若洲海浜公園の釣果は?2025最新情報と釣れるポイント完全解説

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こんにちは。釣りスタイル、運営者の「アツシ」です。

東京ゲートブリッジを望む若洲海浜公園の釣果についてリアルタイムの情報を探している方も多いのではないでしょうか。広大な釣り場だけにどの場所が最適な釣りポイントなのか迷ってしまいますし、独自のルールとして投げ釣りが禁止されていることへの対策も知っておきたいところですね。また車で行く場合の駐車場の料金体系や、初心者の方が手ぶらで楽しむためのレンタルの有無についても事前に把握しておきたい重要な情報です。

私自身、週末のたびに竿を担いでこの公園に通い詰めていますが、ここは初心者からベテランまでを受け入れる懐の深さがある一方で、知らなければ釣果ゼロ(ボウズ)で終わってしまう厳しい側面も持っています。特に「隣の人は釣れているのに、自分だけ釣れない」という現象が起きやすいのも、この釣り場の特徴です。その差は、ほんの少しの情報の質と準備の違いにあります。

この記事では、私自身のリサーチと実釣経験に基づき、皆さんが現地で迷わずに釣りを楽しめるよう、ネット上の表面的な情報だけでは分からない「生きた情報」をお届けします。2025年の最新トレンドも交えながら、徹底的に解説していきます。

【この記事で分かること】

  • 現在の季節に若洲海浜公園で釣れている魚種と具体的な攻略法がわかる
  • 誤解されやすい投げ釣り禁止ルールの正しい解釈と対策が学べる
  • 駐車場やトイレなど現地で失敗しないための施設情報が把握できる
  • 2025年の最新トレンドである穴釣りやサッパ狙いのコツを知れる
目次

若洲海浜公園の釣果傾向と最新情報

若洲海浜公園は東京湾奥に位置しながらも、潮通しの良さと変化に富んだ地形のおかげで、初心者からベテランまで楽しめるポテンシャルの高いフィールドです。ここでは、単なる「釣れた」という情報だけでなく、なぜ釣れるのかという環境要因や、最新のトレンドを交えて解説していきますね。

リアルタイムの釣果情報を知る方法

釣りに行く前、どうしても気になるのが「今、釣れているのか?」というリアルタイムの情報ですよね。私も釣行前は必ずチェックします。なぜなら、東京湾奥の釣り場は、ほんの数日の違いで状況が激変するからです。先週爆釣していたアジが、今週は全く姿を見せないなんてことは日常茶飯事です。

基本的にはX(旧Twitter)や、アングラーズといった釣り専用SNSアプリで「若洲」や「若洲海浜公園」と検索するのが一番早いです。ここで重要なのが、検索キーワードの選び方です。単に「若洲 釣果」と検索するだけでなく、「若洲 アジ」「若洲 サッパ」「若洲 混雑」といった具体的な魚種や状況をプラスして検索することをおすすめします。これにより、今まさに何が釣れているのか、どれくらい混んでいるのかという、より解像度の高い情報を得ることができます。

ただし、情報の鮮度を見極める際には細心の注意が必要です。「釣れた!」という写真付きの投稿があっても、それが実は数日前の釣果だったり、たまたま回遊があった一瞬の出来事だったりすることもあります。投稿日時だけでなく、投稿者がコメントしている「時間帯」や「潮の状況」にも注目してください。

情報の見極めポイントと「風」の重要性

「釣果」という結果だけでなく、その日の「風向き」や「潮位」もセットで確認しましょう。若洲海浜公園は海に突き出た地形のため、風の影響を非常に強く受けます。特に南風や西風が強い日は、波が護岸に打ち付けて竿が出せないこともしばしばあります。釣れている情報があっても、当日の風速予報サイト(Windyなど)をチェックし、風速5mを超えるようなら別の釣り場を検討する勇気も必要です。

季節ごとの釣れる魚と攻略カレンダー

若洲海浜公園では、季節によって狙える魚が明確に変わります。「いつ行ってもアジが釣れる」わけではないので、季節に合わせたターゲット選定が釣果への近道です。自然相手の遊びですから、人間が魚に合わせる姿勢が大切ですね。

私の長年の経験と収集した調査データを基に、季節ごとの攻略マトリクスを詳細にまとめてみました。これを参考に釣行計画を立ててみてください。

季節 メインのターゲット アツシ的攻略メモと生態学的背景
春 (3-5月) シーバス、ウミタナゴ、メバル 水温が上昇し始めるこの時期は、産卵後の「乗っ込み」シーズンです。特にウミタナゴは護岸際で群れる習性があり、ウキ釣りでの数釣りが楽しいターゲットです。シーバス(スズキ)は「バチ抜け」と呼ばれるゴカイ類の産卵行動に合わせて活性が上がるため、夜釣りのルアーマンにとっても熱い季節になります。
夏 (6-8月) アジ、イワシ、ハゼ、サッパ ファミリーフィッシングの最盛期です。高水温に伴い回遊魚が接岸し、サビキ釣りで数が狙えるベストシーズンとなります。ただし、東京湾奥特有の「青潮(貧酸素水塊)」が発生すると魚が死滅したり沖へ逃げたりするため、海の色が乳白色や青白く濁っている日は要注意です。また、ハゼが浅場に湧くので、足元でのミャク釣りも手堅い選択肢です。
秋 (9-11月) アジ、サッパ、サバ、サヨリ 「秋の荒食い」と呼ばれるシーズンで、魚が冬の越冬に備えて活発に餌を追います。回遊魚のサイズも春や夏より一回り大きくなり、サバなどの引きの強い魚も混じるため、竿が大きくしなるスリリングな釣りが楽しめます。多種多様な魚が混じるので、五目釣り(色々な魚種を釣ること)を楽しむには最高の季節ですね。
冬 (12-2月) カレイ、カサゴ、アイナメ 水温が下がると回遊魚は深場へ落ちてしまいますが、産卵絡みの大型カレイ(座布団カレイ)や、冷水を好む根魚(ロックフィッシュ)が熱いです。忍耐が必要な時期ですが、釣れれば価値ある一匹に出会えます。防寒対策を万全にして挑みましょう。

このように、季節ごとの「メインディッシュ」を理解しておくことで、無駄なボウズを減らすことができます。「今は何が旬なのか」を意識するだけで、釣果は劇的に変わりますよ。

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2025年最新の釣果トレンド

直近の2025年後半の傾向を見ていると、少し面白い特徴が出ています。以前は「若洲といえばアジ」という時期でも、最近はサッパ(ママカリ)の勢力が非常に強いようです。

「なんだ、サッパか…外道(狙っていない魚)だな」と侮るなかれ。サッパはアジに比べて群れの規模が非常に大きく、一度入ってくれば長時間釣れ続くことが多いです。アジが回遊してこない渋い状況でも、サッパなら竿を曲げてくれるという「ボウズ逃れの救世主」的な存在になっています。特にファミリーフィッシングにおいて、お子さんに「魚が釣れた!」という成功体験をさせてあげるには最高のターゲットですよ。

サッパの美味しい食べ方

骨が多い魚として敬遠されがちですが、処理さえしっかりすれば非常に美味しい魚です。三枚におろして酢漬けにする岡山の郷土料理「ママカリ」はもちろん、頭と内臓を取ってじっくりと二度揚げした唐揚げは、骨までサクサクでビールのお供に絶品です。持ち帰って食べる価値は十分にあります。

また、最近のYouTubeやSNSでは、テトラ帯や護岸の継ぎ目を狙った「穴釣り」で、25cmを超えるような大型のカサゴやアイナメが上がっている報告も増えています。多くの釣り人が沖に向かって竿を出している中で、実は足元の隙間に手つかずのパラダイスが残っている可能性があります。流行りの釣り方だけでなく、こうしたニッチな戦略が功を奏するのが今の若洲のトレンドと言えるでしょう。

よく釣れるポイントとエリアの選び方

若洲海浜公園は非常に広い釣り場ですが、大きく分けて3つのエリアが存在し、それぞれ狙い方とターゲットが異なります。漫然と空いている場所に入るのではなく、自分の狙いたい魚に合わせてエリアを選ぶのが鉄則です。

  • 海釣り施設(防波堤):
    沖に向かって長く突き出ているため、潮通しが抜群に良いのが最大の特徴です。アジ、イワシ、サッパなどの回遊魚を狙うなら、間違いなくここが一等地です。群れが回ってきやすいので、サビキ釣りをするならまずはここを目指しましょう。ただし、その分人気も凄まじく、週末は朝早くから満員になることも珍しくありません。
  • 人工磯:
    自然の磯場を模して大きな岩が配置されたエリアです。ここはカサゴ、メバル、ソイなどの根魚(ロックフィッシュ)を狙うのに適しています。足場が複雑なので、ブラクリ仕掛けやワームを使って岩の隙間を探る釣りがメインになります。夜釣りも可能なので、電気ウキを浮かべてノンビリとメバルを待つのも風情がありますよ。ただし、足元が滑りやすいので磯靴や滑りにくいスニーカーが必須です。
  • キャンプ場前護岸:
    防波堤の手前に広がる護岸エリアです。水深は比較的浅めですが、ハゼやシーバスの実績が高いポイントです。防波堤が満員で入れない時の「逃げ場」としても機能しますが、侮るなかれ、秋口のハゼ釣りシーズンにはここが最も熱いポイントになることもあります。また、キャンプ場を利用しながら釣りを楽しむファミリー層にも人気です。

初めて行く方は、まずは海釣り施設(防波堤)を目指し、混雑状況や狙いたい魚種に応じて人工磯や護岸へ移動するというプランBを持っておくと安心です。

アジやサッパ等の回遊魚を狙うコツ

初心者の方が最も狙いたいのは、やはり食べて美味しいアジやイワシなどの回遊魚ですよね。基本は「サビキ釣り」ですが、若洲海浜公園のような東京湾奥のフィールドには特有の攻略法があります。それは「濁り」対策です。

東京湾奥はプランクトンが多く、海水が濁っていることが多いです。そのため、普通のピンクや白のスキンサビキ(擬似餌のみの針)では、魚にエサだと認識されにくかったり、逆に見切られたりすることがあります。そこで私が強くおすすめするのが、「トリックサビキ」です。

トリックサビキとは、専用の二股の針に、実際の生のアミエビを擦り付けて釣る方法です。擬似餌ではなく「本物のエサ」が付いているため、魚の食いつきが段違いです。周りが普通のサビキで沈黙している中、トリックサビキを使っている人だけが入れ食い状態…という光景を何度も見てきました。

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具体的な釣り方の手順

  1. 「スピード餌付け器」という専用の器具をバケツや手すりにセットし、解凍したアミエビを盛ります。
  2. トリックサビキの仕掛けを両手で持ち、餌付け器の中を往復させて、全ての針にアミエビを引っかけます。
  3. そっと足元に仕掛けを落とします。(遠くに投げる必要はありません。エサが外れてしまいます)
  4. オモリが底に着いたら、リールを少し巻いて底から数十センチ浮かせた状態で待ちます。
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また、若洲の海底地形データを見ると、ゲートブリッジ南側は平坦で回遊魚が通りやすく、北側は深場があり越冬場所になっているようです。季節によって魚の居場所が変わることも意識し、釣れない時はタナ(深さ)をこまめに変えるのも玄人の技ですね。

若洲海浜公園で釣果を出す攻略と施設

釣れる場所や時期がわかったところで、次は実際に現地で快適に過ごし、トラブルなく釣果を出すための「攻略法」と「施設情報」について深掘りします。特に独特なルールや駐車場事情は、知らずに行くと痛い目を見ることがあるので要チェックです。

投げ釣り禁止ルールの詳細と対策

若洲海浜公園について調べると、必ず目にするのが「投げ釣り禁止」というキーワードです。これを見て「えっ、一切投げちゃダメなの?足元しか釣れないの?」と不安になる方も多いでしょう。ここでルールの正確な定義と、合法的な攻略法を解説します。

正確には、「振りかぶって投げる(オーバーヘッドキャスト)、横から投げる(サイドスロー)釣りが禁止」という意味です。これは、背後を通行する他の利用者(散歩やジョギングの方もいます)への針掛かり事故防止と、狭い東京湾を行き交う船舶への仕掛けの飛び出しを防ぐための安全ルールです。また、これに伴い本格的な投げ釣り用のタックルや、キャストを前提としたルアー釣りも原則として禁止されています。

(出典:東京港埠頭株式会社『若洲海浜公園 釣り施設のご案内』)

ここが抜け道!「ちょい投げ」はOK

しかし、絶望する必要はありません。アンダースロー(竿先を下げて、下から軽く振り出す投げ方)での「ちょい投げ」は認められています。10メートル〜20メートルも飛ばせば、カケ上がり(海底の斜面)や泥底の変化があるポイントには十分届きます。

したがって、持っていく竿は、4メートル以上あるような本格的な投げ竿ではなく、2メートル前後のコンパクトロッドや、バス釣り・エギング用のルアーロッドが最適です。これなら取り回しも良く、アンダースローで軽快に仕掛けを投入できます。「飛ばさなくても釣れる」のが若洲の魅力でもあります。無理に遠投しようとせず、近距離のポイントを丁寧に探る釣りを心がけましょう。

撒き餌(コマセ)禁止ルールについて

もう一つ重要なルールとして「撒き餌の使用禁止」があります。これは海質汚染を防ぐため、柄杓などでオキアミを海に撒く行為が禁止されているものです。ただし、「カゴに詰めて落とすサビキ釣り」や、先ほど紹介した「針にエサを付けるトリックサビキ」は認められています。「海に直接エサをバラ撒くのがNG」という解釈ですので、ルールを守りつつ賢く釣りましょう。

穴釣りで根魚を狙う効果的な仕掛け

先ほどトレンドとして挙げた「穴釣り」ですが、これは若洲の環境に非常にマッチした釣法です。特に人工磯エリアや防波堤の基礎(捨て石)周りは、複雑な隙間が無数に存在し、カサゴやメバル、時にはムラソイといった根魚(ロックフィッシュ)のマンションになっています。

穴釣りの最大の魅力は、「そこに魚がいれば答えが早い」という点です。回遊魚のように群れが回ってくるのを待つ必要がなく、こちらから魚の居場所を直撃するため、短時間でも釣果を出しやすいのです。おすすめの仕掛けは「ブラクリ仕掛け」です。これは赤色のオモリと針が一体化した非常にシンプルな仕掛けで、コロコロと転がりながら岩やテトラポッドの隙間奥深くまで侵入してくれます。

穴釣り攻略の具体的ステップ

  1. タックル選び:
    長い竿は邪魔になります。1メートル〜1.5メートル程度の短い穴釣り専用ロッドや、子供用のコンパクトロッドが最適です。リールは小型の両軸リール(ベイトリール)が、糸の出し入れがスムーズでおすすめです。
  2. エサの選定:
    アオイソメが万能ですが、根魚は嗅覚が鋭いので、匂いの強いエサが効きます。スーパーで売っている「サバの切り身」や、コンビニのおつまみコーナーにある「イカの塩辛」は、エサ持ちも良く、強烈な匂いで魚を寄せ付ける特効エサです。パワーイソメ等の人工エサでも十分に釣れます。
  3. アクションとランガン:
    仕掛けを隙間の底まで落としたら、チョンチョンと竿先を動かして誘います。数回誘って反応がなければ、すぐに仕掛けを回収して隣の穴へ移動します。この「ランガン(場所移動を繰り返す)」スタイルが数を伸ばすコツです。

注意:毒魚に気をつけよう

穴釣りでは、時折「ハオコゼ」や「ゴンズイ」といった毒魚が釣れることがあります。ヒレに毒棘を持っており、刺されると激痛が走ります。見た目が可愛いからといって不用意に素手で触らず、必ずフィッシュグリップやプライヤーを使って針を外してください。

「宝探し」感覚で穴を次々と探っていくこの釣りは、回遊待ちの退屈な時間をエキサイティングな時間に変えてくれます。防波堤でアジが釣れない時間帯は、ぜひ足元の隙間を覗いてみてください。思わぬ大物が潜んでいるかもしれませんよ。

手ぶらで安心なレンタルと売店情報

「釣りには興味があるけれど、道具を揃えるのはハードルが高い」「電車釣行だから荷物を減らしたい」という方にとって、現地のレンタル環境は非常に重要ですよね。若洲海浜公園には「若洲フィッシングセンター(海釣り施設前売店)」があり、手ぶらで訪れても十分に楽しめる強力なサポート体制が整っています。

レンタル品の品揃えは非常に充実しており、竿とリールのセットレンタルが約800円程度。さらに、仕掛け、エサ、バケツ、水汲みバケツ、魚掴みバサミなどが全てセットになった「手ぶらで海釣りセット」も約1,800円ほどで提供されています。素晴らしいのは、その日の釣況に合わせて「サビキ釣りセット」「ウキ釣りセット」「ちょい投げセット」から選べる点です。店員さんに「今日一番釣れているのは何ですか?」と聞いて、おすすめのセットを借りるのが成功への近道です。

深夜・早朝組に朗報:24時間エサ自販機

釣り人にとって一番期待できる時間帯は「朝マズメ(日の出前後)」ですが、売店が開いていない早朝に到着することもあるでしょう。そんな時でも安心してください。売店の前には釣りエサ(アオイソメ等)の自動販売機が設置されています。24時間いつでもエサを購入できるので、深夜からの場所取りや早朝アタックの際も、エサの心配をする必要がありません。これは非常にありがたいライフラインです。

また、売店ではカップ麺やお菓子、アイスクリーム、飲み物も販売されていますし、発泡スチロールのクーラーボックスや氷も売っています。つまり、釣れた魚を持ち帰る準備も現地で整うということです。初心者の方が「とりあえず一回やってみたい」というケースにおいて、これほど恵まれた環境は都内でも珍しいですよ。

駐車場の料金とアクセスの注意点

車でアクセスする場合、駐車場のシステムと料金体系には「ある落とし穴」が存在するため、注意が必要です。ここを知らずに行くと、無駄な出費をしてしまう可能性があります。

若洲海浜公園の駐車場(江東区立若洲公園駐車場)は、約500台を収容できる大規模なもので、24時間利用可能です。料金は普通車1回500円という定額制です。都内の駐車場としては破格の安さで、長時間釣りをする私たちにとっては非常にありがたい設定なのですが、重要なのは「1回500円」という点です。

これは時間制(タイムズのようなコインパーキング形式)ではなく、入場するたびに課金されるシステムです。つまり、一度駐車場に入って車を停めた後、「小腹が空いたから近くのコンビニまで買い出しに行こう」と車を出してしまうと、再入場時に再び500円を支払わなければなりません。再入場無料のサービスはありません。

買い出しは「入場前」に完了させるのが鉄則

公園の周りには徒歩で行ける距離にコンビニがありません。最寄りのコンビニ(新木場駅周辺)までは車で数分かかります。ですので、駐車場に入る前に、お弁当、飲み物(夏場は多めに!)、おやつ、予備のタバコなどは、過剰なほど準備して買い込んでおくことを強くおすすめします。特に夏場の水分補給は命に関わりますので、クーラーボックスに飲み物を満載にしてからゲートをくぐりましょう。

公共交通機関(バス)を利用する場合は、JR京葉線・有楽町線・りんかい線の「新木場駅」から都営バス「木11(甲)」系統を利用し、「若洲キャンプ場前」で下車します。バス停からは釣り場まで徒歩ですぐです。

バスのダイヤについてですが、行き(新木場発)は朝7時〜8時台に1時間に3〜4本程度あり便利ですが、注意すべきは帰り(若洲発)です。最終バスは21時台(休日は早まる場合あり)までありますが、防波堤の利用時間ギリギリ(21時)まで釣りをしていると、片付けや移動で時間を食ってしまい、最終バスに乗り遅れるリスクがあります。バス釣行の方は、20時過ぎには納竿(釣りを終えること)して、余裕を持ってバス停に向かう計画を立ててください。

トイレの場所と家族連れへの配慮

長時間の滞在、特に女性やお子様連れのファミリーフィッシングにおいて、トイレ環境は釣果以上に重要な「死活問題」ですよね。若洲海浜公園はその点、管理が行き届いているので比較的安心ですが、場所によって設備のグレードが異なります。

釣り場から最も近いトイレは、海釣り施設前の売店横にあります。ここはアクセスが良く便利ですが、屋外トイレの標準的な設備(和式・洋式混在)です。もちろん清掃はされていますが、より快適なトイレ環境を求める場合は、少し歩きますが「若洲公園サービスセンター」内のトイレを利用することをおすすめします。

サービスセンター内のトイレは屋内施設のため非常に清潔で、洋式トイレには暖房便座や温水洗浄機能が付いている個室もあります。特に寒い冬場や、小さなお子様がいる場合はこちらを利用するのが正解です。

乳幼児連れの方へのアドバイス

サービスセンター入り口のトイレには、おむつ交換台が設置されています。また、専用の授乳室という部屋はありませんが、スタッフの方に「授乳したいのですが」と相談すると、空いている会議室や救護室を授乳スペースとして貸し出してもらえる場合があります(※混雑状況によります)。こうした「隠れたサービス」を知っておくと、ママさんアングラーも安心して釣りを楽しめますよね。

また、お子様が釣りに飽きてしまった場合、釣り場のすぐ後ろには広大な芝生広場や、多目的広場の遊具があります。お父さんが釣りをしている間、お母さんとお子さんは公園で遊ぶ、という別行動も可能なのが、複合レジャー施設である若洲海浜公園の大きな魅力です。

若洲海浜公園で最高の釣果を得るために

最後まで読んでいただきありがとうございます。若洲海浜公園での釣果を伸ばすためには、事前の情報収集と準備、そして現地での柔軟な対応力が全てと言っても過言ではありません。

「若洲 海浜 公園 釣果」と検索してたどり着いた皆さんは、すでに他の釣り人よりも一歩リードしています。なぜなら、多くの人が「とりあえず行けば何か釣れるだろう」と無策で訪れ、厳しい現実に直面しているからです。今回ご紹介したように、季節ごとのターゲットを把握し、投げ釣り禁止などのルールを守った上で適切なタックル(短めの竿やトリックサビキ)を用意すれば、釣果を得られる確率は格段に上がります。

現地では、以下のような柔軟なスタイルの切り替えを意識してみてください。

  • 情報の鮮度を見極める: アジが回遊していないなら、固執せずにサッパ狙いに切り替える。
  • 攻め方を変える: 回遊がなければ、足元の穴釣りやヘチ釣りで居着きの魚を丁寧に拾う。
  • 場所を変える: 防波堤が満員なら、人工磯で根魚を狙ったり、キャンプ場前でハゼを探ったりする。

特に、「サッパしか釣れない」と嘆くのではなく、「サッパならたくさん釣れる!」とポジティブに捉え、唐揚げや酢漬けで美味しくいただくのも釣り人の特権です。また、ヘドロ質の海底を考慮して夏場は底釣りを避けるなど、見えない環境要因に合わせた戦略も有効です。

若洲海浜公園は、東京ゲートブリッジの雄大な景色を眺めながら竿を出せる、最高のロケーションです。ぜひ今回の記事を参考に、安全ルールとマナーを守りながら、東京湾の豊かな恵みを存分に楽しんでくださいね。私も今週末、サッパの唐揚げと冷えたビールを楽しみに、また若洲へ足を運ぼうと思います!

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