の「重さ」について深掘りしてきました。たかが重さ、されど重さ。わずか数グラムの違いが、海中でのエギの動きや、私たちの操作感、そして最終的な釣果に大きな影響を与えることがお分かりいただけたかと思います。

エギングは、見えない海の中で何が起きているかを想像する遊びです。その想像を助けてくれる一番のヒントが、ロッドを通して伝わるエギの「重さ」なのです。

記事の要点まとめ
・3.5号でもメーカーによって17g〜25gと幅がある
・「重さ」と「沈下速度」は必ずしも比例しない
・風が強い日は22g以上の重いエギが圧倒的に有利
・春の藻場は軽めのシャロータイプ、深場はディープタイプを活用する
・迷ったらまずは20g〜21gの標準タイプを基準にする

自分の通うフィールドやその日の天候に合わせて、ベストな重さを選べるようになれば、エギングはもっと楽しく、もっと釣れるようになるはずです。ぜひ、次回の釣行ではエギのパッケージに書かれている「g(グラム)」を意識して、戦略的な一杯を手にしてくださいね。

※本記事で紹介した数値やスペックは、執筆時点でのメーカー公表値や一般的な情報を基にしています。正確な情報は各公式サイト(出典:DAIWA公式ウェブサイト等)をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次