リニューアルして綺麗になった須磨海釣り公園への釣行を計画中で、詳しい料金や駐車場の情報を探していませんか?2018年の台風被害から長い復旧期間を経て、2024年11月に待望の再開を果たしたこの公園は、以前にも増してファミリーからベテランまで、多くの釣り人から熱い注目を集めています。この記事では、釣行前に必ず押さえておきたい利用料金はもちろん、季節ごとに変動する営業時間、電車や車での具体的な行き方、そして新しくなった綺麗なトイレの場所まで、豊富な情報を交えて徹底的に解説します。さらに、お子様連れには必須のライフジャケットレンタル情報や、夜釣りは可能なのか、知っておくべき重要なルール、そして季節によって一体何が釣れるのかといった、釣行計画を完璧にするための全ての疑問にお答えします。
この記事で分かること
- リニューアル後の美しく安全な施設や詳細な料金体系がわかる
- 電車や車でのアクセス方法と駐車場の料金・注意点がわかる
- 季節ごとの正確な営業時間やターゲットとなる魚種がわかる
- トイレの場所やレンタル品、食事処など便利な付帯情報がわかる
須磨海釣り公園の料金と駐車場の基本情報
- 待望の再開!新しくなった釣り公園
- 気になる利用料金とレンタルについて
- 季節で変わる営業時間をチェック
- 電車や車での行き方とアクセス方法
- 季節ごとに何が釣れる?釣果情報
待望の再開!新しくなった釣り公園

多くの釣りファンが心待ちにしていた須磨海釣り公園は、2018年9月に発生した台風21号による甚大な被害を受け、長期間の休園を余儀なくされていました。しかし、約6年にも及ぶ復旧・再整備工事を経て、2024年11月1日に待望のリニューアルオープンを果たしました。神戸市民や近隣の釣り人にとって憩いの場であったこの施設が、より安全で快適な釣り場として見事に復活を遂げたのです。(参照:神戸市公式サイト「市立須磨海づり公園リニューアルオープン」)
今回のリニューアルでは、釣り台の規模は以前の第1から第4釣台から、現在の北・西・南釣台へと再編・縮小されました。しかし、これは単なる縮小ではなく、安全性を最優先した結果です。新しい釣り台には全面に高さのある頑丈な手すりが設置され、照明設備も最新の明るいものに一新。これにより、お子様連れのファミリーや、釣りに慣れていない初心者の方でも、安心して釣りを楽しめる環境が実現しました。また、興味深い点として、撤去された旧釣り台の一部は漁礁として海中に沈められており、魚たちの絶好の住処として機能しています。これは、持続可能な漁場環境の形成にも貢献する素晴らしい取り組みです。
リニューアルの主なポイント
- 2018年の台風被害から約6年を経て、2024年11月1日に営業を再開
- 釣り台は北・西・南釣台に再編され、安全性と快適性が大幅に向上
- 釣り場全面に安全な手すりを設置し、子供連れでも安心
- 釣り人以外も楽しめる入場無料の新エリア「SUMAてらす」が誕生
さらに、今回のリニューアルで最大の目玉とも言えるのが、釣り目的でなくても誰もが気軽に立ち寄れる新スポット「SUMAてらす」の併設です。美しい海を目の前に望むこの開放的な空間には、カフェや食堂、フォトスポットなどが整備されています。釣りをしている家族を待つ間の休憩場所として、また、純粋に海辺の景色を楽しむための場所として、多くの人で賑わう新たなランドマークとなっています。これにより、須磨海釣り公園は単なる釣り施設から、誰もが楽しめる海辺の総合レクリエーション施設へと大きく進化を遂げました。
気になる利用料金とレンタルについて
須磨海釣り公園の料金体系は、釣りの滞在時間に応じて設定されています。基本となるのは「4時間まで」の料金で、これを超過する場合は1時間ごとに延長料金が加算される明朗なシステムです。もちろん、釣りをせずに景色を楽しんだり、家族の応援をしたりするための「見学」での入場も可能です。
利用券は、入口にある管理事務所内の券売機で購入します。操作が分からない場合や質問がある時も、スタッフの方が常駐しているので親切に対応してくれますよ。
具体的な料金は以下の表の通りです。ご自身のプランに合わせてご確認ください。
区分 | 4時間まで | 延長料金(1時間につき) | 見学料 |
---|---|---|---|
おとな(16歳以上) | 1,200円 | 300円 | 200円 |
こども(6~15歳) | 700円 | 170円 | 100円 |
神戸市在住65歳以上 | 600円 | 150円 | 100円 |
※神戸市在住の65歳以上の方が割引料金を利用する際は、年齢が確認できる公的な身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)の提示が必須です。
※5歳以下の未就学児は無料で入場できます。
手ぶらでもOK!充実のレンタル品と販売品
須磨海釣り公園が初心者や観光客にも支持される大きな理由の一つが、釣り具を一切持っていなくても釣りが楽しめる手軽さにあります。管理事務所では、必要なものが揃ったレンタルタックルが用意されており、思い立ったその日に釣行が可能です。
- レンタル竿(仕掛け付き):1本 1,000円(サビキ or 胴突き)
レンタル竿には、アジやサバを狙うのに最適な「サビキ仕掛け」か、ガシラなどの根魚狙いに適した「胴突き仕掛け」のいずれかが付属しています。万が一、根掛かりなどで仕掛けを失ってしまっても、1回までなら無料で交換してもらえるという手厚いサービスは、初心者にとって非常に心強いでしょう。さらに、売店では氷や持ち帰り用の発泡クーラーボックス、追加の仕掛けやエサも販売されているため、釣果があった際も万全の体制で持ち帰ることができます。

季節で変わる営業時間をチェック
須磨海釣り公園の営業時間は、日の出・日の入りの時刻や利用者の動向に合わせて、季節や曜日ごとに柔軟に設定されています。特に日照時間が長い夏場は閉園時間が延長され、日中の暑さを避けて夕方の涼しい時間帯、いわゆる「夕まずめ」のチャンスをじっくりと狙うことが可能です。釣行計画を立てる際には、公式サイトなどで必ず最新の営業時間を確認し、時間を最大限に有効活用しましょう。
月 | 平日 | 土日祝 |
---|---|---|
4月 | 6:00~18:00 | |
5月・6月 | 6:00~18:00 | 6:00~19:30 |
7月 | 6:00~19:00 | 6:00~20:00 |
8月 | 6:00~20:00 | |
9月 | 6:00~19:00 | 6:00~20:00 |
10月 | 6:00~19:00 | |
11月~3月 | 7:00~17:00 |
休園日と入場制限の可能性に注意!
須磨海釣り公園の定休日は毎週火曜日です。ただし、その火曜日が国民の祝日にあたる場合は開園し、翌日が振替休園日になる場合があります。また、年末年始(12月29日~1月3日)は休園となりますのでご注意ください。加えて、安全管理のため釣り場の最大収容人数は250名に設定されており、これに達した場合は入場制限がかかることがあります。特に週末や大型連休は混雑が予想されるため、早めの時間帯に到着することをおすすめします。
電車や車での行き方とアクセス方法
須磨海釣り公園は、神戸という都市部にありながら、公共交通機関でも自家用車でも非常にアクセスしやすいという恵まれた立地条件を誇ります。しかし、週末や観光シーズンには周辺道路や駐車場が大変混雑するため、それぞれのアクセス方法のメリット・デメリットを理解し、当日の状況に合わせて最適な手段を選ぶことが重要です。
電車でのアクセス:最も確実で便利な方法
最もおすすめで確実なアクセス方法は電車です。最寄り駅は山陽電車の「須磨浦公園駅」で、駅の改札を出て国道2号線を渡れば、公園の入り口はもう目の前。徒歩わずか3分程度という驚きの近さです。重い釣り具やクーラーボックスを持っていても、ほとんど負担なく釣り場までたどり着けます。
- 山陽電車「須磨浦公園駅」:下車すぐ(徒歩約3分)
- JR神戸線「須磨駅」:下車後、海岸沿いを西へ徒歩約18分
特に春の桜のシーズン(3月下旬~4月上旬)やゴールデンウィーク、夏休み期間の週末は、須磨浦公園を訪れる観光客で駐車場が早々に満車になります。渋滞や駐車場探しのストレスを避けるためにも、これらの時期は電車での来園を強く推奨します!
車でのアクセスと駐車場情報:料金と混雑に注意
お車で来園される場合は、公園に隣接する須磨浦公園駐車場(収容台数223台)を利用することになります。ただし、この駐車場は海づり公園の専用ではないため、駐車料金の割引サービス等は一切ありません。
- 大阪方面から:阪神高速3号神戸線「若宮IC」を降りて、国道2号線を西へ約5分
- 姫路方面から:第2神明道路「須磨IC」を降りて、南へ約7分
駐車場の料金体系は、平日と土日祝で大きく異なります。特に注意すべきは、土日祝および春の特定期間には1日の最大料金が設定されていない点です。長時間釣りを楽しむと、駐車料金が予想以上に高額になる可能性があるため、十分ご注意ください。
平日 (特定期間を除く) |
土日祝・特定期間※ | |
---|---|---|
最初の1時間 | 400円 | 400円 |
以降1時間ごと | 200円 | 200円 |
1日の最大料金 | 1,200円 | 設定なし |
※特定期間:3月20日~4月15日のお花見シーズン
駐車場は24時間営業ですが、精算機は高額紙幣に対応していない場合があります。千円札や小銭を多めに用意しておくと安心です。また、駐車場から釣り場入口へは地下道を通りますが、荷物用のスロープは傾斜が急なため、重いキャリーカートを運ぶ際は十分注意が必要です。
季節ごとに何が釣れる?釣果情報

須磨海釣り公園の最大の魅力は、その魚影の濃さと魚種の豊富さです。沖へと伸びる釣り桟橋と、戦略的に設置された海中の漁礁が魚たちを呼び寄せ、一年を通して多彩なターゲットを狙うことができます。季節ごとの主なターゲットとおすすめの釣り方を把握して、釣果アップを目指しましょう。
年間ターゲットとおすすめの釣り方
- 春(3月~5月):産卵を控えて岸に寄ってくるマダイ(桜鯛)が最大のターゲット。投げ釣りやカゴ釣りが有効です。また、メバルやガシラといった根魚も良型が狙えます。
- 夏(6月~8月):アジ、サバ、イワシの回遊が本格化し、サビキ釣りが最盛期を迎えます。ファミリーフィッシングに最適のシーズンです。他にも、ちょい投げでキス、タコエギでマダコも狙えます。
- 秋(9月~11月):釣りものが最も多くなるベストシーズン。エギングでアオリイカ、ルアーやノマセ釣りで青物(ツバス、ハマチ、シオ)、引き釣でタチウオと、大物狙いが楽しめます。
- 冬(12月~2月):水温が下がり釣れる魚は減りますが、投げ釣りでカレイ、フカセ釣りでクロダイ(チヌ)といった、冬の味覚を狙う玄人が多く訪れます。

特にファミリーや初心者の方に圧倒的におすすめなのが、夏から秋にかけてのサビキ釣りです。特別な技術がなくても、アミエビをカゴに入れて海に落とすだけで次々とアジやサバが掛かり、子供たちも大喜びすること間違いなしです。公式サイトの最新釣果情報を見ても、日中の暑い時間帯から夕方にかけて小アジや小サバが絶え間なく釣れており、その魚影の濃さがうかがえます。


危険!毒を持つ魚「ソウシハギ」に要注意!
楽しい釣りの時間を台無しにしないために、危険な魚についての知識は不可欠です。須磨海釣り公園では、ごく稀にソウシハギという魚が釣れることがあります。この魚は内臓にフグ毒(テトロドトキシン)とは異なる「パリトキシン様毒」という強力な毒を持つことがあり、食べると死に至る危険性があります。もし、カワハギに似ているけれど模様が奇抜で、見慣れない魚が釣れた場合は、絶対に素手で触らず、すぐにハリスを切って海に返すか、近くのスタッフに知らせて指示を仰いでください。(参照:厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:ソウシハギ」)
須磨海釣り公園の料金や駐車場以外の詳細
- 綺麗なトイレや便利な施設を紹介
- 無料ライフジャケットで子供も安心
- 夜釣りはできる?夜間の利用について
- 守るべきルールと禁止事項について
- 須磨海釣り公園の料金や駐車場まとめ
綺麗なトイレや便利な施設を紹介

どれだけ魚が釣れる場所でも、トイレが汚れていたり、休憩する場所がなかったりすると、特に女性や子供連れの釣行は快適とは言えません。その点、リニューアルされた須磨海釣り公園は、付帯施設が非常に充実しており、誰もが一日中快適に過ごせる環境が整っています。
ホテル並みに清潔で安心なトイレ
園内には主要な場所に合計2ヶ所のトイレが設置されており、どちらもリニューアルによって新しく、常に清潔に保たれています。さらに、車椅子をご利用の方やベビーカー連れの方でも安心して使える広々としたバリアフリートイレも1ヶ所完備。内部にはおむつ替えシートも設置されており、小さなお子様連れのファミリーへの配慮が行き届いています。
- 場所①:入場ゲート手前、「海鮮食堂すま家」の裏手にあるトイレ
- 場所②:入場ゲートを通過し、釣り場へ向かう渡り橋の右手にあるトイレ
各トイレの近くには、手を洗ったり、汚れた道具を軽くすすいだりできる手洗い場も複数設置されています。ただし、環境保護の観点から洗剤の使用や、釣った魚を捌く行為は固く禁止されていますのでご注意ください。
食事も休憩もできるリゾート空間「SUMAてらす」
リニューアルの最大の目玉であり、公園の新たな顔となっているのが、入場無料エリアの「SUMAてらす」です。このエリアは、釣りをしない人でも自由に利用できる、まさに海辺のオアシス。神戸産の新鮮な海の幸をふんだんに使った丼物が自慢の「海鮮食堂すま家」や、こだわりのコーヒーやドーナツをテイクアウトできるキッチンカーが出店しており、本格的なランチから気軽なカフェタイムまで楽しめます。
海を眺めながら食事を楽しめるテラス席は、まるでリゾート地に来たかのような開放感です!釣りに少し飽きてしまったお子様も、カラフルな「SUMA」のモニュメント前で写真を撮ったり、小さな砂浜で遊んだりして楽しく過ごせますよ。
食堂では、地元で養殖されたブランドサーモンを使った「神戸サーモン丼」や、朝獲れの新鮮なしらすがたっぷりの「神戸釜揚げしらす丼」が特に人気です。キッズメニューも完備されているので、家族みんなで神戸ならではの味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。
無料ライフジャケットで子供も安心
須磨海釣り公園がファミリー層から絶大な支持を得ている理由の一つに、徹底された安全対策が挙げられます。特に、未来の釣り人を育む上で最も重要な、子供たちの安全を守るための備えが万全です。
管理事務所の受付では、子供用のライフジャケットを無料でレンタルすることができます。海釣り公園は足場が良いとはいえ、海に落ちる危険性がゼロではありません。万が一の事故から大切な命を守るため、お子様には必ずライフジャケットを正しく着用させるようにしてください。海上保安庁のデータによると、ライフジャケットを着用していた場合の生存率は、着用していない場合に比べて格段に高くなります。
新しい釣り台には、大人の腰ほどの高さまである頑丈な手すりが全面に設置されています。これにより、小さなお子様が誤って海に身を乗り出してしまうリスクが大幅に軽減され、保護者の方も安心して釣りに集中することができます。
ただし、釣り台の床は水はけを良くするために金網(グレーチング)になっている箇所が多くあります。スマートフォンや車の鍵、小さなオモリや針などを落とすと、そのまま海に落ちてしまい回収はほぼ不可能です。貴重品や小物の管理にはくれぐれもご注意ください。


夜釣りはできる?夜間の利用について
日中とは違う魚が狙えたり、大物との遭遇率が上がったりと、独特の魅力を持つ「夜釣り」。須磨海釣り公園で夜釣りが可能かどうかは、多くの釣り人が気になるところでしょう。結論から言うと、限定的な条件下でのみ可能です。
夜間の利用可否は、季節ごとに定められた営業時間に準じます。前述の通り、夏場の土日祝(7月~9月)は、閉園時間が最長で20:00まで延長されます。この期間であれば、日没後のいわゆる「夕まずめ」のゴールデンタイムから、完全に暗くなってからの時間帯まで竿を出すことができ、これを「夜釣り」と捉えることができます。実際に、この時間帯に良型のアジやメバル、ガシラなどが釣れたという釣果報告が数多く寄せられています。
しかし、閉園時間を超えての釣りや、一晩中釣りをするようなオールナイトでの釣りは一切できません。営業時間は厳格に管理されており、閉園時間になると退園を促されます。本格的な夜釣りを目的とする場合は、残念ながら須磨海釣り公園は選択肢から外れ、他の24時間開放されている釣り場を探す必要があります。
人気の釣り座、特に潮通しの良い南釣台の先端や西釣台のコーナー部は、夕まずめを狙う釣り人で夕方には満員になることが珍しくありません。良い場所で竿を出したい場合は、遅くとも昼過ぎには現地に到着し、場所を確保しておくのが賢明でしょう。
守るべきルールと禁止事項について
須磨海釣り公園がこれからも多くの人に愛される素晴らしい釣り場であり続けるためには、利用者一人ひとりがルールとマナーを守ることが不可欠です。トラブルを未然に防ぎ、誰もが気持ちよく一日を過ごすためにも、以下のルールを必ず遵守してください。
主なルールと禁止事項
- 竿の本数制限:安全に釣りをするため、使用できる竿は1人につき3本までと定められています。
- 撒き餌の禁止:水質汚濁を防ぎ、漁場環境を保護するため、集魚剤・赤土・ぬか等の使用は全面的に禁止です。(サビキ釣りのカゴに入れるアミエビは使用可能です)
- ペットの同伴禁止:動物が苦手な方やアレルギーを持つ方への配慮、また動物自身の安全のため、ペットを連れての入園はできません。
- 火気の使用禁止:安全上の理由から、カセットコンロやバーナーなど、火気の使用は一切禁止されています。
- 設置物の禁止:強風による事故防止のため、釣り台でのパラソルやテント、イスなどの設置は禁止です。熱中症対策は帽子やこまめな水分補給で行ってください。
- 全面禁煙:受動喫煙防止のため、公園内は電子タバコを含め全面禁煙です。
- 資源保護:持ち帰る必要のない小さな魚(リリースサイズ)は、魚体を傷つけないよう優しく針を外し、速やかに海へ返してあげましょう。
特に「集魚剤の禁止」は重要なルールです。一般的なフカセ釣りやカゴ釣りで使うような、粉末状の集魚剤をアミエビに混ぜることはできませんので、ご注意ください。このルールがあるからこそ、海の環境が良好に保たれているのですね。
これらの公式ルールに加え、大声で騒いだり、他の人の仕掛けの近くに投げ込んだりするなどの迷惑行為、ゴミのポイ捨ては当然マナー違反です。持ち込んだゴミは必ず分別して所定のゴミ箱に捨てるか、持ち帰るようにし、美しい釣り場を未来に残す意識を全員で共有しましょう。
須磨海釣り公園の料金や駐車場まとめ

最後に、この記事で解説してきた須磨海釣り公園の料金、駐車場、アクセス、施設、ルールなどの重要ポイントを一覧にまとめました。釣行当日の朝、出発前の最終確認としてぜひご活用ください。
- 須磨海釣り公園は2018年の台風被害から復旧し2024年11月に再開した
- 大人の基本釣り料金は4時間まで1,200円で延長も可能
- 子供(6~15歳)の基本釣り料金は4時間まで700円
- 手ぶらで釣行可能なレンタル竿は仕掛け付きで1本1,000円
- 営業時間は季節や曜日によって変動するため事前の確認が必須
- 定休日は毎週火曜日と年末年始(12/29~1/3)
- 公共交通機関でのアクセスは山陽電車「須磨浦公園駅」が最寄りで徒歩約3分
- 車の場合は須磨浦公園駐車場を利用するが割引はない
- 平日の駐車場は1日最大1,200円の料金設定が適用される
- 土日祝と特定期間の駐車場には最大料金の設定がないため注意が必要
- 夏から秋のサビキ釣りでのアジやサバ、イワシがファミリーに大人気
- 春はマダイ、秋はアオリイカや青物など本格的なターゲットも豊富
- 園内のトイレは新しく清潔でバリアフリーにも対応している
- 子供用のライフジャケットは無料でレンタルでき安全対策も万全
- 夏場の週末は最長20時まで営業しており限定的な夜釣りが楽しめる
- 環境保護のため集魚剤の使用や園内での喫煙は固く禁止されている
この記事が、あなたの須磨海釣り公園での釣行計画のお役に立てれば幸いです。ルールとマナーを守って、安全で楽しい一日をお過ごしください。