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【釣り用語集】かっこいい専門用語一覧!初心者もわかる英語も解説

仲間との会話やSNSで飛び交う、かっこいい釣り用語の意味が分からず、話についていけないと感じた経験はありませんか。釣りには横文字や英語由来の専門用語が数多く存在し、その響きが面白いものも少なくありません。初心者の方でも、バス釣りや海釣り用語を少し知っているだけで、釣りの楽しさは格段にアップします。この記事では、知っていたら得をする事は何か?という疑問にお答えしつつ、使い方を間違えるとうざいと思われかねない注意点まで解説。アングラー必見のかっこいい釣り用語を一覧でご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

  • かっこいい釣り用語の具体的な意味
  • シーンに応じた専門用語の適切な使い方
  • 釣り仲間との会話がもっと楽しくなる知識
  • 初心者が最初に覚えておきたい基本用語

目次

なぜ人気?かっこいい釣り用語の世界

  • 初心者でも覚えられる基本用語
  • かっこいい用語は横文字が多い?
  • 由来を知ると面白い専門用語
  • 使いすぎはうざい?注意点も解説
  • 知っていたら得をする事は?

初心者でも覚えられる基本用語

釣りの世界に足を踏み入れたばかりの時、まず覚えておきたい基本的な用語がいくつかあります。これらは釣り関連のメディアや仲間との会話で頻繁に登場するため、知っているだけで情報の理解度が大きく変わります。

例えば、「アングラー」という言葉。これは「釣り人」を指す言葉で、特に趣味として釣りを楽しむ人を指します。漁業を生業とする「フィッシャーマン」とは区別して使われることが多いです。

また、「ベイト」は魚が捕食する動物性のエサ全般を指します。小魚や甲殻類、昆虫などがこれにあたり、ルアーフィッシングでは「今のベイトにルアーを合わせる」といった使い方をします。魚がルアーやエサに食いついた瞬間のことは「バイト」「ヒット」と言い、この瞬間が釣りの醍醐味の一つです。

最初に覚えたい基本用語

アングラー:釣り人(趣味として楽しむ人)
ベイト:魚が捕食する小魚や甲殻類などのエサ
バイト/ヒット:魚がエサやルアーに食いつくこと
フッキング:魚の口に針を掛ける動作(アワセとも言う)
ボウズ:一匹も釣れないこと

これらの基本的な言葉を覚えることが、専門的な知識を深める第一歩です。まずはここからスタートしてみましょう。

かっこいい用語は横文字が多い?

釣り用語、特にルアーフィッシングの世界では、横文字、つまり英語由来のカタカナ語が非常に多く使われる傾向にあります。これには、ルアーフィッシングそのものが欧米から伝わったという歴史的背景が大きく関係しています。

そのため、ロッド(竿)やリールといった道具の名称はもちろん、釣りにおける一連の動作を表す言葉も英語がベースになっています。

  • キャスティング (Casting):ルアーや仕掛けを投げること。
  • リトリーブ (Retrieve):リールを巻いてルアーを引いてくること。
  • アクション (Action):ルアーに生命感を与えるための操作。

これらの言葉は、日本語で表現するよりも短く、感覚的に動作を伝えやすいという利点があります。横文字の響きがスタイリッシュで「かっこいい」と感じられることも、多くの釣り人に受け入れられている理由の一つでしょう。

和製英語に注意!

釣り用語の中には、海外では通じない「和製英語」も存在します。例えば、岸から釣りをする「陸っぱり(おかっぱり)」は海外では通じません。英語では Shore fishing と表現するのが一般的です。海外のアングラーと話す機会があれば、少し注意が必要かもしれません。

由来を知ると面白い専門用語

釣り用語の中には、その言葉が持つ本来の意味(原義)を知ることで、より深く意味を理解でき、記憶に定着しやすくなるものがたくさんあります。

代表的な例が「ボイル(Boil)」です。この用語は、大型の肉食魚(フィッシュイーター)が小魚の群れを水面に追い詰めて捕食する様子を指します。水面がまるでお湯が沸騰(Boil)するようにバシャバシャと泡立つことから、この名が付きました。由来を知ると、水面の状況が目に浮かぶようですね。

もう一つ面白いのが「レンジ(Range)」です。これは魚がいる水深や、ルアーを泳がせる層(タナ)を指す言葉です。英語の「Range」が「範囲」や「領域」を意味することから、「水深のある一定の範囲」を指す用語として使われるようになりました。シャローレンジ(浅い層)やディープレンジ(深い層)といった使い方をします。

言葉の由来や背景を知ると、ただの暗記ではなく、イメージとして用語を捉えることができますよね! これが専門用語を覚える近道であり、面白さでもあります。

このように、単語一つひとつのルーツを探ってみると、釣りの知識がさらに深まり、面白さが増していきます。

使いすぎはうざい?注意点も解説

専門用語は、知っていると会話がスムーズになったり、上級者のように見えたりとメリットが多い一方、使い方を誤ると逆効果になる可能性もあります。特に、TPOをわきまえずに専門用語を多用すると、周りから「うざい」と思われてしまうかもしれません。

最も注意すべきは、初心者がいる場面です。まだ釣りを始めたばかりの人に対して「あのブレイクラインのストラクチャーにタイトについてるから、ボトムパンピングで…」といったように専門用語を並べ立ててしまうと、相手は何を言っているのか理解できず、会話から取り残されてしまいます。

専門用語を使う際の注意点

専門用語は、相手の知識レベルや状況に合わせて使うことが大切です。仲間内での会話を盛り上げるためのスパイスとして使うのは良いですが、知らない人がいる場では、できるだけ平易な言葉に置き換えて説明する配慮が求められます。例えば、「水中の障害物」を「ストラクチャー」、「急に深くなっている場所」を「ブレイク」と言い換えるなど、相手への思いやりがコミュニケーションを円滑にします。

かっこいい用語を知っていることをひけらかすのではなく、相手との共通言語として上手に活用することが、真の上級者と言えるでしょう。

知っていたら得をする事は?

釣り用語を覚えることは、単に「かっこいい」だけでなく、実用的なメリットが数多くあります。最も大きな利点は、釣果アップに直結する情報を正確に理解できるようになることです。

現在の釣り情報は、専門誌やDVD、そしてYouTubeなどの動画メディアが主流です。プロのアングラーたちは、解説の中で当たり前のように専門用語を使います。
例えば、「朝マズメは魚の活性が高いので、トップウォーターでサーフェスを探るのが有効です」といった解説があったとします。用語を知らないと「朝?水面??」と断片的にしか理解できません。しかし、用語を知っていれば、「日の出前後の魚が活発な時間帯は、水面を泳ぐタイプのルアーで探るのが良いんだな」と具体的な戦術として正確にインプットできます。

用語を知る3つのメリット

  1. 情報収集の精度が上がる:プロの解説や記事の内容を深く理解でき、自分の釣りに活かせます。
  2. 仲間との連携がスムーズになる:釣り場で状況を共有する際、的確な言葉で伝え合うことができます。
  3. 釣具選びに役立つ:ルアーやロッドの特性を示す専門用語を理解し、自分の目的に合った道具を選べます。

言ってしまえば、専門用語は釣りの世界における「共通言語」です。これを習得することで、より多くの情報を得て、釣りのレベルアップを加速させることができるのです。


使いこなしたい!かっこいい釣り用語の実践集

  • 英語由来のルアーフィッシング用語
  • 専門性が高いバス釣りの言葉
  • 覚えておきたい海釣り用語
  • シチュエーション別用語一覧

英語由来のルアーフィッシング用語

ルアーフィッシングの世界は、特に英語由来の用語が豊富です。ここでは、覚えておくと一目置かれる、代表的でかっこいい用語をいくつかご紹介します。

地形や場所に関する用語

魚がどこにいるのかを把握するために、地形に関する用語は非常に重要です。これらを知っていると、ポイント(釣り場)の攻略方法を具体的にイメージできます。

  • ストラクチャー (Structure):水中に存在する障害物の総称。杭、岩、橋脚、沈船など、魚が身を寄せる場所を指します。
  • カバー (Cover):水面を覆うように存在する障害物。アシやリリーパッド(睡蓮の葉)、オーバーハング(岸から張り出した木々)などが含まれます。
  • ブレイクポイント (Breakpoint):水深が急激に変化している場所。「カケアガリ」や「落ち込み」とも呼ばれ、ベイトが集まりやすく、絶好の狙い目となります。

水深や水面に関する用語

魚がいる層(レンジ)を正確に狙うために不可欠な用語です。

用語 意味 使用例
サーフェス (Surface) 水面のこと。 「魚の活性が高いからサーフェスで反応があるかも」
ボトム (Bottom) 海底、川底、湖底など、水底のこと。 「今日はボトム付近しかアタリがない」
シャロー (Shallow) 浅場、水深が浅いエリアのこと。 「春はバスがシャローに上がってくる」
ディープ (Deep) 深場、水深が深いエリアのこと。 「夏の日中はディープに魚が落ちやすい」

これらの用語を使いこなせると、釣り仲間との会話でより具体的かつ的確な情報交換が可能になります。

専門性が高いバス釣りの言葉

バス釣りは、ルアーフィッシングの中でも特にゲーム性が高く、テクニックや状況を表す専門用語が細分化されています。ここでは、知っていると「通」だと思われる、少し専門的な用語を見ていきましょう。

オーバーハング (Overhang)
岸から水面に向かって木々が覆いかぶさっている場所のこと。日差しを嫌うバスや、落下する昆虫を待つバスが潜んでいることが多く、一級のポイントとされています。

スキッピング (Skipping)
前述のオーバーハングの下など、通常のキャストでは狙えない狭い隙間にルアーを送り込むための高等テクニック。ルアーを水面で石切り(水切り)のように跳ねさせて滑り込ませます。

スポーニング (Spawning)
バスの「産卵」のこと。春になると、バスは産卵のために浅場(シャロー)に移動し、産卵床(ネスト)を作ります。この時期のバスは非常に警戒心が強い一方で、攻撃的にもなるため、独特の攻略法が求められます。

バスプロの動画を見ていると、「オーバーハングの奥にスキッピングで入れて…」なんて解説がよく出てきますよね。意味がわかると、プロの技術のすごさがより実感できますよ!

これらの用語は、バス釣りの奥深さを象徴する言葉とも言えます。一つひとつ覚えて、戦略の幅を広げていきましょう。さらに詳しい用語は、国内最大級の釣りメディア「TSURI HACK(釣りハック)」さんのバス釣り用語集も参考になります。

覚えておきたい海釣り用語

海釣りには、潮の動きや海の状況に関連した特有の用語が多く存在します。これらは釣果を大きく左右する要素であるため、覚えておく価値は非常に高いです。

ナブラ (Nabura)
フィッシュイーターに追われたイワシなどの小魚(ベイトフィッシュ)が、海面に追い詰められて群れで逃げ惑う状態のこと。「鳥山(とりやま)」(海鳥がナブラを目がけて集まる状態)を伴うことも多く、アングラーにとっては大チャンスの到来を意味します。

潮目 (Shiome)
流れの速さが違う潮同士がぶつかり合う場所にできる筋状の境目のこと。プランクトンやベイトが集まりやすく、それを狙って大型の魚も寄ってくるため、絶好のポイントになります。

サラシ (Sarashi)
磯やテトラポッドに波が打ち付けて、白く泡立っている状態のこと。水中に酸素が多く供給されるうえ、魚の警戒心が薄れるため、ヒラスズキなどを狙う好ポイントとして知られています。

エラ洗い (Era-arai)
釣れたスズキ(シーバス)が、針を外そうとして水面で激しくジャンプし、エラを大きく開いて首を振る行動のこと。非常にダイナミックでかっこいい光景ですが、糸が切れやすく、魚を逃してしまう(バラす)原因にもなります。

潮の動きを読む

海釣りでは「大潮」「中潮」「小潮」といった潮回りや、「上げ潮」「下げ潮」といった潮の動きを読むことが釣果に繋がります。大手釣具メーカーのDAIWA公式サイトには、潮汐に関する詳しい解説がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

シチュエーション別用語一覧

ここでは、実際の釣り場で使えるかっこいい用語を、シチュエーション別に一覧でご紹介します。これらの言葉を適切なタイミングで使うことで、会話がよりスムーズで楽しくなるはずです。

シチュエーション 用語 解説
魚の反応があった時 バイト! 魚がルアーやエサに食いついた瞬間に使います。「アタリ」と同じ意味です。
ショートバイト 魚がついばむように軽く食いつくこと。なかなか針掛かりしない状況を指します。
フィッシュオン! 魚が針に掛かった(フッキングした)ことを宣言する言葉。高揚感を表現できます。
場所やポイントを指す時 あのストラクチャーを狙おう 「あの水中の障害物の周りを狙おう」という意味。具体的に狙いを定められます。
沖のブレイクを探って 「沖にある、急に深くなっている場所を探ってみよう」という意味の言葉です。
オープンウォーター 周りに障害物が何もない、開けた場所のことです。回遊魚などを狙う際に使います。
テクニックについて話す時 マッチザベイト その場所で魚が捕食しているエサ(ベイト)に、ルアーの大きさや色を合わせる戦略。
サイトフィッシング 魚の姿を目で確認しながら、狙って釣る方法。偏光グラスが必須の釣りです。

いきなり全てを使いこなすのは難しいですが、まずは「バイト!」や「フィッシュオン!」など、興奮した時に自然と口から出るような言葉から使ってみるのがおすすめですよ!


かっこいい釣り用語を覚えて楽しもう

この記事で解説してきた、かっこいい釣り用語の要点をまとめます。

  • 釣り用語には横文字や英語由来のものが多い
  • アングラーは趣味で釣りをする人のこと
  • ベイトは魚が食べる動物性のエサ
  • ボイルはフィッシュイーターの捕食シーンを指す
  • レンジは魚がいる水深の層のこと
  • ボトムは海底や川底などの水底を意味する
  • ブレイクポイントは水深が急に変化する場所
  • ストラクチャーは杭や岩など水中の障害物
  • バイトは魚がルアーやエサに食いつくこと
  • フッキングは魚の口に針を掛ける動作
  • 用語を知ると釣りメディアの情報理解が深まる
  • 仲間とのコミュニケーションが円滑になり釣りがより楽しくなる
  • バス釣りや海釣りには独自の専門用語が多数存在する
  • TPOを考えずに多用するとうざいと思われる可能性もある
  • 正しい知識を身につけて釣りの世界をさらに楽しもう

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